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流動 りゅうどう
遠坂とアインツベルンの魔術師が得意とする魔術のひとつ。
通常、自身の肉体以外の物に魔力を通した場合それによってなんらかの変化をして、その魔力を使いきってしまう。つまり魔術の効果は一時的なものであって永続はしないのだが、そこを魔力を流動させてやる事によって永続的な物にする、というもの。
柳洞寺の結界 りゅうどうじのけっかい
自然霊以外を排除しようとする法術を以って形成された強力な結界。サーヴァント達にとっては文字通り鬼門である。生身の人間には影響しない。
強引に進入すれば、足を踏み入れる度に「近付くな」という令呪を受けるのに匹敵する負荷が生じるらしい。故にセイバーですら結界を避けて正面から突入する以外ない。
クラス固有スキルとして単独行動を有するアーチャーならば多少の無理は利くが（ライダーも独自に単独行動スキルを持っていたが故に森に潜んでいる事が出来たのだろうか？）、それでも疲弊はする。
なお、結界とはあくまで境界線であるが故に、これを越えてしまえばその影響は受けない。しかも元々柳洞寺は優れた霊地であるが故に最高の召喚場所であり、内側に入ってしまえばむしろサーヴァントにとって都合の良い環境である。結界に囲まれた柳洞寺は人間でないモノを存続させるのに適しており、キャスターが消滅を免れたのもそのおかげである。
結界により寺院を密閉させてしまうと地脈自体が止まってしまうが故に、地脈の中心点として機能させるためには最低一本は道を開けておく必要がある。そういった理由により唯一結界が存在しない個所が正門およびそこへ続く参道である。
凛のケータイ りんのけーたい
やはりというべきか、カラーは真っ赤。
やはりというべきか、アドレス帳は真っ白。
ボディの形状を変化させる事によって通話相手の心情を表現するというユニークな機能を有する。嘘。
凛のシャンプー りんのしゃんぷー
ホロゥにおける、やたら人口の増えた衛宮邸のお風呂に林立するシャンプーの左の三本目と四本目。ライダーの髪を覚醒させた物。彼女によると、まるで酔っているような状態であったようだ。
ちなみに士郎の方は敏感肌になったが、凛のシャンプーのせいかライダーの髪のせいか或いは両方なのかはちょっとはっきりしない。
髪は女性の魔術師の切り札であるが故に、このシャンプーも相応の魔術品なのだろうと士郎は推測している。というか、ライダーの髪を洗うのに無断で大量に消費して、その後の凛がどんな行動にでたのかが気がかりである。
凛のパジャマ りんのぱじゃま
ねこパジャマ。いやもう、書くべき事はこれだけで充分でしょう。伝わる筈だ。
凛の梟 りんのふくろう
凛が監視役として作った使い魔。擬似生命であるが故か、小次郎に斬られても血も出なければ悲鳴もあげなかった。ただその場面の直前まで梟の鳴き声が効果音として入っていたので、鳴き声をあげて本物の梟であるように擬態する事は可能であったと思われる。
紫水晶（アメジスト）の鉱石を使用して作られており、単純ながらも監視役として優れた出来。キャスターをして作り手がもう少し無能ならば教え子にしても良かったと言わしめるほどである。
実際彼女ほどの魔術師ですら、小次郎が斬るまではその存在に気付かなかった。……というかなんで小次郎は気付いたんだ。魔術師と一般人に対して気付かれにくいように作られていたから、魔術師でもなく一般人離れしていた彼には……という事なんだろうか？ まあ、想像の域を出ませんが。
凛のペンダント りんのぺんだんと
遠坂の家に伝わるペンダント。凛が父の遺言を解読して地下室で発見した百年物の石。古代遺物としては最上級の代物。遠坂の魔術師が魔力を込めてきた宝石の中でも次元違いの力を持ち、今の凛の十年分の魔力が込められていた。
これに縁のある英霊など過去に存在してはいないので、本来はサーヴァント召喚の為の触媒として使える物ではないのだが、それはあくまで「過去の」英霊の場合。凛が意図しての事ではないが、結果的にこのペンダントの存在が未来の英霊エミヤの召喚に繋がった事になる。
どうやら凛の父が聖杯戦争における切り札となるよう凛の為に遺しておいた物らしい。故に彼女にとっては父の形見とも言える。
しかし結局彼女の戦いに役立てられる事はなく、士郎を蘇生させる為にその魔力の大半を消費してしまう事となった。
何故そこまで魔力を失ったのかというと、恐らく凛が治癒系の魔術を習得していなかった為、魔力の量に任せて自己流で強引に治療せざるをえなかったからではないかと思われる。
凛の胸 りんのむね
まだまだ育っているらしい。どうやら月姫の某ヒロインよりは将来性があるようだ。
これでファンの間でナイムネネタでからかわれる日々ともおさらば……か？
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