Fate辞典-メ

「Fate/stay night」「Fate/hollow ataraxia」の用語辞典です。

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メイガス めいがす

 魔術師の事。調べてみたところどうやら厳密には魔女のようなイメージとは異なり、どちらかというと賢者のような意味合いが強いらしい。セイバーが凛やマーリンをこのように称した事がある。
 「Magus」と書き、「Magi(マギ)」の単数形である。知ってる人は知っているでしょうが、東方の三賢者もマギだったりします。



メシ使い めしつかい

 士郎の事。命名はギルガメッシュ。曰く、セイバーのメシ使い。ネーミングの的確さ加減では彼も負けていないようだ。
 「召使い」の「召」の部分の発音が微妙に変えてある。そこにどんな意図が込められているのかは「セイバーの」と付く点から容易に想像できるであろう。



メルセデス・ベンツ めるせです・べんつ

 メルセデス・ベンツ300SLクーペ。エンジンは排気量2966cc、直列六気筒SOHCのM198エンジン。最高時速は260キロ。ガルウィングのドアが特徴的。
 両者に微細な違いはあれど、ホロゥにおける「ベンツェ」と同一の機体であるとみなしてまあ、恐らく間違いは無いんじゃないかと思う。

 第四次聖杯戦争時に切嗣が、アイリスフィールとセイバーの冬木における足として運び込んでおいた物。元々は本国のアインツベルン城にあった、アイリスフィール曰く「切嗣が持ち込んできてくれた玩具」のひとつ。
 彼女にとっては一番のお気に入りで、お城の中庭をぐるぐる回っていたという。そしてそれだけでは満たされなかった何かが第四次聖杯戦争の折、冬木の公道に開放されたようである。その様子はどう考えても命とかお金とか物の希少性とか(この車は時価1000万円を軽く超える)を正しく認識できているとは思えないのであった。

 ちなみに切嗣がこの車を使用していたのだと仮定すると、ホロゥにおけるセラの聖杯戦争で「活躍した」という言い方がイマイチしっくりこないような気がしていたので、操り手はアイリスフィールであったという真相には納得。
 それにしてもアインツベルンのホムンクルスは車好きなのだろうか? なお、ボディカラーはやはりというべきか、銀色(白銀)。



メルセデス・ベンツェ めるせです・べんつぇ

 メルセデス・ベンツェ300SLクーペ。ベンツじゃなくてベンツェ。エンジン音はセラを陶酔させ、最高時速は270キロ。Fateにおけるイリヤの移動手段に関するミステリーを解き明かした(と思う)、アインツベルンが所有するイリヤ送迎用の車両である。ちなみに森から国道へ出るまではバーサーカーに乗っているとの事。
 城から深山町にやってきた場合は商店街のパーキングに停めてあるらしい。城に居る時に何処に格納されているのかは不明。
 一応セラが使用を許されている(ちなみに免許もちゃんと持っているらしい)が、イリヤがひとりで城を飛び出して来た場合は彼女が自分で運転して来ているとの事。
 ……思うのだが「自転車であり得ない速度で爆走する長髪美女」と「高級車を駆る銀髪少女」が、密かに冬木では都市伝説となりつつあったりはしないだろうか。というか大人用の運転席であのちびっ子がどんな姿勢で運転しているのか興味は尽きない。

 ちなみにセラ曰く、十年前の聖杯戦争(第四次聖杯戦争)でもアインツベルンの為に活躍した名機だとの事。恐らくはFate/Zeroにおける「ベンツ」の事を指しているのだろう。詳細は「メルセデス・ベンツ(めるせです・べんつ)」参照。