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妖精文字 ようせいもじ
エクスカリバー(黒くない方)、アヴァロンに刻まれており、人ならざるモノの手による品である証。失われて久しいという。
ちなみに何と書いてあるのかは不明だが、エクスカリバー、アヴァロン共に書き込まれてある文字列は、少なくとも私の目から見る限りでは同一であるようだ。
容積の歪み ようせきのゆがみ(?)
※「歪み」はもしかしたら「ひずみ」という読みの方である可能性もあり
トランクに実際の許容量以上の荷物を詰め込む際にかける魔術の話の中で出てきた単語。そういう魔術の固定化に失敗したら厄介なので凛は使用しなかった。
というか凛がこの魔術を使っていたら、まさに多数の目がある空港でトランクを大爆発させたというみっともない理由で協会から追われる立場となるという結末しか想像できない。
イメージ映像でトランクを閉じようと必死になっている凛の姿が妙に面白い。ところで何故にセイバーまでトランクに詰め込まれていたのだろう。お気に入りだからか。そして旅費の節約なのか。
抑止の守護者 よくしのしゅごしゃ
カウンターガーディアン。人類の守護精霊であり、最高位の「人を守る力」。滅びの要因を排除する殲滅兵器。
該当するのは英霊の中でも信仰の薄い者だとか、或いは世界と契約し力を得る代償として己の死後を売り渡した元英雄だとか言われている。故に実はFate/stay
nightに登場したサーヴァントの中で守護者と言える者はアーチャー(英霊エミヤ)のみである。他は神性が高かったり星よりだったりといった理由から守護者として取り込まれずに済んでいる。
セイバーは元から英雄としての力を持っていたにも関わらず敢えて世界と契約した者。ただ、Fate本編においてはいずれ守護者になる事が確定している者という扱いであって、厳密には守護者ではない。
本体は英霊の座と呼ばれる高き処にある無色の力であり、人の世の滅亡の可能性が生じたあらゆる時代・場所にその分身が世に下る。
彼等が動くという事は既に悲劇が起きてしまった後である事を意味し、故に決まって地獄と化した地に呼び出される事になる。そして霊長という全体を救う為にその惨状がそれ以上広がらぬようその場にいた者達を切り捨てる……つまり善悪問わず全て抹殺した後消滅する。
なお、なったが最後個人の意思を剥奪され永遠に人間の為に働き続ける事になる奴隷に等しい存在であり、不都合があれば呼び出され、その後始末をした後に消え去る都合の良い道具である。
その在り方をアーチャーは掃除屋と皮肉っていた。
そしてそのアーチャー曰く、英霊というものは自らの意思によって召喚に応じているのではなく、他者によって一方的に呼び出されているに過ぎないとの事である。
本編に登場したサーヴァント達には生前の人格・意思が存在しているがこれは本当は例外的な事で、そもそも冬木の聖杯戦争のシステム上そうなっているからであるようだ。
つまり、彼らが聖杯を欲するのは召喚されるにあたってこれらを持ったが故である。ただしセイバーのみ、本人も述べているように自身の意思によって聖杯を得られる可能性のある場への召喚に応じている。それが可能なのは彼女が厳密にはまだサーヴァントとなっていないからである。
抑止力 よくしりょく
滅びの要因を排除するモノ。
二種類あって、本編にて主に語られているのは霊長の抑止力。霊長の存命を目的として、人間が自ら生み出してしまった「霊長を滅ぼし得る原因」を排除しようとする。故に抑止の守護者は延々と人類の醜い側面を見せられる事になる。
ちなみに人々の味方であると思われるかもしれませんが、それはある意味正解であり、間違いでもある。
あくまで霊長全体の存命を優先する物であり、その為に容赦なく切り捨てられる個人も少なからず存在する。その在り様は本編で言われていた正義の味方そのものという見方も出来るかもしれない。
その正体は全人類に共通する本能とも共通無意識とも言えるもの。ユングの普遍的無意識だとか、仏教の阿頼耶識をイメージすると良いかもしれない。
基本的にはその特性を活かして誰かを無意識下から操って破滅回避へとうまく物事を運ぼうとする。つまり、抑止力が発動するという事は必ずしも守護者が現れるという事と同義ではない。この辺の詳細は空の境界参照。
もう一つの抑止力は世界(星)の抑止力で、霊長の抑止力が人間自身が作り出してしまった滅びの要因を排除する物であるのならば、こちらの担当分野はその逆。
両者は根本的には別物なのだが、霊長と星の内いずれかが致命的な状態に陥った場合共倒れとなる危険性の高い現代においては、結果的に同じ方向に向かって行動している事になる。
四十秒 よんじゅうびょう
ホロゥにおける赤原猟犬の最大値(推定だが、魔力充填にかかった時間の話)。
或いはバゼットさんの最大値(開錠を待っていられた時間の話)。
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