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香水 こうすい
凛は魔術刻印抑制用の薬の副作用を隠すために使用している。
桜は本来の目的で使用している。ライダーにも専用のを用意したいようだが、肝心の本人はあまりその辺りは気にしていないらしい。
高速詠唱 こうそくえいしょう
文字通りのスキルなのだろう。士郎が本編で述べていたが、一人前の魔術師でも一分はかかる大魔術の詠唱を三十秒で成せるらしい。
と、こう書くと当然凄いスキルだと思えるわけですが、その本編の該当個所は高速神言との対比で書かれていたので、どうもそちらの出鱈目さの前にかすんでしまっているような気がしないでもない。なんか、使い手が不憫だ。
高速神言 こうそくしんごん
キャスターが詠唱に用いる神代の言葉。呪文・魔術回路の接続を経ずに魔術を発動する事を可能とする。
区分としては一小節に該当するが、発動速度は一工程と同等かそれ以上。しかも威力は五小節以上の大魔術に相当する。現代の魔術師達から見ればあんまりなスキルだろう。それでも対魔力を持つサーヴァント相手には分が悪い。……それこそあんまりか。
呪文自体が「神言」である為、前述の常識的な詠唱における長さ・威力に比例した区分には当てはまらない。故に本来ならばせめて凛のように相応の触媒を用意しておかねば実現不可能な、「大魔術をただの一言で発動させる」という行為を可能とするわけである。
神代の言葉なので現代人には発音できず、それ故か士郎達には聞き取る事も出来なかった。ちなみに言葉以上に脳に訴えるとかなんとか。
ゴーストライナー ごーすとらいなー
詳細不明。名前からしてどのような物であるかはある程度想像できるが、明確な説明は本編に存在せず。
幽霊と似たような物と言えなくもないが、位置付けは段違いで使い魔としては最強とされるらしい。
呼吸 こきゅう
身体能力・自然干渉にも大きく影響する要素。士郎の場合も呼吸の乱れは投影魔術の行使に影響するようで、ギルガメッシュとの戦闘時にそういった理由から急いで乱れた呼吸を正す場面がある。
西洋の術者は重視していないが、東洋においては呼吸・歩法は学んでも倣えぬ高等技術とされる。「正しい呼吸法」は各流派の秘門であり、習得できるものは一世代に一人居れば良い方だとか。
外気を体内に取り入れる事(イブキ)は外界と内界を繋げるイメージであり、吸う・吐くという動作は神を取り入れ、開放する動作の一環とされる。
呼吸や歩法、そして骨格などの要因によってその存在自体が神意を成した場合、その人物は呪文を用いずとも魔術師を上回る純粋な魔術回路であるという事になる。
通常この「体現法」は一生をかけて習得するものであるが、稀に生まれながらにしてそのように「肉体自体が魔術回路」たる天才達も居り、彼らは幼い頃から神童だの神子だのと騒がれるが、大抵は後に魔道の者達に引き取られる事となる。しかし中には誰の目にも留まらず成長し、魔術の存在など知らぬまま魔術以上の神秘に身を置く事となる者も。
葛木先生の呼吸はヒトとして理想的な物だが、彼は上記のような天才ではない。よってこれは後天的に鍛えて身に付けたモノであると思われるが、彼のような人物はセイバーのように鍛えてもそれを身に付けられない人物からすれば羨望の的であるようだ。
尤も呼吸や歩法が優れている=戦闘者ないし魔術師として優れているという構図が必ずしも成り立つわけではないようだ。事実セイバーは葛木先生の実力を知る前はその呼吸と歩法が理想的だと知りつつも戦闘能力は一般人レベルだと推測していた。
個人的に小次郎の場合この辺のスキルに関してどうなってんのか大変気になります。
心の税金 こころのぜいきん
公式サイトのスタッフ日記におけるきのこさんの言葉から察するに、心の贅肉の上位種らしいです。
心の贅肉 こころのぜいにく
凛が時々口にする謎の言葉。なんとなく言わんとするところは理解できるのだが、やっぱり不思議な言い回しである。
ちなみにあくまで"心の"贅肉であり、本当に贅肉があるみたいな事を言ったらガンドぶっ放されます。
黒鍵 こっけん
聖堂教会において使用される悪魔払いの護符の一種。代行者にとってシンボリックな道具だが、扱いが難しく物理的破壊力は低い為愛用する者は少ない。
魔力を帯びているのだが、区分としては魔術ではなくて秘跡。教会の敵の大部分は霊体や現象であるが故に物理的な攻撃力よりは霊的な干渉力を重視されている。故に刀身に魔術効果を上乗せすればサーヴァント相手でも多少の効果は望める。上級者は刀身部分を魔力で編むので携帯するのは柄の部分のみ。
士郎曰く形状は西洋のレイピアに近く刺突用だが、そのわりに刀身は太くて扱いづらく、真アサシンのダークを長剣にしたような物。重量は一キロ弱程度で切っ先の部分の重さが異なる為に重心が妙で、剣というよりは矢のようだとか。剣としての性能は低く、専ら投擲武器として使用される物なので彼の感想は当然だろう。
柄を指と指の間に挟んでさながら手から長大な爪が生えたかのように見える持ち方はカッコイイと思うのだが、痛そうだ。
ゴッズホルダー ごっずほるだー
「伝承保菌者(でんしょうほきんしゃ)」参照。
ゴッドハンド ごっどはんど
「十二の試練(じゅうにのしれん)」参照。
コピーバカ こぴーばか
すげー兄貴らしい言い方です。
固有結界 こゆうけっかい
リアリティ・マーブル。なんでそう呼ばれるのかは別のコンテンツにて説明してありますので省略。
魔術師達の世界においては最大級の奥義であり、禁忌であり、魔法に限りなく近い魔術。魔法の類の中では比較的容易なので、魔術の到達点のひとつとされている。時間操作はこの魔術の一種。
基本的に元から存在している物に手を加える事によって形成される通常の結界と異なり、使い手の心象風景を形にして現実を塗りつぶし、世界その物を作りかえる。言うなれば特定の空間を丸ごと別の空間と入れ換えてしまうようなもの。
アーチャーの腕に残されていた記録には、「魔術理論・世界卵による心象世界の具現、魂に刻まれた『世界図』をめくり返す」とあった。
ちなみに他者への継承が可能であるらしい。で、どうやらブルマが師匠の固有結界を虎視眈々と狙っているっぽい。自分で書いておいてなんだが虎相手に虎視眈々ってのも面白い。
しかし継承できるといってもそれは心象世界ごとなのかそれとも固有結界を形成する能力のみなのかという点や、継承が成立する為に必要な諸条件等の情報に関しては不明である。
世界の触覚たる精霊によって作り出された物である場合のような例外を除き、具現化された心象世界という異界に対しては世界からの修正が働く。その結果として維持には莫大な魔力を必要とし、出来て数分程度とされるのが通常。実際凛からの供給があった士郎ですらそう長時間維持できてはいない。
ならば精霊以外にとって固有結界とはなべて維持が困難な物であるのかというと、必ずしもそうではない。世界からの修正による影響を最小限に留める為に、「持って生まれた肉体の外界との遮断」は観念的にも最も無理がない点を利用した、「結界の範囲を術者の肉体内に設定する」という手法が存在する。
月姫において死徒二十七祖の十位、ネロ・カオスがこの手法を用いていた。また、衛宮切嗣の固有時制御はこれを時間操作の魔術において応用したものである。
固有時制御 こゆうじせいぎょ
衛宮切嗣が編み出した特殊な魔術。呪文においてはTime alterと称されている。
「結界の範囲を術者の体内に設定する」という、固有結界の展開を容易にする手段を時間操作の魔術に応用し、その最小規模の結界内において僅か数秒の間時間を調整するという物。結果、元が大魔術であるにも拘らず短い詠唱で起動(時間にして数秒あれば充分過ぎるほど)する事が可能。
詰まるところ、大魔術であるが故に魔力の消耗の大きさや準備や儀式の煩雑さといった問題が生じる時間操作を、本来向いてない筈の戦闘用にアレンジした我流魔術である。切嗣はこのように工夫する事で受け継いだ魔術刻印を最大限に活用していた。
この魔術を以って切嗣は、例えばケイネスとの戦闘では自身の時間を倍速にする事によって常人では不可能な高速体術を実現した。しかしそれだけならもっと初歩的な魔術によっても可能なのだが、この固有時制御は逆に体内時間を減速する事によって生体反応を希薄化させ、ケイネスの月霊髄液の索敵から逃れるといった具合の応用も可能。
ただし代償も大きく、結界が解けると調整された側の時間が外界の時間に合わせるよう世界から急激な修正を食らう為、術者の肉体は大きなダメージを負う。
その為好きなだけ時間を加速・減速できるわけではなく、現実的には加速は倍速までとされる。減速の限界は不明だが、作中では三分の一程度から等倍に戻ったケースで既に心拍・脈拍の異常、毛細血管の破断といった症状が見られている。
Fate/Zero二巻以前からもなんとなく名前から相対性理論ちっくな匂いを感じ、柳洞寺でのアーチャーの言動から察するに、少なくとも結果だけ見れば空間転移と見分けが付きにくいという事を察する事が出来たが、どうやらほぼその想像に近い物であったと言えるかもしれない。
ゴルゴン退治の宝具 ごるごんたいじのほうぐ
ペルセウスがゴルゴン退治の際に与えられた宝具。「羽のサンダル」「被ったものの姿を消す兜」「鏡の盾」「ハルペー」「キビシス」のいつつ。
ギリシャ史上これほど多くの宝具を身につけた英雄はいないという。というか、ギリシャに限らずそもそも英霊が持つ宝具の数は基本的にひとつである事を考慮に入れれば、とんでもない数だと言えるのではなかろうか。
が、いざ遭遇したゴルゴンは伝聞などとは比較にならないほどの圧倒的存在であり、これらの宝具ですら救命具程度でしかなかった。
ゴルディアス・ホイール ごるでぃあす・ほいーる
「神威の車輪(かむいのしゃりん)」参照。
壊れた幻想 こわれたげんそう
ブロークン・ファンタズム。アーチャーの必殺技で、ただでさえ強力な武器である宝具を矢として放ち、爆弾として敵の前で炸裂させるというもの。バーサーカーが迎撃せざるを得ないほどの破壊力を誇る。
しかし宝具という物は英霊にとって生前共に在り続けた半身でもあり、破壊してしまえば修復は困難である。よって本来はただ一度限りの技である筈なのだが、アーチャーが炸裂させている宝具は魔力のある限り何度でも投影できる複製品である為、この条件には当てはまらないものと思われる。故に彼ならではの贅沢な反則技だと言えると思う。
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