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黄金律 おうごんりつ
【ランク:サーヴァント】
A :アーチャー(ギルガメッシュ)
Fateにおいてはギルガメッシュが有するスキルのひとつで、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。身体の黄金比の事でもなく、「自分がやって欲しいことを人にしましょう」の事でもない。
これがAランクであるギルガメッシュは大富豪でもやっていけて一生お金には困らないとか。道理で金ピカなわけである。
ふと思ったのだが、もしも遠坂家の人間の遺伝的特質がこちらであったのなら、とうの昔に第二に辿り着いていた可能性もあったのではないだろうか。
王の軍勢 おうのぐんぜい
ランク:EX
種別:対軍宝具
レンジ:1〜99
最大捕捉:1000人
アイオニオン・ヘタイロイ。イスカンダルが真に頼みとする宝具。
独立サーヴァントの連続召喚を成すというシロモノで、集う騎兵達は皆生前イスカンダルと共に戦った者達であり、あろうことかそのひとりひとりが掛け値なしの英霊。死して肉体は滅び、世界に召し上げられてなおイスカンダルへ忠義を尽くす伝説の勇者達である。
そして彼らのみならず、後に神格を与えられたイスカンダルの愛馬ブケファラスもまたここに現れ、征服王の無敵の軍勢が再現される。
これだけでも充分かもしれないが、加えてあのギルガメッシュですら鼻で嗤ような事はしなかったあたりからも、この軍勢の格が伺えるというものだろう。
固有結界であり、具現化される世界は照りつける太陽、晴れ渡る蒼穹、吹き荒れる砂塵に霞む地平線と、とにかく広大さを感じさせられる。境界線に該当するものは描写から推測するに、灼熱の砂漠を吹き渡る熱風だろうか。
それはかつてイスカンダルの軍勢が駆け抜けた大地の姿であり、その景色は彼らが等しく心に焼き付けたもの。この世界はイスカンダルだけの心象風景なのではなく、そこに現れる英霊達にとってもまた同様なのである。魔術師ではないイスカンダルに固有結界を展開できる所以はここにある。
いわば臣下たる英霊達の、死してなお変わらぬ彼への忠義を破格の宝具と成したモノであり、統率者としてのカリスマ性の具現である。
召喚されるサーヴァントはマスター不在、単独行動E-相当のスキルを保有。ゲーム的表現だが、最大で30ターンの現界が可能である。
結界の維持については彼らの魔力の総和によって成される為、燃費は良いと言える。しかし同じ理由から軍勢の過半数を失うような事態に見舞われると破綻してしまう。
流石に規格外の大魔術だけあってか発動自体が大事であり、加えて「座」にいる英霊達に最初の号令をかけるのはイスカンダル一人。よって維持に関しては燃費が良い反面、展開時における魔力の消耗は大きいと言える。なお展開に際して魔術師のように詠唱を必要とするかのような描写は見られない。
結界解除後に再出現する際の主導権はイスカンダルにあるようで、結界展開時に取り込んだ対象を狙った場所に出現させる事が出来る。それが可能な範囲はおよそ100メートル程とウェイバーは分析している。
彼らの鏃型陣形の突撃の威力の程は圧倒的であり、アサシンの集団では数でも能力でも及ぶべくもなかった。加えて具現化され戦場となった世界が遮蔽物のない平地であったという点は、彼らにしてみれば泣きっ面にハチだったのではあるまいか。
大橋 おおはし
「冬木大橋(ふゆきおおはし)」参照。
大判焼き おおばんやき
ホロゥにて最も愛された食品? やけに食べている人を目にする。特にセイバーがよくこれを食べ歩いているのが印象深かった。
商店街の江戸前屋やヴェルデ地下食品コーナーなどで購入できる事が確認されている。江戸前屋は粒あん、こしあんのみであるようだが、ヴェルデ地下ではこれらの基本的なレパートリーに加えてカスタード、チーズ、チョコレートも扱っているようだ。全て揃えれば、かの騎士王を軍門に下らせる事も容易である。
士郎は粒あん、一成はこしあんを好む。一成はチーズやクリームは邪道とみなす。士郎もクリームは邪道っぽいと思っている。が、食わず嫌いなので食べたら食べたで美味しいと思ったようである。桜はクリームを邪道とはみなさず美味しく食べる。セイバーは……なんでも美味しそうに食べてましたね。
ちなみに桜は食べたいくせに相当な理由がないと食べられない。なお、彼女に持たせると対士郎宝具「羞恥の試練」(ルビは「人前であーん」)と化す。嘘。いや、「人前であーん」は本当ですが。
王気 おーら
こう書いてオーラと読む。
なるほど、我と書いてオレと読ませる行為に特別な思い入れがあるというよりも、そもそも特殊なルビり方が好きな人だったという事ですか?
この人なら或いは「硝る躯」を一発できのこさんの意図した通りに読んでくれるのかもしれない。
お金持ち おかねもち
ギルガメッシュの「特技」。特徴とかじゃなくて特技。いや、本当に特技として記載されてるんですってば。サイドマテリアルに。
しかし彼の場合むしろそっちの方が納得がいくような気もする。保有スキルに「黄金律」なんてのがあるのを見ると特に。
凛はお金持ちだけどお金持ちじゃないという矛盾存在。そういう意味では「 」に近いかもしれない。もしかしたらそっち方向で研究を進めた方が到達しやすいんじゃないでしょうか遠坂家は。いや冗談ですが。
「女将を呼べ!」 おかみをよべ!
それを言いそうなのはどちらかというとむしろセイ……西洋の達人の方だと思います。
お好み焼き丼 おこのみやきどん
藤ねえがかに玉を作ろうとして何故か出来上がった物。原因はよくお好み焼きを作っているのであろう若い衆との意思の疎通が上手くいかなかった事にあると思われる。
こと食事に関して弱点のないセイバーをも怯ませた。藤ねえの料理だけは例外と言うべきか。恐らく彼女はセイバーにとってどこかの洋館のメイドさん同様天敵だろう。なお、この後のセイバーの八つ当りは本編屈指の迷シーンだと思う。
ところで「食べにくい」というコメントからしてどうにか食べようという方向で考えていたっぽいあたりがセイバーらしいと思ったのだがどうか。
オド おど
魔術師が自らの体内で生成する魔力。生物の中で生成される物。生命力と言い換えても良いらしい。
小源とも称されるように、大源とも称されるマナとは量的規模に圧倒的な開きがある。
士郎や凛は基本的にこちらの魔力を魔術起動に用いている。
オ・ド・ヴィ お・ど・う゛ぃ
「Eau-de-Vie」と書き、フランス語で蒸留酒の事を指す。
かつて錬金術師達は蒸留酒をラテン語で「Aqua-vitae(アクアヴィタエ)」と呼んだという。意味は「生命の水」。「Eau-de-Vie」はそのフランス語訳である。
ただ本編ではイリヤがこの単語を口にしただけで、TYPE-MOON世界独自の設定に関しては特に言及されず。
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