TYPE-MOON・竹箒作品に関してよく見られる疑問のうち、作品中に解答が存在している・オフィシャルからの回答が既に存在している、或いはそれに近いものが存在しているものです。
前述のような回答が見当たらないので本編等に点在する情報を元に正解を推察していく、という考察とは違うので、考察コンテンツとは別個にFAQとして作成しました。
月姫
空の境界
Fate/stay night
他・複数作品共通
式と志貴と死期
式・志貴は死期に引っ掛けた名前ではないかと思っている人がいるかもしれませんが、過去のTYPE-MOONネタバレ掲示板での武内さんの発言によればこれは偶然だそうです。
志貴の名前は空の境界の主人公である式に由来するものだけど、その式の名前はそれはそれで別に意味がある、との事。空の境界を読んだ人ならわかると思いますが。
アルクェイドとアルカード
アルクェイドの名前はドラキュラ(Dracula)の逆さ読みであるアルカード(Alucard)が元ではないかと思っている人がいるかもしれませんが、こちらも過去の武内さんの発言によれば偶然だそうです。
元々はきのこさんの別の作品のキャラ名であり、それが武内さんの意見でアルクの名前として採用された模様。
ちなみにその元となったキャラは、細工園の若き当主にして月蝕剣の使い手であり、騎士団「月姫」を束ねる人物らしいです。
志貴が人外と渡り合えるのは何故か
そもそも人間である筈の志貴が何故彼等と渡り合えるのか。
その理由は遠野の屋敷に連れて来られる前にひと通りの訓練は受けてあった為だそうです。
これに関しては白本青本の用語辞典にも書かれています。また、掲示板でも過去にきのこさんが説明されています。
さつきルートはないのか
ないのです。しかしお話自体はほぼ出来ている模様。ファンの応援があればいつかは…?
さつきがロアの支配から逃れられたわけ
これは月姫本編の秋葉ルートで、夜の校舎での戦闘が終わった後にシエル先輩が教えてくれます。
霊的ポテンシャルが優れていたからいきなり親である吸血種の支配から逃れる事ができたとか。
さつきの決めゼリフはどこでみられるのか
「逃げれば? いまなら見逃してあげるわよ、先輩」
第2回人気投票の投票画面にあるさっちんのこの決めゼリフ、一体月姫のどの場面で見られるのか。
過去にこの事がTYPE-MOONネタバレ掲示板で話題になったことがありました。
で、きのこさんが回答してくれたんですが、それによるとなんでも問題のセリフは月姫本編からではなく幻のさっちんルート「8/プラネタリウムII」から抜粋したセリフなのだそうです。
固有結界・枯渇庭園とは
こちらも第2回人気投票の投票画面から。先のセリフ同様さっちんシナリオで見られるらしい。よって本編では登場しません。
具体的にどんなシロモノかは…実は過去にTYPE-MOONネタバレ掲示板で考察してた人達が正解に辿り着いてしまい、きのこさんがさっちんシナリオの見せ場のひとつなので忘れて欲しいと言っていたので敢えてここでは書きません(笑)
どうしても詳しく知りたい人はネタバレ掲示板の過去ログを探してみてください。
「シエル」は「弓」か「空」か
スタッフ座談会シエル編にて詳しく書かれてましたが「弓」と称されるシエル先輩、実際にはその名「シエル」が意味するところは「弓」ではなくて「空」であり、「弓」は「ラルク」。
この間違いに気がついたときには既に修正が効かない時期であったため、シエル先輩はそのままシエル先輩として月姫が世に出る事となったそうです。
これをラルク・アン・シエル事件と称するらしい。
ロアの死後、シエルは不死でなくなったのか
シエルルートやアルクルートでのロアの死後、シエル先輩は矛盾から開放されてその不死性は失われたのかどうか。
この事に関してもスタッフ座談会シエル編できのこさんが、不死性は失われたと述べています。
それでも彼女は魔術師として桁外れに優れてるし、相変わらず強いとか。
また、歌月十夜・茶道室での炎のクロスカウンター編でのシエル先輩とアルクェイドの会話や、同人誌「宵明星」に収録されたきのこさんの小説「Talk.」においても不死でなくなった事が明言されています。
シエルトゥルー後、志貴は回復したのか
シエルトゥルーエンドのテキストを読むと、深読みすれば実は志貴は助からなかったのでは、と解釈できないでもない。
しかしきのこさんが過去にTYPE-MOONネタバレ掲示板でそれを否定していたので素直に志貴は回復したのだと解釈して良いみたい。
心配していた人はご安心めされ。
黒鍵の色は黒か銀か
竹箒さんの掲示板できのこさんが銀、と回答されています。
実際黒鍵の刀身が黒であるという描写は無かった筈。
シエルルートの茶道室でシエル先輩がロアに滅多刺にされるシーンでそれっぽい描写がありますが、あれは恐らく茶道室が暗かったため、シエル先輩の血に濡れた刀身が黒く見えたという事ではないだろうか。多分。
後は「黒鍵」という名前が誤解を生みやすかったのかもしれません。
第七聖典はロア以外にも効果があるのか
過去のきのこさんの発言によれば、確かに第七聖典はロアにとっては決定的な武器ではありますが、別にロアでなくとも霊的ポテンシャルの高い存在には高い効果があるようです。
人間にとっては単なる物騒な武器でしかない模様。
"七"は完全数じゃない?
随分前に書いたやつですが、詳しくはこちらを参照。
ただ、この事に関しては掲示板等でオフィシャルな回答が得られたというわけではないです。
が、月姫本編のテキストには数学的意味での完全数を指しているとはヒトコトも書かれていないし、あの場面で唐突に脈絡も無くそちらの完全数が出てくるのは不自然。
なんでとりあえず、完全数じゃないじゃんってのは読み手の誤解であり、書き手側は最初から回答を提示してるも同然と判断してこの項目をFAQに入れました。
四季・秋葉の母親は?
冒頭の、学校から遠野の屋敷へ久々に帰るシーンでのモノローグにて、秋葉を生んでからすぐに病気で亡くなっている事が明らかにされています。
秋葉は志貴の子供を身篭ったのか
秋葉トゥルーエンドですが、そういうふうにもとれないでもない内容ではあります。
しかしきのこさんが過去にTYPE-MOONネタバレ掲示板でそれを否定していたのであれはそのまんま、志貴が生きているという事を感じ取った、という解釈で良さそうです。
秋葉の式神行使ってなに?
第2回人気投票の投票画面から。これに関して詳しくはこちらの仮説3を参照。
何気に本編でも使われていたわけですね。
秋葉はどうやって志貴を蘇生させたのか
恐らく共融の能力によると思われますが、同じ共融でも四季のそれとはどう違うのか。
この解答は上の秋葉の式神行使ってなに?の項での解答と同じになると思いますので、そちらを参照してください。
秋葉は槙久の暗示にかかっていたのか
四季が秋葉も暗示にかかっているとか言っているシーンがありましたが、実際にはかかってなかったみたいですね。
そもそも秋葉ははじめから全て知っていて知らないふりをしていただけのようだし、秋葉ルート終盤の、秋葉視点での幼年期の回想を読む限り暗示を受けたととれる描写はありません。
それに翡翠と琥珀さんも暗示を受けていませんしね。
槙久は何歳で死亡したのか
正確な年齢は不明ですが、志貴が遠野家の家系図を見るシーンで、50前に死亡したという事が明らかにされています。
殺人鬼同士の会話シーンの真相
過去のTYPE-MOONネタバレ掲示板でのきのこさんの発言によれば、あれは志貴が琥珀さんに薬で操られた結果であり、共融していた志貴と四季が見ていた共通の夢の中での出来事だった、とかいうわけではなくて現実の出来事である模様。
また、漢話月姫第6回(月姫読本PlusPeriodに掲載)においても同じ事が語られています。
しかしあの志貴があんなに大量の缶コーヒーを買う金をよく持っていたものだ(笑)
ちなみに路地裏の死体は志貴ではなく四季の仕業だそうです。薬でおかしくなってる志貴が自分がやったのだと勘違いした模様。その後、四季と遭遇…という流れであるらしいです。
そういえば四季が「戻ってきてみれば同類とでくわすとは」みたいな事言ってましたよね。
路地裏は四季のねぐらではない。では他に「戻る」という表現が用いられるとしたら、自身が殺人行為を行った現場が有力でしょう。
十七分割後の血の付いた服はどうなったのか
これに関して私が昔考察したのがコチラ。
しかしこれを書く以前にきのこさんがTYPE-MOONネタバレ掲示板で上記のようないきさつが真相である、と解説されてました。
そのきのこさんの発言を見るにはログをかなり遡らなければならなかったので気付かず、既に解答が出てる事柄に関して考察してしまうという間抜けっぷり。ああ。
都古は登場しないのか
志貴がお世話になった有間家の娘である都古ちゃん。
選択肢次第で登場するのだろうか…と思っている人が居るかもしれませんが、残念ながら存在がほのめかされるだけで直接登場はしません。
都古は小学生か中学生か
小学生といわれたり中学生といわれたりしてる彼女ですが、正しくは小学生である事が歌月十夜のデイリーメッセージにて明らかにされています。
歌月十夜のデイリーメッセージにエル・ナハト編はないのか
ないそうです。入れ忘れたのだそうで。
エル・ナハトはどんな奴か
で、そのナハトはどんな奴なのかというと…
奇怪さではスタンローブ・ブラックモア・ワラキアに並ぶ嫌な死徒で、すっげぇはた迷惑なドッペル君。
本体はすぐに死亡する為呼び出す端末だけが生存、鏡張りの牢獄に封印中。このナハトの胃で作った召喚書である「胃界教典」は同時に彼のふたつ名でもある。
埋葬機関の一位・二位は彼を持って戦闘に赴く場合もある。その場合事実上無敵。
きのこさんが掲示板で回答された内容をまとめるとこんな感じです。
レンは現実世界でも人間形態になれるのか
第3回人気投票の投票画面にて可能である事が明らかにされています。
もっと詳しく言うと元々人間形態になる事自体は可能であったものの、エネルギー切れ寸前だったためあまり頻繁にはなれない状態だった。
そんな時新たに志貴と契約してエネルギーを供給してもらえるようになった結果、頻繁に人型になる事も可能となった、という事であると思われます。
オルトはアリストテレスなのか
漢話月姫第5回(月姫読本PlusPeriodに掲載)の欄外注釈ではアリストテレスであると書かれています。そしてこの記事を担当された方からいただいた情報によれば、記事中では言及していないもののオルトがアリストテレスである事に関してはインタビュー時に確認を取られたとの事です。
ただしインタビュー後現在に至るまで設定が変わっていないとは断言できないので、2001年5月14日当時の情報ではそうであったととった方が良いかもしれない、との事です。
月姫世界での最強キャラは?
彼等の能力を考えると誰が最強とは言い難いのですが、過去のきのこさんの発言によれば能力の相性問題等様々な要因を排除して、単純に戦闘での強さでいうならオルトらしいです。
ちなみにアルクェイドと青子先生では7:3でアルクェイド。ただ、下手をすると青子先生にやってほしくない事をされる可能性があるのでアルクェイドは敬遠してるんだとか。
空想具現化・固有結界の詳細な原理
これに関しては以前本家のネタバレ掲示板で自分なりの考察を書いた際きのこさんから正解のお墨付きを頂きましたので、当時書いたやつを再構成した文章をここでまとめておこうと思います。
ただ、正解と言ってくれただけであってきのこさん自身が解説してくれたわけではなく、それゆえ細かい部分は公式設定と違っている可能性がありますのでご了承ください。
まず、これらがいかにして世界の在り様を変えるのか、その原理に関するヒントはスタッフ座談会アルクェイド編でのきのこさんの発言にありました。いわく、マーブル・ファンタズム及びリアリティ・マーブルの「マーブル」とは「ダンゴ現象」に由来すると言う事。そしてもうひとつのキーワードが「確率論」。
まず最初に、マーブルの意味するところ。ひとつは大理石。もうひとつはおはじき。とりあえずこれに関しては置いておく。
次に、ダンゴ現象。これはもうひとつのキーワードである確率論と絡めて調べた結果、ビンに二種類の、例えば白と黒のおはじきを同数入れてかき混ぜるとチェッカーフラッグやチェス盤のように白黒綺麗にわかれたりはせず、あちこち偏りができてしまう現象の事を指すと思われる。
このことからマーブルは「おはじき」を意味するものだろう。
ちなみに掲示板に書きこんだ当時はこのビンに〜という実験のソースがどこだったかわからなくなったのでとりあえずソースが手元にあった0と1がそれぞれ50%の確率で出現する場において、そのどちらか一方がたまたま何度も連なって出現する現象を例にあげました。
ともかく白と黒、両者が50%ずつ出現するという自然法則に支配された状況下においてもダンゴ現象のようにまるで人の手が加わってるのではと疑ってしまうような状況が起こりうる。
例えば本当に偶然と偶然が重なり合って生み出された、まるで人工物のように見える自然物というのも存在している。ならばもしも確率に干渉する事ができればブリュンスタッド城等を具現化できても不思議はないかもしれない。
よって空想具現化や固有結界とは世界に接続する事によって数多の事象が発生する確率に干渉し、それによって偶然中の偶然とも言える事象を意図的に発生させるというものであると思われる。
二年三組か二年C組か
志貴のクラスは二年三組だが、シエル先輩のクラスは三年B組とある。では、志貴のクラスは本当は二年C組の間違いだったのか、或いは逆にシエル先輩のクラスが三年二組の間違いだったのか。
これに関しては漢話月姫第6回(月姫読本PlusPeriodに掲載)にてきのこさんが回答されています。なんでもきのこさんが通っていた学校では学校側がアルファベットでクラスわけしていたそうですが、それでは差別的なイメージがあると感じた一部の生徒が数字で呼び、気にしない人はそのままアルファベットで呼んでいたのだそうです。
なので作品中でもそのようにしたら、後で一般的な慣習ではなかったのだと知って逆に驚いたのだとか。
志貴は何故結界を越えられたのか
夜の公園でシエル先輩が張った結界を志貴が越えて中に入ってしまうシーンについて。これに関する解答は月姫読本の完全攻略フローチャートのシエルIIに掲載されてます。内容はこのような感じです。
…はい、やっちまいました。とうに月姫読本に解答が掲載されていた事柄に関して考察してアップしてしまったわけです。読本が出たのは月姫をコンプリートしてからだいぶ経った後だった為に攻略フローチャートをホトンド読んでいなかったのでこんなマヌケを。そういや以前にも同じようなミスをしたっけな…あぁ、もう(汗)
十七本の線を切ったら十八分割ではないのか
回答としては、十七分割で良い、という事になります。詳細に関しては漢話月姫第6回(月姫読本PlusPeriodに掲載)を参照してください。
で、ここから先はオフィシャルな回答ではないのでご注意。
実際十七本の線を切って十七分割というのは有り得るのかどうかという点に関してですが、個人的には有り得ない事もない、と思います。
例えば円形のケーキに時計が「三時」を指している時の針と同じ形の切れ目を入れてやれば、切れ目は二本ですがケーキは二分割されます。よって十七本の線の内二本の線が交差せずに接しているだけであれば或いは。と。
また、この辺の考察に関してはLEAFGUNさんの月姫ページにてわかりやすい図が掲載されていますので参考までに。
イチゴさんの絵の具
歌月十夜で志貴がイチゴさんから絵の具を貰う事がありますが、アレはボツになったイベントのフラグだけ残された結果なのではとか、いやボツになってはおらず実はまだイベントが、とかそういうわけではなく。
きのこさんの発言によれば、イチゴさんは自分のお気に入りの小物を一方的に押しつけるという変わった愛情表現をする人だから、なのだそうです。
真祖ビームとは何か
月姫通信3号のきのこさん担当ページにて話題になっていた真祖ビーム。具体的に何の事なのかというと、「同人ゲームマニアックス2」という本に掲載されていた座談会によればアルクェイドの「魔眼」のメルブラでの演出案のひとつであった模様。
画面全体をフラッシュさせて相手を動けなくするか、レーザービームを撃つかのふたつがあって、後者が即ち「真祖ビーム」。なんというかまあ、やはり冗談半分ではあったようですが(笑)
結局これは採用されなかった……というか、魅了の魔眼自体ゲームには入ってませんでした。
月蝕は何時の話か
どうもここでの志貴と青子先生との会話を読んでいると、「月姫」の直後だとした場合微妙に噛み合わない気がするのではないかと思われます。
この件の回答は、昔一部の人に配られたflagmentsというコピー誌に掲載されていた「茸の境界」の「3/虚言残留」にて。それによると月姫2が終わった次の日だそうです。なお現在、このコピー誌の一部(件の記述を含む)が月姫読本PlusPeriodに掲載されています。
魔剣リアル・オブ・ザ・ワールド(真世界)とは
リアル・オブ・ザ・ワールド(真世界)といえば、真祖が星をこの状態に戻す事を目的としている事が歌月十夜にて明かされている。が、その名を冠する魔剣とはなんぞやというと、それについて述べられていたのは以前メロンブックスさんのサイトにて掲載されていたインタビュー記事の中。
それによると「Notes.」は実は物語の終盤に「タイプムーン」と呼ばれる存在(「TYPE-MOON」というサークル名(現・ブランド名)はそこに由来していると言う)がその正体を明かし、その名の魔剣を所有しているのだとか。
ただし記事中で言及されていたのは所有者と魔剣の名だけであり、これがどういう能力を持った魔剣なのか、月姫世界における真祖とどのような関係があるのか、この話に出てきたタイプムーンとは朱い月本人だったのかそれとも別の存在だったのかなどは、今なお明確な回答はありません。
橙子さんの髪の色
竹箒さんの掲示板での武内さんの回答によると、過去に公開されていた絵では橙子さんの髪はその名の通りオレンジ色でした。が、実際には今現在公開されている絵のように水色で良いのだそうです。
らっきょという略称であるわけ
「空の境界(からのきょうかい)」を略して「らっきょ」。なのはわかりますがそもそもなんでこういう略称にしたのか。
過去の公式掲示板でのきのこさんの発言によると、空の境界を書いた当時「自分が関わるモノのタイトルには食べ物を絡ませたい」という信念を持っていたからだそうで。曰く、「ナス
で きのこ だから」。
ちなみにその時の書き込みでご本人も仰ってますが、後に月姫でその法則が崩れています。
士郎は魔術師の家系の生まれなのか
ビジュアルファンブックのインタビュー内にてきのこさんが否定しています。普通の家庭の子供だったようです。
その割には魔術回路を二十七も持っていたりしますが、その理由については想像は出来ても公式な回答は特に無かった気がします。
「後日談。」などのEclipseのエピソードの位置づけ
過去にとらのあなさんにて配布されていた無料情報誌に掲載されていたインタビューにて、「後日談。」を含め「Eclipse」はあくまでおまけエピソードであって「Fate/hollow
ataraxia」との直接的な繋がりは無いと回答されています。だからこそ本編とは別に存在しているという事であるようです。
現在はとらのあなさんのサイト内のFate総合情報ページ「GOSPEL」にてその内容が掲載されています。
ギルガメッシュがいない世界でのわくわくざぶーん
ご存知の通りわくわくざぶーんのオーナーはギルガメッシュである。だが彼が生存するエンディングは「Fate/stay night」には存在しない(バッドエンドは除く)。ならばどのエンディング後でも冬木にざぶーんが建造される事はありえないという事になるのだろうか?
この疑問に関しては過去きのこさんが、竹箒日記にて解答になりそうな言葉を書き込んでいます。曰く、「わくわくざぶーんは出来上がったものをヤツが強引に買い取った」との事。
あくまでそれ以上の回答はありません(このコンテンツの性質上その点は強調しておかねばなりますまい)でしたが、これだけで充分察しはつくのではないでしょうか(と、私は思うって事で)。
第六次聖杯戦争は起きるのか
ホロゥ発売以前、公式サイトのスタッフ日記にきのこさんが書き込んだ発言によれば、起きないそうです。どのルートの後でも。しかし、何故起きないのかその具体的な理由に関してまでは触れていませんでした。
余談ですがこの時の書き込みによると、ホロゥに登場する「ヘヴンズフィール」という単語は「聖杯戦争」の英語表記として使用されているとの事。大聖杯を作った家の人たちは冬木で起こる聖杯戦争を「ヘヴンズフィール1」「ヘヴンズフィール2」とか呼んでいるのだと思ってほしいとか。「思ってほしい」という言い方をされていたあたりそれが公式設定なのか例え話なのかはわかりませんが。
バーサーカーVS筋力・宝具がB以下のサーヴァント
作中に登場した内で通常攻撃・宝具がBランク以下であるサーヴァント達は、果たしてバーサーカー相手に勝ち目はあるのだろうか。コンプティーク2006年3月号における回答によると以下の通り。
■いくらか勝ち目はあるサーヴァント
―――― ランサー
ルーン魔術と宝具の組み合わせにより一時的にAランクに届くとの事。
■条件次第でダメージを与えられるサーヴァント
―――― キャスター
セイバークラスの前衛がふたりほどいれば大魔術によってダメージを与える事は可能。ただし、2〜3回が限度だとの事。
■単体では勝負にならないサーヴァント
―――― アサシン・真アサシン
特にアサシンに関してはバーサーカーとの相性は最悪だと述べられている。
ならば何故作中でアサシンこと小次郎はバーサーカーを撃退できたのかというと、地形の有利とキャスターによるバーサーカーへの重圧があったおかげだとの事。それでも前述の相性を考えれば充分凄いのだそうですが。
久遠寺有珠は魔法使いなのか
魔法使いの夜の登場人物の一人である久遠寺有珠。
過去の武内さんの発言によれば彼女は魔法使いではなく、魔術師だそうです。
月姫世界と空の境界世界の違い
月姫世界と空の境界世界、両者は全く完全に一部の隙も無く同一である、というわけでもなく。基本的には同じ設定でありながら微妙に異なる点もあったりするようです。
巫浄に関してもそのひとつで、過去にきのこさんが浅神、両儀、七夜は超能力者を生み出す家系だが、空の境界の巫浄は魔術師の家系である、というような発言しています。
他には青子先生の年齢設定も両世界では食い違っており、空の境界の方の彼女は志貴よりも少し年上程度らしく、未だ三咲町で修行中の身であるとか。ミス・ブルー等の呼び名もまだ無いそうです。
サーヴァントの強さ
あくまで例え話ですが、プレミアムファンブックにてきのこさんが戦闘機一機分と述べています。個人で対抗するには巨大すぎる力、しかし街を壊滅させるには複数回の補給を要する。
よって単純な破壊力では近代兵器の方が上回る物が多いが、しかしサーヴァント達は基本的に霊体であるが故に通常攻撃が効かないので未だに最強だとの事。
また、戦闘機が機体によって異なった兵器を搭載されていたりもするように、サーヴァントもそれぞれ異なる宝具を持っていたりするといった話も。
ちなみにサーヴァント一騎あたりの力はアルクェイドの四分の一程度(猫アルクとの比較の場合だと二分の一だそうです。ええぇえぇっ)で、彼女と戦った場合二対一であればひとりが堪えている間にもうひとりが……といった感じで勝つ事も有り得ないではないようだ。
なお、この例え話におけるアルクの出力はコンプティーク2005年9月号掲載の無限の解析によれば、30パーセントを想定しているとの事。
サーヴァントとガチンコできるキャラ
Fate以外のTYPE-MOONキャラでサーヴァントとガチンコできるキャラはというと、コンプティーク2005年9月号掲載の無限の解析におけるきのこさんの回答によれば以下の通り。
【前提条件】
・一対一での戦闘
・サーヴァント側の宝具はきわめて平均的な物(※)
■戦えるキャラ
―――― 死徒二十七祖のほぼ全員・軋間紅摩・蒼崎青子
■防衛戦であれば戦闘にはなるキャラ
―――― シエル・「両儀式」
ちなみに式と志貴はサーヴァントには及ばないようです。
※「平均的な宝具」について
コンプティーク2005年10月号掲載の無限の解析におけるきのこさんの回答によれば、ブロークンファンタズム・風王結界・投げる方のゲイボルク等のように能力を数値化できるタイプで、ランクはBを想定しているとの事。
効果が概念的な物、通常のゲイボルクのような運命干渉系の物は特殊なタイプなので今回の話の場合該当しないようです。
シエル先輩と言峰に面識はあるのか
この二人に面識は無いそうです。TECH GIAN2005年2月号のメーカーページにて、ネコアルクがそのように回答しています。
個人的には辛党同士(?)繋がりがあったりするのかな、などと思っていたりもしたんですが。
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