月姫に登場する数字の意味を調べてみた。といってもネットで検索して得られるレベルのものだし、私自身勘違いしてる可能性もあるのでその辺を考慮に入れて読んでやってください。
【7(完全数)】
■聖書において完全なもの、完璧なものを表す。
■神を意味する"3"(三位一体)と世界を意味する"4"を足したもの。
■基本的に良い意味で使われるが、意味が逆転する場合もある。(七大悪魔、七つの大罪など)
数学の世界において完全数とはその数以外の1を含む全ての約数の和が元の数になるような自然数の事を指す。だから月姫で7が完全数だとされてるのは間違いだと誤解してる人も居るかもしれないが、月姫では上で述べたような聖書における完全数の事を言っていると思われる。
【666(獣の数字)】
■"6"という数字は聖書において神が6日目に人間を作った事から人間を意味する。(完全数7より1少ない事から不完全を意味することもある)
■その"6"が"3"つ並ぶ。つまり"666"は神に作られた存在である人間が自らの力で神の位置に立たんとする事を暗示する。
■神の数字が"3"であるからその倍数である"6"は神を分裂させる事を暗示し、不吉がられる事もあるらしい。
■666を天地逆転させた999も不吉なものとされるらしい。西暦999年には終末思想が流行ったというし、1999年に関しては敢えて言うまでも無いだろう。
【七夜】
"ななや"で辞書を引いても見当たらない(辞書によるかもしれないが)。同じ字で"ななよ"とか"しちよ"ならばあったがあまり関連性は感じられなかった。
そこで七つ夜の"七つ"で引いてみる。すると昔の時刻の呼び名で今の午前もしくは午後4時を意味していると記述されている。
ということは"七つ夜"とは午前4時を意味しているのではないだろうか。そうなると七夜との関連性も感じられる。彼らは暗殺者であると思われるから、人の寝静まった時間帯に活動していたというイメージがしっくりくる。
志貴の回想で七夜一族が主に夜に活動していた事がはっきりしているのでこれを裏付けていると思う。
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