シエル(Ciel) しえる
年齢:月姫本編では24歳くらい?
誕生日:5/3
血液型:O
身長:165cm
体重:52kg
スリーサイズ:B85 W56 H88
クラス:3-B
志貴の学校の割と正体不明な謎の先輩。実は埋葬機関第七位の代行者。第七聖典の所持を許される。本名はエレイシアで、シエルは正式ではないが洗礼名であるらしい。
基本的にどんな武器も使えるそうだが「弓」という異名の通り飛び道具を愛用。代表的な例は黒鍵。特に銃器が好きで、自身が使用するだけでなく第七聖典をあのようなゴツイ風貌に改造したり、エンハウンスの聖葬砲典のメンテナンスをしているらしかったり。黒い銃身の使用も許されているっぽい。
ロアの転生体との疑いのある志貴を監視する為に暗示を駆使して潜入しているので正式な生徒ではない。それゆえ授業に出席する必要もないのだがこっそり後の席で楽しんでたりする。また、様々な厄介事を解決してくれる為生徒からも教師からも頼りにされる人気者で、影の生徒会長とまで言われていたりも。ちなみに茶道部とその部室の存在は暗示を駆使して強引に作り上げた物、らしい。
なんというか、ちゃっかり学校生活を楽しんでいるようだ。それが自分の失ってしまった物であるが故だろうか?
代行者としての彼女は機械的な印象だが普段の彼女はとてもほんわかとした優しい先輩である。志貴に惚れたのは自分同様死を経験していながら自然体のままでいられる彼に興味を持ったのがキッカケであるようだ。
元々はフランスの片田舎のパン屋の娘で、ごく普通の人生を送っていた。容姿は東洋人だった母親譲りであるらしい。瞳は青い。
16歳になった頃にロアとして覚醒、両親をはじめ街の人達を殺してしまう。その間も「自分」という物は残っていたが、それを放棄してしまえばさらに残酷な行為を行うであろう事は明白であった為、狂う事もできずただただロアと化した己の行為を見続けるしかなかった。結局それはアルクェイドに殺害されるまで続いた。
その後遺体は吸血鬼から人間に戻った珍しいサンプルとして教会に回収されたが、3年後に蘇生。教会側はあわてて彼女を殺そうとするのだが、1ヶ月の間如何なる手段をもって何度殺しても蘇生してしまう。結果埋葬機関に任され、「矛盾」により不死となった事が明らかになり、そこに利用価値があると考えたナルバレックの意向によって埋葬機関入りする事になった。
志貴によれば彼女は年下のようにも年上のようにも感じられるとの事だが、肉体年齢は16歳の時点で止まっているが、実年齢は志貴よりも上なのだからあながち間違いではない。……って肉体年齢は秋葉と同じなのか。そう考えるといかに秋葉の発育が(以下省略)
無類のカレー好き。その原因はきのこさん曰くナンを敵視していた父によってカレーから長い事遠ざけられていたところに埋葬機関の初仕事としてインドの死徒カリー・ド・マルシェを討伐に向かった際にカレーとの衝撃的な出会いをした為であるらしいのだが……そもそもウソツキ星人の異名を持つきのこさんの話なのでカリーの存在自体どこまで信じて良いものやら。ちなみに将来の夢はカレー屋ではなくケーキ職人だとか。
本来ロアは社会的地位の高い家の人間に転生するのだが、前の代のロアが次の転生体に関して肉体的にふさわしいという条件しか決定されていないまま滅ぼされ、しかし彼にとっては怪我の功名か、普通の家庭の子ではあるが肉体的ポテンシャルは初代に匹敵する子供に転生。それがシエル先輩(エレイシア)であった。
どれほど優れた肉体の持ち主であるのかと言うと、一個人の魔力のキャパシティが通常の魔術師の100倍ほど。ロアの魂が去った後でなお蘇生してしまうほどの生命力の高さと関連があるのだろうか? ちなみにたいそう食いしん坊でもある。また、若くして埋葬機関の代行者になれるほどに運動神経も優れている。
ロアから魔術に関する知識などを受け継いでいるが、勿体無い事にあまりそれを利用したがらない。知っているだけで使った事のない魔術の方が多いくらいであるらしい。もっとも、ロアに関する事は彼女にとって最悪の記憶であるので無理からぬ事かもしれない。
ちなみに格闘技術に関してはあくまで教会で鍛えて得たものである。という事はロア自身の格闘技術はそうたいしたものではなかったのではないかと思われる。
トレードマークの眼鏡は戦闘時には外している。そもそも彼女の不死の特性からして視力が低下するとは考え難いので伊達なのかもしれない。
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