メルブラトーク(3)

 MELTY BLOOD(メルティブラッド)に関するいつものネタバレトーク。
 順番はテケトーです。

 その21 限定解除

 その20後半での限定解除繋がりで……ていうか最初この単語の意味はよくわからなかったんですが、ようするにリミッター解除って事みたいですね。
 で、そうなった志貴にはシエル先輩と言えどもかなわないらしい。つまり、普段のままだとまだシエル先輩が上だけど、ポテンシャルは志貴の方が上という事ですかね。シエル先輩はさりげにその辺見抜いていたわけだ。
 まあ窮地に立たされるととんでもねぇ戦闘能力を発揮する、所謂主人公パゥワァを意図的に引き出した状態なわけですから、そりゃシエル先輩だって勝てないのも無理ないです。

 ところで主人公パゥワァという言い方で思い出したんですが、単に志貴がお話の都合上ここぞという場面ではきのこさんから優遇されてるだけで、実力はたいしたもんじゃないと思っている人もいるかもしれませんが、私は違うと思ってます。
 優遇されてるが故に良い結果を出せるという側面は勿論あると思いますが、だからこそ彼の実力が低いとするのは早いかと。
 何故なら本当に実力がないのに主人公だと言うだけで勝ってしまったら、お話が薄っぺらなモノになってしまうから。説得力が無い。勝つ可能性も負ける可能性もある場で、勝てるだけの潜在能力が備わっているからこそ勝たせても不自然ではないという事で。
 ていうか選択肢を誤ればバッドエンドになったりするわけで、実際負ける可能性もはらんでるわけだから主人公的に都合良く勝っていると考えるのはその時点で間違いかもしれない。

 で、志貴の全開モードって具体的にどの位のレベルなんだろうと考えてみる。そういえば歌月では10mも跳躍してたりしましたっけ。これって式に匹敵するレベルですやね。
 夢の中だから、と本人は思ってたようだけど、レンの夢は出演者に夢だと気付かせないようにしてあるようなので、本人の能力の限界を超えた行動はできないようになってる可能性が高いと思う。
 って、これは前にどこかで書いたような気もしますが、まあ良いか。

 ともかく、いずれ殺人貴として有名になり、二十七祖の中でも特に武闘派っぽい黒騎士とライバル関係になったりするからにはソレだけのポテンシャルがあって当然と言うべきか。

 ていうか、そのレベルになるのはいつの日か。


 その22 限定解除(2)

 秋葉との戦闘後、彼女の能力の事を考えるとどうも会話がのんびりしてるなあとか、実際彼女が闘ってもあんまり強くないような、と思ってたら、どうやら秋葉も普段は無意識に能力を抑制していたらしい。なるほど。
 ああ、だからこそ四季を処断する場面では琥珀さんを同伴させていたんだろうか。能力を覚醒させても自分ひとりでは限定解除できない状態だったから、彼女の感応能力によって……って事で。
 ロアを取りこんでしまう前はそもそも単独での能力発動自体できなかったという可能性も考えられますが。


 その23 何の為に能力を覚醒させたのか

 メルブラのストーリーパートって歌月同様、プラスディスクのげっちゃで言われていたアルクグッドへ至るシナリオの改変版、いわば正史月姫に連なるモノって事で良いのかな?
 だとすると秋葉が能力を覚醒させているのが不思議だったり。私はここで考察したとおり秋葉は本来能力が眠ったままの状態が自然な筈であると思ってるので。
 彼女が能力を覚醒させたのは四季を処断する為なわけだから、弱ったアルクと志貴ではvsロアでの決定打に欠けて苦戦、そこへ秋葉が掛け付けて……なんてシーンがあったりしたんだろうか。

 そういや秋葉ってロア寄りの四季を見た事がないんだっけか。遠野ルートでの容姿はロアの覚醒が不完全故に彼本来の好みに沿ったものらしいから、秋葉も多分ああいった感じの姿を想像していた筈。
 だったらあのロアを見た時には相当驚いたかも……。


 その24 アルクェイドの3割

 ワラキアではアルクェイドの肉体の力を引き出せて3割程度らしい。なるほど、アルクと闘った時は彼女が手加減してくれたから、という事で説明はつくけどワラキアがアルクの形を取った時はそれは有り得ないのでどうして勝てたのか不思議だったんですが。
 それでも元がアルクなだけに、3割以下の力しか出せてないとはいえ勝てたってのはとんでもない事だと思いますけど。

 ちなみに肉体自体の基本能力は志貴の方が上なんだとアルクが言ってた筈なんで、3割ってのは肉体そのものの運動性能の事ではなくて、肉体に備わっている、世界から力を汲み上げる能力に関して、と言うべきだろうか。

 ところでワラキアアルクが志貴・シオンと良い勝負だったという事から察するに、アルクは人間の身体能力の限界クラスの力を引き出した状態ですら全力の3割以下でしかないって事になるんだろうか。
 いや、格闘技術なら志貴達の方が上であろう事を考慮に入れると、技術で上回る相手に対してパワー・スピードで上回って強引に互角の闘いに持ちこんでいるという事になるわけだから、人間の限界以上という事になるのか。
 ひょっとして全力出せたら音速の壁を超えられるんじゃ……。


 その25 固有結界の規模

 番外編で書いた時はあくまで推測であって、あんなでかい規模の固有結界の実例が提示されていたわけではなかったんですが。
 今回のワラキアの固有結界がどうやらその実例になりそう。三咲町を丸ごと覆ってしまうほどの規模である事から、使い手がある程度高レベルであれば実際に直径がキロメートル単位になるような固有結界も充分あり得るって事なんでしょう。
 そういえば二十七祖クラスで固有結界を維持できる時間は数時間程度だという話ですが、彼の固有結界も一晩限りのモノだという事からそちらとも計算が合いますな。
 しかし改めて考えてみると凄いな……そんなデカイ異界を数時間も維持するなんて。


 その26 固有結界を利用した魔法

 ワラキアの固有結界の効果を考えると、条件さえ揃えば魔法を使う事だってできるのかもしれませんね。なんせアルクになって空想具現化を使う事もできたわけですから。
 けどその為には魔法使いとその魔法を知る人物がいて、更にその魔法使いが噂になっていなければならない。よって現実的にありえないことでしょうけど。
 ていうか、魔法を知る人物がいる時点で魔法ではなくなってしまうんだっけか……。理屈の上では可能だが、ワラキアの手によって使えるようになる為の条件が揃った時点でその魔法は魔法ではなくなってしまうということか。効果自体は変わらないんだろうけど。


 その27 固有結界の中で空想具現化

 できるのかできないのか、オフィシャルの掲示板があった頃に議論された事があった気がしますが、ワラキアアルクが千年城を具現化してたし、本物のアルクも千年後の赤い月を持ってきたりしていた。
 よってできると考えて良いみたいですね。タタリが発動している限り、ワラキアの固有結界は三咲町に存在し続けている筈なわけですから。


 その28 固有結界は術者を中心に展開

 そういうものらしい。ネロ教授が体内に結界を展開していたのは術者を中心、という条件に合っているから良いとして。自身から離れた任意の場所に結界を展開するという事は出来ないのかもしれないですね。
 朱い月の固有結界は、彼が世界寄りの存在であったから修正を受けずに残っているだけ。滅びる前にはその中心部に彼が居たという事なんでしょう。
 や、基本が術者を中心と言う意味であって、それが出来ないとハッキリ否定されたわけでもないですが。


 その29 現実とは異なる現実

 シオンいわく、固有結界は「現実とは異なる現実」を創り出す物であるらしい。個人の内世界は本人にとってのみ現実たりうる。リアリティ・マーブルっていう名前はここに由来するものだったのかも。
 マーブル・ファンタズム。コチラは現実とは関係なく、カタチにするモノがその名の通り「空想」である事に由来したという事でしょうかね。


 その30 物体の具現化

 空想具現化によって物体を具現化する際は、それが形作られるまでの行程をすっ飛ばして「その物体が存在する」という現象を直接呼び出しているのではないか。
 「これやっぱ違うかな?」と思って、随分前に上記のような内容の文を月姫辞典からは削除してしまったんですが。つまり、自然現象の積み重ねによって物体ができるまでの行程をひとつひとつトレースしている……というのとは違うのではないか、という事なんですけれども。
 けれどやはりワラキアアルクが瞬時に千年城を具現化したあたりを見て、最初に述べたような仕組みなんじゃないかって気がしてきました。


戻る