prologueの絵本雑記

 真月譚月姫prologueの絵本雑記です。ネタバレです。順番とか深く考えてません。



 1/それ以前。

 ■タイプ・ガイア
 月の王様=朱い月。星=地球。で、月の王様を手本にして地上の王様を作ろうとした。月の王様とはほぼ間違いなく朱い月の事を指している筈だから、対する地上の王様とはタイプ・ガイアだという事になるのだろうか。
 昔、ガイアの怪物であるプライミッツマーダーがタイプ・ガイアである可能性があるかもしれないと考えていた時期がありましたが(その後色々な情報と照らし合わせて考えると断言はできないと考えるに至る)、どうやらこれは否定されそうな気配が。

 ■お手本
 地上の王とやらを作ろうとするにあたって朱い月を手本にしたというのも気になりますね。そもそも真祖とは人間を手本にして作られた。なら最初の真祖である朱い月もそうである可能性が高い。それじゃあタイプ・ガイアもヒトガタになる予定だったという事なのか。その時点で存在していた人類を手本にせず、それを手本にして作られた筈の朱い月を手本に、という回りくどい事をやっているのが気になりますが。
 まあでも朱い月は人類を手本にしたとはいえそのポテンシャルは人類などとは比べようもないほどなんでそうおかしな事じゃないかもしれませんが。
 もうひとつ別の考え方も出来るかもしれない。つまり、朱い月は元々ヒトガタではなかった。が、「アナタを守りましょう」といって星にやってきたのだから、その目的に合わせてヒトガタになった、とか。なんか強引に辻褄を合わせているという感じですが。これは流石に無理があるかな?

 ■真祖の純度
 星が朱い月を手本にして地上の王を作ろうとして失敗した結果である、月の人こと真祖達。彼等は月ではなく星(=地球)の分身である、と書かれている。
 純度というが、一体「何」の純度なのか。朱い月に近いほど純度が高いと言うのなら、やはり月に関連する何かなのだろう。ではそれ以外の成分はなんなのか。上でも述べた通り真祖が地球の分身でもあるならば、地球に関連する何か、という事になるんじゃないかと思った。
 結論として、既に明かされているように全ての真祖は朱い月の分身である。そして今回明かされたように、同時に地球の分身でもある。よって月と地球、両方の要素を持って誕生するが、特に「純度」という場合、月の要素の方を指す、という事なのかもしれない。
 しかしそれだと純度が低い=地球の要素が高い、という事になる筈なのに、何故それで性能が落ちてしまうのか。地球だってガイアの怪物なんて存在を作り出せるくらいなのに。よくわかりませんが、それは地球が朱い月をお手本にしちゃってるから、なんでしょうかねえ。地球が自身にとってやりやすいように作ったからこそ、結果としてガイアの怪物は朱い月に匹敵する存在になったのかも。

 ■真世界とは
 大好きだからって食べてしまうのはどうなのかな、と疑問に思った地球。朱い月にはめられたわけである。彼の本当の狙いは自分の国の代わりに綺麗な世界を手に入れることだったとか。多分「真祖の純度」で述べた「月の要素」が真祖の吸血衝動の原因になっているんじゃなかろうか。
 なお、歌月の「朱い月」によれば、彼の目的は星を「真世界」へと戻す事であるらしい。この「真世界」=「月世界」だと思っていたんですが、実際には真世界を目指して失敗した結果何もなくなってしまった世界だったという事なのだろうか。そして地球を使って自分の最初の目的に再度挑戦しようという考えだったり?


 2/その前。

 ■真祖達から見て朱い月は
 ワルモノですか(笑) いや、なんとなく予想通りですけどね。朱い月を倒したゼルレッチは真祖達と仲良くやってるらしいし。

 ■悪魔
 精霊でも悪魔になる? うーん……ここでいう悪魔ってのは単に極悪な存在、という意味で良いのかな。悪魔はヒトの想念から誕生したモノである筈だから、精霊がなれる筈は。あ、でも使い魔であるレンも今は悪魔としての側面も持っているんだっけ。後天的にヒトの想念の影響を受けて悪魔に近くなるって事もあるわけかな。
 じゃあヒトの血を吸ったからヒトの想念の影響を受けやすく……って流石にこれは曲解かね。
 なお、朱い月亡き後真祖達は頑張って星を穢す「悪魔たち」と戦ったという。これもやっぱり極悪な存在、と解釈するのが自然な気はしますが……でもヒトを律する存在であるならヒトの身勝手な願いがカタチになった存在である(とはまだ断定できませんが、私はそうじゃないかと今のところ思ってる)悪魔達と戦ってても不思議はないですね。


 3/そのずっと前。

 ■真祖の幼年期
 生まれた時から不老不死であるアルクェイドには幼年期があったのかどうか。大昔、オフィシャルのネタバレBBSに誰かがこの疑問を書きこんだ時に、月姫本編・公園でのアルクとのデートで幼年期という弱い時期を過ごすのは無駄であるからずっと寝ていたと答えているから有った事は有ったんだろう、とレスを付けた記憶があります。今回のゼル爺との会話の場面はその裏付けになりますね。

 ■アルクが喋ってる
 シエル先輩いわく、アルクは元々言葉を喋らなかったとの事。しかし今回子供アルクは普通に喋ってます。だとしたら厳密にはロアの記憶の中に限定すれば喋っていなかっただけ、という事になるんですかね。スタッフ座談会でもきのこさんがロアとの戦闘ではアルクは一切喋らなかったと言ってますし。
 そう考えるとレンの主に協力を得る時には付き人なりが代わりに交渉してくれたのかと思ってたんですが、案外アルク自身が喋ってた可能性もあるのかもしれない。
 或いは言葉を話さなくなったのは最高の性能を発揮できる「年齢」になってから本格的に兵器として扱われるようになって以降であるから子供の頃に限って言えばわりと喋っていたというだけの事なのかもしれませんが。

 ■真祖の王子
 ここのその99をまず読んで欲しいんですが。ますますこんがらがってきましたよ……(汗)
 つまり、朱い月以降、アルクが誕生するまでの間にブリュンスタッドを具現化できた真祖が存在していた。先代城主=真祖の王だが、=朱い月ではなかったと考えるべきなのだろうか。
 それとも先代城主=王=朱い月と仮定して、彼と同時期に存在していたが故にブリュンスタッドではあるが王にはなれず、故に「王子」だったという事だろうか。

 ■ゼルレッチ
 なかなかカッコイイ爺さんではありませんか。しかもいい人。喋り方は歳相応、いや、外見年齢相応といったところでしたね。
 ちなみに漢話月姫にて明らかにされたように、アルクの誕生にはとある人物が関わっているらしい。で、アルクの周辺でいわくありげな人物と言えばゼルレッチなわけで、彼が魔法でアルクを誕生させた可能性が有りうるのではないか、などと思ってたんですが、「誕生に駆けつける」という言い回しからすると誕生その物には関わってないと解釈するのが自然かな? まあ、キッカケを与えた後、実際に誕生するまでには時間がかかると考える事も出来ますが。
 ちなみに朱い月を滅ぼすのと朱い月と同域の真祖を誕生させる、両方同時に成立させうる都合の良い魔法など有り得るのかと思われるかもしれませんが、別にあってもおかしくはないと思います。直死だってその本質を知らない人間からはモノを切ったり破壊したり(渡り廊下)治療したりしているように見えますし。使い手の応用次第で全く異なる結果をもたらす事は可能でしょう。それに、月姫にはそうやって自分の能力をうまく応用して相手の虚を付くという戦法などが結構見られますしね。
 というか、今回あわよくばゼルレッチの魔法の正体が解禁されないかな、などと思ったりしてたんですが、まあ絵本のほんの2ページ程度じゃ無理だわなあ。当たり前っちゃ当たり前ですが。

 ■王子や姫の誕生
 ゼルレッチはそんな時には必ず駆け付けるらしいんですが……あれ? 「真祖」の誕生じゃなくて「王子」や「姫」? つまり、誕生前の段階で既にその真祖のポテンシャルはわかっているという事なのかな。あ、でも成人の儀とある。てことはこの儀式をもって「王族」が正式に誕生するのだとも解釈できるか。
 ちなみになんで駆け付けるのかというと、やっぱ朱い月の再来を警戒しているからかだろうかね。ポテンシャルの高い真祖が誕生した場合はその危険性を直接チェックしに来ているんではないかと。

 ■アルクとゼル爺
 アルクはゼルレッチをゼル爺と呼ぶわけか。しかも彼の事を気に入っているらしい。第2回人気投票では「天敵」とあったのでアルクは彼を苦手としていて頭が上がらないのかと思ってたんですが、全然違いましたね。死徒二十七祖リストの方、修正しとかないと。
 しかもゼルレッチの方は朱い月候補であるアルクを警戒しつつ監視しているのかと思ってたんですが、これまたハズレか。彼もアルクの事を気にいっているらしい。
 アルクがゼル爺の前に志貴を連れてったら3人でどんな会話をするのだろう。無茶苦茶見てみたい。

 ■アルクとゼル爺(2)
 こどもアルクって白いレンみたいなイメージだなあと思った。彼女とゼル爺の関係はレンと主の関係とイメージが重なると言うか。会話をするかしないかの違いはありますが。
 あと前回書いた
 >しかもゼルレッチの方は朱い月候補であるアルクを警戒しつつ監視しているのかと思ってたんですが、
 >これまたハズレか。彼もアルクの事を気にいっているらしい

 改めて考えてみるとこれもちょっと違うか。朱い月の再来という事態を警戒してる可能性は高いと思う。ただ、その上でアルクェイドという個人を気に入っているという雰囲気だろうか。私にはそう思えました。

 ■真祖の幼年期(2)
 そういや月姫本編でアルクは「わたしには幼年期はなかった」とは言っていたけど、他の真祖に関しては言及していなかった。今回の絵本でも、特に能力が優れていたが為にアルクの場合は眠る事になった、と解釈できなくもない。もしかしたら全ての真祖が幼年期を寝て過ごすわけではないのかも?

 ■教わった?
 ちなみにアルク、寝る前にとりあえず世界の全てをひととおり教わったようである。これも無駄を省く為なんだろう。勉強するだけなら個体として強かろうが弱かろうが関係ない。なのでそれを成長して魔王を処断するのに充分な能力を得た後になってからするくらいなら幼年期に済ませておいた方が合理的な筈。
 まあそれはそれで良いとして。「教わった」というからには環境から直接情報を汲み上げた、というわけではなさそうですね。これを「環境から教わった」と解釈できなくもないかもしれないけれど、アルクェイドの情報収集法でも述べた通り城から汲み上げられる情報には限度があると思うんで、やっぱり普通に他の真祖から教育を受けたという事なんじゃないかと私は考えてます。


 4/そのちょっと前。

 ■金の髪と瞳をした……
 ここのその97の解答が得られたかも。やっぱり当時のアルクも平常時の瞳の色は赤だったみたいですね。金の瞳と噂されてたのはやはり目撃されたのが戦闘時だったから、という事なんじゃないだろうか。


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