らっきょとーく(12)

 らっきょこと空の境界(完全版)を読んで思ったことをツラツラと書いていくという。いつものやつです。
 例によって順番はテケトーです。

 その111 ひとつの命にふたつの体

 式・霧絵は違った形ではあるが、いずれも太極図の具現と言える存在だったと思う。ふじのんもある意味そうだろうか?(私がそう考えている理由に関しては藤乃の能力に関する考察参照)
 さて、それだったら志貴と四季も結果としてそういう存在になっていた、とも考えられないだろうか。つまり、ひとつの心にふたつの体を持った霧絵と同じようなタイプで、ひとつの命にふたつの体を持った人間太極図。

 四季ロアの能力を考えてみる。彼の能力はモノを生かしている部分を視るというもの。そのモノが存在する大元の原因を視ている。これは存在しているモノであれば須く至る共通の結果である「死」を視る志貴の能力とは正反対であると言えるかもしれない。
 原因に対する結果。人と人で無いモノ。退魔と魔。その他、あらゆる面で彼等は正反対だった。
 つまり、ひとつの命で陰陽ふたつの属性を兼ねていた、とも考えられなくもないんじゃないかと。秋葉は命を供給していただけみたいなんで、ふたつの命にみっつの体という事にはならない気がする。

 じゃあ、実は志貴が直死の魔眼を得る事が出来たのも単に死を体験しただけでなくて、四季の能力によって命を共融した結果、自身が太極の一部となったからだった……というのはどうだろ?
 まあ、志貴の場合先天的になにやら特別な存在っぽい雰囲気でしたから、考え過ぎかもしれませんけど。
 けれど志貴の件は置いといて、四季ロアがモノを生かしている部分を視るという能力を得たのは、実は志貴が直死を得た反作用だったというのはあり得るかも。
 思えば8年前の事件の時、生きていたのが四季、死んでいたのが志貴と、これまた両者の状況とそれぞれ得た能力の属性が一致してたりで。
 志貴が無生物の死も視られたんだから、四季ロアがあのまま自身の能力を成長させていたら、生命無きモノの生をも視る事ができるようになってたという可能性もあったりして。

 そういやふたりの「シキ」が太極の具現に内包されているあたり、両儀式に通じる部分がありますやね。
 もし四季が滅ぼされてなくて、月姫世界にも荒耶が居て、らっきょ世界と同じ目的を持っていたら……彼が志貴・四季に関わってくるという展開も有り得たかも?


 その112 三原色

 前回の更新から今回にかけてかなり時間が開いてしまいましたが。そんなわけでこれ以降は備忘帳で賞味期限が切れちゃってたネタのサルベージです。いやもう「トーク」と付くものは長すぎて大概が後半そんな感じなんですが。そもそも何故今になってらっきょか。

 えー、それで三原色。魔術協会において最上級の称号でありますが、三原色は三原色でも絵の具や印刷なんかにおけるものと光のとがありますが、一体どっちの方の三原色なんでしょうね、って話です今回のは。
 とりあえず明らかになっているのは青子先生のブルー。橙子さんが属する系統の最上位であるレッド。でもこのふたつは前述の2種類ある三原色で共通だし。果たして残る1色は。

 結論から言うと私はグリーンじゃないかと思います。つまり光の三原色RGB。とは言っても色々と調べてはみたんですが、あまり決め手となる情報は見つけられませんでした。可能性としてそっちの方が高いんじゃないだろうかって程度の話です。
 まず、以前にも述べたように月姫において青系の色が神、赤系の色が魔を象徴するものとして登場しています。じゃあ他に「色」が意味ありげに登場している場面といったらどこだろうと探してみて、見つけたのがふじのんの螺旋だったわけです。あれ、式が視たら一方が赤で、もう一方は緑でしたよねってのが根拠のひとつ。
 他にも挙げるとしたら、印刷物の三原色にせよ見ている側にしてみればそこから反射された光を受け取って視覚情報として認識しているわけだから、どちらかといえば光の三原色の方が上位、つまり根源に近いというイメージがあるかなあとか……光の方がなんとなく魔術っぽいよなあとか……(汗)

 ……なんか長々と書いたわりにはたいした内容じゃないですね。


 その113 混沌で補った体

 表ルートで志貴はネロの混沌を利用して体を補って一命を取りとめています。これって今後の伏線だったりするんでしょうかね。
 混沌ってのはつまりまだ何ににもなっていないモノですよね。これで体を補うって事はつまり、その分志貴の体が今まで以上に「  」に近付き、それによって直死の魔眼保有者としてより進歩したという事になるのではないか、などと考えたりしたわけですが……流石に拡大解釈かなあ。

 まあ「  」云々は抜きにしても伏線である可能性は高いかもしれないですね。なんでも志貴が魔術を学んだらネロの混沌を元の獣に戻す事だってできる、みたいな事言われてましたし。殺人貴は直死以外にも攻撃手段を持つと言う事になるかもしれない。


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