Fate/hollow ataraxia雑記(5)

 Fate/hollow ataraxiaのネタバレ雑記です。
 例によって順番とかあんま考えてません。ネタ・妄想・考察など分け隔てなく全部ぶち込んでるので、見た目考察っぽくても書いてる本人は自信が無かったりネタだったりする場合もあります。

 41:フラガラックVS燕返し

 フラガラックは相手の切り札に対して発動するという。という事は、宝具ではない燕返しにも発動するのかどうかが気になっていたのですが、どうやら「後日談。」を読む限り発動する可能性が高そうだ。
 宝具・魔術に反応するのなら単なる魔力感知システムでも組み込まれているのだろうが、切り札という言われ方がまさに言葉通りだったのなら、もうちょっと高度な感知システムが存在するのだろうか。それこそセイバーの直感じみたようなものが。
 個人的には燕返しは多重次元屈折現象を引き起こしているとは言え宝具ではないのだから、フラガラックは反応しないんだったりしたら面白いかな、と思ったりもしていたのですが……しかしゴッドハンド、ゲイボルクと既に複数の例外が本編で挙げられているのだから、これ以上例外が増えてしまったらそれはそれでつまらないか。
 しかし対処不能さ加減ではゲイボルク以上とされる燕返しすらキャンセルできてしまうとなると、改めて凄いなと思わされる。


 42:フラガラックVS魔眼・略奪・歪曲

 ライダーの石化の魔眼、秋葉の略奪、ふじのんの歪曲など。こういった能力と相対した場合はどうだろうか。フラガラックといえば速度では対抗できないという点がポイントだが、となると同じTYPE-MOON世界に登場してきた能力の中で同様に単純な速さ比べでは抗し得ない物としてこれらが思い出されたので、ちょっと気になったのですが。

 結論から言うと、今の所自分はフラガラックといえどもこれらには勝てないかもしれない、と考えています。
 フラガラックにせよその他の宝具にせよ「武器」というカテゴリに属する限りは、発射したり振るったり突き出したりといった動作を必要とするわけである。
 対して石化の魔眼は「視線が合う」だけで、略奪と歪曲は「視界におさまっている」だけで発動してしまう。言うまでも無く、こちらの方が圧倒的に「発動が早い」と思う。
 要するに、

 「切り札を使用しようと思う」― A →「切り札を放つ」― B →「放たれた切り札が相手に効果を及ぼす」

 上記のAの工程を完了までの所要時間があまりにも短すぎるが故に、そもそも「フラガラックを相手の切り札に合わせる」という行為自体が致命的に遅れてしまうのではないだろうかと。フラガラックは後出しを先出しに変えてしまう宝具ではあるが、そもそも最初の後出しすらさせて貰えずに勝負が決してしまう事も有りうるのではないかと。そう考えているわけです
 加えてBの工程においても、そもそも飛び道具ですらありませんので速度比較は難しそうですが、所要時間の比較でも勝てるのかどうか。

 かといってフラガラックでは絶対これらに勝てないのかというと、そうでもないとは思いますが。
 石化の魔眼は予め目線を合わせてはいけないという事を知っていれば問題なさそう。知らずに不意打ちで食らってしまった場合、体が硬直しきる前にフラガラックの発射作業を終える事が出来るかどうかという事になる。
 そういやきのこさん曰くランサーのルーンによる守りはライダーの魔眼にも抗し得るという話でしたが、バゼットさんが予め同様の防備をしてあるのであれば有利になるかな?
 略奪は志貴がとっていた戦法を参考にすれば。流石に昼間、視界の開けた場所で遭遇したらアウトでしょうけれども。ふじのんの歪曲への対処も基本的には同じかな? もしも千里眼まで使われたらアウトでしょうけれども。

 つまり、何の対策も無く真っ向からぶつかりさえしなければ戦えないこともないのではないかというわけです。


 43:フラガラックVS統一言語

 ……どうなるんだろう?
 言葉は直死でも殺せないという話ですが、この点に関しては特に関係は無いか。フラガラックの場合言葉を殺すのではなく、言葉を発しなかった事にしてしまうわけだから。
 勝負は「発せられた単語が意味を持った言葉として成立する前」にフラガラックが届くかどうかという事になるのだろうか?
 統一言語といえど単語レベルじゃそうそう特別な効果は表れないと思うし。ただ、表現の都合上ちょっと変わった表記法の日本語となっているだけで、実際には「カタチのない言語」らしいから「単語レベル」という考え方が適合するかどうかよくわかりませんが。

 まずは仮に勝負を左右する要因が上記の予想通りであった場合。
 多分魔眼・略奪・歪曲程には発動は速くないとは思うけど……言葉の長さ次第では成立はあっという間だろうし。しかも言葉そのものが切り札になるなんて普通想像できないから、咄嗟に対応できるかどうか。
 そんなわけでお互い相手の能力を知らないという平等な条件下であるのなら、そういった理由からバゼットさんがやや不利かもしれない。けれど、ゴドーワードもフラガラックの能力を知らないのだから、長めの言葉を発してしまった場合、天秤はバゼットさんに傾くかもしれない?
 無論ゴドーワードも正体不明の宝具と対峙しているのだから長い言葉を発するなんて隙の多い行動はとらないだろうとは思うので、ここで言う「長めの言葉」というのは「フラガラックを相手にするには長過ぎる言葉」という事です。

 次に前述の予想通りではなかった場合。
 もしかしたら、「発せられた単語が意味を持った言葉として成立する前」ではフラガラックが発動してくれないという可能性も考えられるような気もするんだな。だとすると成立しちゃったらもう手遅れなんだから魔眼・略奪・歪曲以上に打つ手なしという事になってしまうわけですが……。
 うーん、でも統一言語はもうそれ自体が特別なものだから、意味が成立する前の段階で発動してくれるのかな……? ちょっと現時点で明かされている情報だけではこれ以上は想像できないですね。


 44:時速八十キロの右ストレート

 バゼットさんの右ストレートのスピードはそのくらいであるらしい。これは具体的にどのくらいのレベルなのだろうか。
 比較対象としてちょっと検索して調べてみたところ、ボクサーのパンチの場合でどうやら時速三十〜四十キロといったところであるらしい。
 意外と遅いと思ってはいけない。例えば車道をそのくらいのスピードで走っている車を離れた所から眺めるのと、およそ一メートル前後の距離に対峙している人間の拳がそれだけのスピードですっ飛んでくるのとでは全然違うわけで。
 とにかく現実世界における殴る事の専門家の倍という数値。とんでもないですな。しかも確か物体の移動速度が倍になると衝突時の衝撃ってやつは四倍になるんだったっけか(うろ覚え)。加えて硬化のルーンがかかった状態なんだから殴られる方にとっては泣きっ面にハチである。そりゃあ粉砕されるわ。
 ちなみにボクサーのパンチで既に人間の反応能力で対処できる限界ぎりぎりレベルでもあるとか、なんとか言う話も検索している途中で見られました。
 となるとTYPE-MOON世界の猛者ではなく私たちがバゼットさんのパンチを食らった時の認識は、最早「パンチを食らった」ではなくて「気がついたら体の一部がわけもわからず破壊されている」という事になる(意識があれば)のだろうか。……こわっ。
 そして素手で(フラガラックは消費型なので常時使用できるわけではない)サーヴァントとまともに渡り合うためには最低限このくらいのレベルの身体能力・戦闘技術が必要となるという事になるんでしょうかね。そう考えると改めてサーヴァントって凄い人たちだというべきなのかそんなに強くてサーヴァントとどうにか渡り合えてしまうバゼットさんすげーというべきなのか最早よくわからん。

 ところでバゼットさんのこのパンチスピードは果たして純粋に彼女の身体能力によるものなのだろうか。それとも魔術によるブーストもかかってるんだろうか。
 既に述べた通り戦闘時に硬化のルーンが施されているとは言われているが、身体能力に関しては特に言及されていなかった。早駆けのルーンを使用した際はそう文中で述べられているにもかかわらず。
 となると、現時点で得られる情報を元に判断するなら彼女のパンチスピードは純粋に格闘技術・身体能力を鍛え上げた結果だった可能性の方が高いかも?

 パンチスピードの話から離れますが、言峰はなんの魔術行使もなしに人一人抱えて時速五十キロで森の中をかっとんいながらわりと余裕だった。もしも単身、全力でダッシュしていたら時速七十〜八十キロは出せていたのだろうか? そうだとするならこれもまた現実世界の人間の倍くらいという数値になる。
 そういやTYPE-MOON世界の武闘派集団には人間でありながら現実の常識を超えた運動能力を持った者が存在する事は早くから明らかにはされていましたが、こういった具体的な数値・比較データはあまり見かけなかったかもしれない。


 45:凛ルートで逃げ出した士郎を殺した犯人

 凛ルート序盤のバーサーカー戦で、士郎が逃げ出した後に彼を殺す犯人について。まあ前作の時点でアーチャーなんだろうなと思っていた人が大半でしょうが、取り敢えず彼以外のキャラに関して検証していってみる。

 キャスターは可能性はあるかもしれないが口調と殺害手段が違うような。
 まあ「口調」に関しては士郎のモノローグにある「バカナヤツ」が、実際に発せられた言葉に忠実であるという確証はないんですが。死ぬ直前で相手の言葉がホトンド聞こえない状態で、ただ相手が士郎を嘲っていたという事だけは感じ取れたという描写なのかもしれないし。
 けれどもうひとつ挙げた「殺害手段」の件もあるし、今作の山門での小次郎とのやり取りからもわかるように、彼女は魔術師として魔力の無駄使いはしない。既にセイバーを失った士郎を殺しにくるなんて無意味な行動を取るとはちょっと考え難い。

 小次郎はお地蔵さんだから無理。動機もないし。仮に山門から動けたとしても、既に述べた通りキャスターからそういう命令が下る可能性は低いと思う。

 葛木先生はあんな殺し方にはならないし、相手を嘲るような事もないし、この人もまた動機が無い。躊躇無く人を殺せる人間だが、理由無く人を殺せる人間ではないと思う。

 バーサーカーもあんな殺し方にはならないし、喋らない。

 ギルガメッシュは士郎には興味ないでしょう。セイバーをみすみす死なせた腹いせってのも……それだったらさっさとバーサーカーとの戦闘にちょっかいだせば良かったわけで。

 ライダーは……慎二が凛の件無しでいきなり士郎を殺しにかかるとは思えないし。

 後はランサー、言峰以外の人物で犯人になりそうなキャラはちょっと居ないと思う。

 そしてランサー。アーチャー以外では有力候補といえる彼ですが、マスターである言峰の目的が凛か士郎が聖杯を得る事である為不自然。
 最初に言峰が目撃者となった士郎を殺す方針だったのは、士郎がマスター候補だと知らなかったからなのではなかろうか。セイバー召喚後に士郎を無理に殺させようとせずさっさとランサーを引き上げさせたのは、彼がマスターだとわかったという事もあるのではと個人的に推測。

 よって同様に犯人言峰、凶器黒鍵というセンも無いと思う。

 長々と書きましたがこんな感じで犯人は素直にアーチャーなんだろうなとは思っていましたが、そこへ今作にてそれを裏付けてくれる情報が得られました。
 神父と愉快な仲間たちで花札を勝ちあがっていくと明らかにされるわけですが、実はランサーに殺されてバッドエンドというのは一度もないらしい。
 あー……いわれてみれば。じゃあジャプニカ暗殺帳の中でランサーは見事最下位に名を連ねていたのだろうか。おめでとう兄貴。
 というわけでこれによって一番の対抗馬であるランサーが犯人である事が公式に否定されたようなものであるから、犯人はほぼアーチャーで確定したようなものではないでしょうかね。
 ちなみに前作では犯人不明とされていましたが、まあアーチャーが士郎を殺そうとしているという事をあの時点のタイガー道場では明かすわけにはいかないだろうし。ネタバレになる。

 セイバーの身に何かがあったと感じて飛び出した士郎がすぐに殺された、つまりセイバーが消滅(?)した頃には犯人が既に衛宮邸に辿り着いていた件については、アーチャーの腕によって強化された士郎が森の中を時速五十キロほどで走れた事から、アーチャー本人は最低でもその位の速度で走れるであろう事を考慮に入れれば、あとはブロークンファンタズムに巻き込まれたセイバーが即死ではなく数分存命していたのだと仮定すればクリアできると思う。
 加えて元々アーチャーの狙撃ポイントが外人墓地よりも衛宮邸に近い場所であったのならばなおよしですが。
 うろ覚えですが、ファントムオブインフェルノにてターゲットの位置が自分よりも低いと狙撃の難度が上がるという話があったような気が(間違ってたらごめんなさい)。もしもその通りであるのなら、アーチャーの狙撃ポイントが外人墓地よりも高い位置、つまり衛宮邸からより遠い位置であった可能性は低くなるな、などと思ったりもする。まあこの件については裏を取ってないんですが。


 46:カレンの両親と被虐霊媒体質

 結局カレンの両親が何者であるかに関しては本編ではっきりと明かされる事はありませんでしたが……まあ父親は言峰なんだろうなあ。

 で、彼女の被虐“霊媒”体質は、父親からの遺伝が大きな要因となっていたという可能性は高そうだ。言峰は凛が高く評価するほど優れた霊媒医師だったのだから。
 そして遺伝という所からふとこんな事を思った。Fate/hollow ataraxia雑記(1)の02でカレンの母はアインツベルンから逃げ出したホムンクルスだったのではなかろうかと予想しましたが、もしもその通りでしかも聖杯として作られた失敗作であったのならば、「被虐霊媒体質」というのは願望機たる聖杯の機能の亜種であるという解釈も出来るかも?
 まあ、本編の描写から父親が言峰である可能性は高そうではあるものの、母親に関してはあまり情報が無いので仮定に仮定を重ねたものではあるのですが。でも良い感じに辻褄が合うような気がするんだな。
 つまり母から受け継いだ「本人がその魔術理論を知らずとも結果だけ導き出せる」という特性(成功作に比べたら性能で劣るかもしれないけれど)、これが父から受け継いだ「霊媒」に関する資質と結びついた結果があらゆる霊障を再現するというこの体質なのではないかという。
 なんせ悪魔が引き起こす霊障は種類が多すぎて系統化できない程であるという。にも拘らずカレンはそれらを再現してしまうようだ。でないと教会がそんなに重宝がるとは思えないし。
 で、その幅広い対応力は「本人がその魔術理論を知らずとも結果だけ導き出せる」という聖杯の機能に起因するのであったのなら納得がいくかも、なんて。
 また、再現するものが悪魔だの悪霊だのの霊障に類するものに限られるらしい点は、そもそも人格と魔力を与えられた聖杯がある意味悪魔に似た存在であるとも言える……つまり似たもの同士であるから感応しやすかったとか。

 否定的な要素も勿論ある。アイリスフィールと衛宮切嗣との間に生まれたイリヤスフィールが奇跡の存在であるという事。となると本来ホムンクルスと人間の間に子供が出来る可能性は低そうだと思えるわけで。
 尤もアイリスフィールさんの場合成功作であったから人間との間に子供が作りにくかったのであり、失敗作であるホムンクルスの場合、そうであるが故に中には人間との混血を作りやすかった者も存在したという可能性も無きにしもあらずだろうかー、なんて考えたりもしたのだが、無論裏付けなし。うーん。


 47:何故オルテンシアという名前なのか

 オルテンシアとはご存知の通り紫陽花の事である。で、これについて調べていた際、その学名に関する解説を読んでひっかかりを覚えたのでした。
 リンク先のページで解説されているように、「Hydrangea」は「水」と「容器」を語源とするという。
 さて、「水」といえばプールでイリヤから聞いた話。セラが「水は自分たちの起源」だと言っていたとか。もしかしてアインツベルンのホムンクルスとはそういう存在なのだろうか。或いはそもそもホムンクルスである時点でそうなのかとも思いましたが、現段階ではちょっとわかりません。
 そして「容器」といえば、これまたアインツベルンを連想してしまう。彼らは「聖杯」の「器のみ」を作り上げる人達でしたよね。
 だから既に書いている通りカレンの母がアインツベルンのホムンクルスだったのではと妄想している私としては、この点が彼女の名前の由来となっているのではないかと思ってしまうのでした。

 また、紫陽花は土の状態によって色が変わるわけだが、これが他人の願いをかなえるという受動的な願望機の在り方に通じるようなー、などとも思ったり。これも穿ちすぎかもしれないけど。
 ああ、でも受動的っていったらそのまんまカレンの在り方に通じると解釈するべきかな? そういやアンリマユも似たような理由からオルテンシアという名前はカレンに似合っているとか思ってましたが。上では色々書いたものの結局これ以上の意味は込められていないというオチかもしれませんが、まあ私はそんな事も考えましたよー、というお話でした。


 48:士郎がエアを読めないわけ

 宝石剣は「読めない」ではなく「理解できない」だった。なのでこちらのように難解すぎる魔術理論によるものだから、というのとは違う気がする。
 ブロードブリッジにて語られているが、エアとは人々の間に語り継がれる記憶にはない、ただ遺伝子にのみ刻まれている星の原初の姿たる地獄を識るものであるらしい。ではこのエアの誕生には人の想念が全く関わっていないからだというのはどうだろうか?
 士郎の投影は創造の理念を鑑定し、基本となる骨子を想定し、構成された材質を複製し、製作に及ぶ技術を模倣し、成長に至る経験に共感し、蓄積された年月を再現する。この最初の二つの工程からしていきなり不可能であるからこそ「読めない」のではないかと思ったわけですが、どうだろう。
 そういや士郎やアーチャーって自然現象や自然物を投影した事ってないですよね。そもそも投影魔術がそういうものではないという可能性もありますが、彼らのは凛やイリヤの言から察するに厳密な意味では投影魔術ではなくて固有結界に連なるものであったはずだし。


 49:一部の人間にしか見えないわけ

 残骸たる怪物達の事ですが、例外はあるものの基本的には士郎(アンリマユ)とバゼットさんにしかその存在を認識する事は出来ないようである。一体何故か。
 士郎に関してまずひとつ考えられるのは、アンリマユが彼の殻を被った状態だから。よって士郎に見えているというよりはアンリマユに見えている。あの獣たちは「同種の存在」には見えるらしいから。
 或いはカレンが教会で言っていたが、悪魔は人の目には見えない。よって悪魔憑きであるかどうかは本人にしかわからないとか。
 この事から士郎自身が悪魔に憑依されているようなものだからあの怪物達が見えたのだという可能性も考えられるかも? つまり、自身に憑いている悪魔と「同じモノ」は見えて当然であるとか。

 一方バゼットさんに関してですが……アンリマユと契約した状態である彼女は悪魔に憑かれたようなものであるとみなせるのだろうか? もしもそうであるのならば同様の理由により、その憑いている悪魔であるアンリマユの姿は彼女だけに見えたとか。
 バゼットさんらしき人物が二人前注文していたにも関わらずもう一人は見当たらなかったらしいという噂をネコさんから聞けるが、これも同様の理由によるのだろうか?


 50:双子館のトリック

 「夜の聖杯戦争6」でアンリマユの立ち絵が初めて表示された時のやり取りの後にバゼットさんが外へ飛び出して、深山町→橋→新都へと走っている。
 この事は地図の洋館(妹)の位置とは一致しないわけで、つまりこれは言うまでもなくバゼットさんがいる洋館はそちらではない事を示す伏線でしょう。私の場合洋館が別の場所にあるという仕掛けを確信したのはここでした。
 最初は士郎とアンリマユが実像と鏡像のような関係である事から実は彼らが見ている世界もそうなっていて、洋館の場所もあべこべなのだろうかなんて事を考えてみたりもしたり。考え過ぎでしたが。
 わざわざそんな考えをせずともとっくに「エーデルフェルト」と「双子」というキーワードが提示されてたのに、それらを「洋館」に結びつける事が出来なかったのでありました。それが出来たのは話を進める為に凛にロンドンの話を聞けとかいうメッセージが表示された時だったっけか。

 なお、もっと勘の良い人なら妹の方の洋館が初めてマップ上に表示された時に、その場所を見て「夜の聖杯戦争1」で橋→新都と移動していた事を思い出して「あれ?」と思ったのではないかと。ちなみに私は妹の洋館が出現する頃には既にその事はすっかり忘れていました。不覚。

 今回ゲームシステムにマップが採用されたのもこういう伏線を演出する為でもあったのかな?


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