Fate/hollow ataraxia雑記(1)

 Fate/hollow ataraxiaのネタバレ雑記です。
 例によって順番とかあんま考えてません。ネタ・妄想・考察など分け隔てなく全部ぶち込んでるので、見た目考察っぽくても書いてる本人は自信が無かったりネタだったりする場合もあります。

 01:バゼットさんの口調

 予想よりも女性的で、男性的な服装とのギャップが良いです。個人的にはもっとオットコマエな性格を想像していたので良い意味で予想を裏切られました。ステキだ。
 いや、オットコマエな性格ってのはある意味間違ってはいないのだが、それすらもこういった口調を初めとした女性的な側面が思いの他目立つが故に可愛らしく見えてしまうというか。そして愉快なキャラにもなっていて美味しいと言うか。


 02:カレンの正体予想

 カレンを捕まえた場面で彼女の言葉を聴いた後に、士郎が以下のような感想を述べているわけですが。

 >いつか味わった事のある重苦しい言葉で、見透かされた。

 ああ、言峰もそんな感じだったなあ。やはり言峰の娘説が正しいという事なのか。
 けれどその場合彼女がアインツベルンのホムンクルスっぽい容姿(或いはTYPE-MOON世界のホムンクルスは皆あんな感じなのかも知れませんが)である事から言峰とアインツベルンの接点の問題と、年齢的に言峰にあのくらいの娘が居るというのは、絶対に無いとは言い切れないかもしれないけどかなり無理があるという問題がある。
 そんなわけで私は彼女は言峰とは特に関係はなくて、外の雑記でも書いたようにアインツベルンと何らかの関わりのある存在だと予想していました。

 けど、序盤でバゼットさんがアインツベルンから逃げ出したホムンクルスと戦った時の事を回想していた。……って事は言峰とアインツベルンとの接点の問題はこれで解決できるかも。別に両者に接点が無くとも、言峰が逃げ出したホムンクルスを妻にしたのだとすれば娘の容姿にも納得がいくかもしれない。
 また、イリヤの急造の体はあと一年持たないと臓硯は分析していた。同様に、言峰の妻は、廃棄処分にされる予定だった不安定なホムンクルスであるが故に長く生きられなかったとか?
 また、娘はホムンクルスの血を引いているが故に成長速度が普通の人間と違うのだと考えれば、言峰の娘だとすると生まれた時期的にカレンくらいの年齢は厳しいという問題点もクリアできるだろうか? イリヤがどうも実年齢よりも外見年齢が若いようでありますが、果たしてその逆はホムンクルスの世界ではあり得るのかどうかが問題ですが。

 ともかく現段階では言峰の娘説もアインツベルンの関係者説もどっちも正しかったのではないかと予想。


 03:アヴェンジャーと士郎の関係

 現段階で見る事が出来たアヴェンジャーの特徴の内で、士郎となんらかの関連がありそうだと思った物を以下に列挙してみます。

 ・開錠の魔術の心得がある

 アーチャーが確かその魔術を身に付けていた。つまり、士郎にもこの魔術の適性はある。

 ・「自分の能力を忘れているマヌケ」なる人物を知っている

 まさに投影魔術の事をスッポリ忘れている士郎の事ですが。彼の現状を知っている。

 ・「なんでさ」と言った

 同じ口癖。

 ・見た目は二十三歳のバゼットさんより五歳下くらい

 士郎の年齢とも一致する。

 ……しかし当然の事ながら士郎本人だとすると、アンリマユとされた人物としての記憶が存在する事と明らか矛盾する。何故士郎と能力の一部や口癖や容姿が一致しているかのような伏線が張られているのか。立ち絵がずっとシルエットのままなのはやはり外見が士郎そのまんまだからなのか。そして士郎の方にもアンリマユとされた人物の記憶があるらしいのは何故か。
 現時点ではよくわかりませんが取り敢えずメモ。


 04:ランサーの在り方

 例え敵であろうと好ましい相手なら殺さない場合もある。だがそれは士郎が指摘しているように、裏返せば身内であろうと敵とみなしたなら殺すという事。
 ランサーは守護者として取り込まれてはいないようだが、この点は少し守護者に似ているなと。
 守護者は敵であっても好ましい相手は殺さないなどという事はまずない。そもそも感情がない。しかし感情がないが故に例え生前の身内だったとしても、排除対象だったのであれば容赦なく殺してしまうのだろう。


 05:小ギル

 体験版雑記で書いた、あれがギルなんじゃないかという予想は実を言うとそれなりに自信はあったんですが、まさか飲んだ宝具の効果までほぼ正解だったとは思いませんでした。尤も厳密には「子供に戻る」じゃなくて、「若返る」らしいですが。
 ところでバスケで司令塔をやってましたが、これはスキルのカリスマA+のおかげだろうか? ランクは落ちているかもしれないけど。
 それとこの手の球技での司令塔は、空間知覚能力に優れている者が向いているという話を聞いたことがありますが、そういえばギルガメッシュってアーチャーのクラスに該当するから射撃は結構上手く、そっちの能力も高いのだろうか?

 ……しかし何故にあれだけ素直な子供がカラドボルグII並の勢いで捻じれまくったのか。衛宮士郎からアーチャーへの変貌すら上回ってやしないだろうか。謎である。
 多分ムービーを見て上で書いたような予想を事前にしていなかったら、私も士郎並に驚愕していたと思う。


 06:イリヤの魔術

 理論を知らなくても結果を出せる。五大元素使いの遠坂凛以上に万能だって事になるんでしょうかね。
 聖杯の願望機としての機能は大聖杯の方にあると思ってたんですが、よくよく考えてみれば大聖杯の核たるユスティーツァの流れを汲んだ最新型たるイリヤが、小規模ながら同じ事が出来ても不思議は無いという事か。

 しかしここまでくるとまるで空想具現化だなあ、とも思いましたが、結果が似ているだけで似て非なる物と考えるべきでしょうかね。
 空想具現化は確率への干渉と言う単一の原理によって異なる結果を導き出す。
 対してイリヤの場合使用したい魔術の理論を知らなくても良いというだけで、同一の魔術理論によって異なる結果を導き出しているのではない。実質複数の魔術理論がイリヤ自身でも与り知らない所で機能しているという事かな?

 それにしてもどれくらいの事まで可能とするのだろう。
 イリヤの魔力の及ぶ範囲内ではあるようだが、流石に士郎やアーチャーじみた投影が出来るとはちょっと考え難い。
 そういえば万能型の凛にも投影魔術は出来ないという話だった。或いは出来たとしても、多分常識的な投影のレベルにおさまるだろう。
 士郎やアーチャーの場合魔術適性が物凄く特殊だからあんな事ができるわけで、万能型ではどんなに魔力があっても同じ事は出来ないのだろうと思う。
 なら、もしもイリヤの「理論を知らなくても結果を出せる」という特徴に「自身の適性に合わない理論に基づいていた場合はその限りではない」という制約、というか機能限界があれば、流石に彼等のような投影は出来なかったとしても不思議はないかもしれないとも思った。


 07:バーサーカーの立ち絵

 でかっ。

 ご存知の通りFateの立ち絵は近距離・中距離・遠距離のみっつに区分されています。で、前作で素材は有る筈なのにバーサーカーの立ち絵がない理由は、近距離バージョンだとギャグにしかならないからなんじゃないかなあと思っていたわけですが、それは間違いじゃなかったのではなかろうか。
 ……ってあれ? もしかしてアインツベルンの森の入口で遭遇したバーサーカーの立ち絵って、中距離と近距離じゃなくて遠距離と中距離だったりする?(汗)

 取り敢えず「■■■」は叫び声のみならず沈黙をも表現できるという事が今回良くわかりました。パワフル語並に汎用性が、意味表現としては高く意思疎通の観点からは低すぎやしませんか。
 あと融通の利かない門番っぷりが前作におけるイメージに沿っているようでなんか間違っているようで、そのさじ加減が絶妙で大笑い。そして謎の巨大生物と意思の疎通を図ろうと悪戦苦闘する士郎にも大笑い。


 08:エミヤと呼ばれる英雄

 前作の以下のアーチャーの言葉。

 >未熟だった頃の衛宮士郎と、エミヤと呼ばれる英雄となったオレは別の存在だ。

 エミヤと呼ばれる英雄。つまり、自分の名前がなんであろうとそう呼ばれたから英霊としての真名はそうなるという事だろうか。だからステータス画面には「衛宮士郎」ではなく「エミヤ」と記載されているとか?

 ↑などという事を備忘帳に書き込んであったんですが、ちと根拠としては弱いかと思ってアップはしてませんでした。が、今回英雄の中には生まれつきの名ではなく後から呼ばれた名で記録されるものもいるという話がされていたわけで、案外的外れではなかったのかもしれない。


 09:鷹の目

 前作のプロローグにて、アーチャーは新都のビルの上から大橋のタイルまで見えると語られている。今作の大橋での戦闘ではこの事が伏線として活かされているのが大変美味しいと思います。
 これが本来のアーチャーの戦い方だという事になるのだろう。思っていた通り、本業に戻った方が物凄く厄介なサーヴァントであったんだなあと。もしも第五回聖杯戦争において凛が狙撃中心の作戦を組み立てていたら、一体どうなっていたんだろう。
 前作では狙撃手として超一流であるくせにその凄さがあまり描かれていないのが物足りなかったので、今回の大橋での戦闘は大変満足でした。
 あ、それとあの橋とうとう戦闘によって破壊されましたね(笑) 全壊ではありませんでしたが。

 ちなみに第五回聖杯戦争時は傍に居る凛に危険が及ばないようにせねばならない為、接近戦が多かったという事になるのだろうか。例えばセイバーが結果的に凛の守りとなっていた凛ルートのバーサーカー戦では、アーチャーは狙撃手に徹していた。

 ただ今回、

 >弓よりも双剣による接近戦を好んだ

 ともあるから本人もそちらの方が好みではあったようで。が、単にそれは好みの話であって、戦場においてそれを優先するとは限らないという事か。もしも彼が好みを優先する傾向にあるんなら、大橋で弁慶よろしく通せんぼしていたと思いますし。


 10:自身の強化

 大橋での戦闘では、眼球を強化する事によって士郎の方も四キロ離れたビルの屋上に居るアーチャーを視認している。しかし前作のアインツベルン城から飛び降りる場面の以下の記述。

 >出来るだけの魔力を両足に帯電させる。
 >自分の体に“強化”はかけられないが、これなら少しは落下の衝撃を軽減でき――――


 ここから察するに彼にはそんな真似は出来ないものと思っていましたが。
 ちなみにプロローグでビルの屋上の凛を見る為にやってた士郎の視力強化は、魔力をめぐらせる事によって眼球を活性化させただけで、セイバールートの学校での戦闘で魔力を全身にめぐらせた場面における肉体の活性化の延長なのではないかと解釈していました。

 或いはFateの頃は確かにその通りだったが、半年間の鍛錬の結果自身の肉体の内でも眼球に限って言えば強化の魔術をかけられるくらいには成長したという事なんでしょうかね。
 そうだとすると、アーチャーの身体能力・強度は更なる鍛錬の末に全身を強化できるようになった結果だという解釈も出来るかもしれませんが、真相やいかに。

 または、単に眼球は魔術回路を強く宿す部分と月姫で言われていましたし、魔眼なんてのもありますし、比較的魔術による付加効果を付けやすい部分だと言う可能性も考えられるかも?
 その場合アーチャーの肉体は、強化の魔術ではなく別の要因によって高い能力・強度を誇っていたという事になりそうですが。


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