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GIAN12月号に付いてたFate体験版のネタバレ雑記です。順番とかあんま考えない。
61:サーヴァントは死なないのか
またまた59の内容に関連する話なんですが、アーチャーが「殺し合い」である儀式に「複数回」召還されたのだとしたら、元々亡霊であるサーヴァントは霊体に影響を与える特殊な攻撃手段でもない限り、肉体の方にどんなダメージを与えられようと本体である霊体にはそう深刻な影響はない、とかいう事になるんだろうか。
だって亡霊とてその状態で更に死んだら(変な言い方ですが)もう一度召還されるなんて有り得ないだろうし。仮にそうだとすると、サーヴァントにとって肉体的な致命傷は戦闘からのリタイアを意味するだけなんですが、マスターは本当に死にかねないから彼等にとってはなんか割に合わん気がするなあ。
もっとも、肉体を得た霊体が肉体を破壊されたらどうなるかなんてこれといって実例がないので断言は出来ないんですけどね。アルクなんかは規格外だからあまり参考にならない気がしなくもない。
かといって複数回召還の方を否定すると、今度はアーチャーの言動と噛み合わない気がする。というかアーチャーのみならずランサーも、聖杯戦争という儀式に初めて臨む初心者っぽさがあんまり感じられなかったし。
で、ここまでうだうだ考えて見ましたが、聖杯戦争における戦闘の勝利条件は必ずしもサーヴァントを倒す事ではない。なのでアーチャーは偶々これまで死なずに済んだだけって可能性もあったりするわけですが……。
さて、真相や如何に。
62:エーテルで作った肉体
サーヴァントの肉体はどうもエーテルで出来ているらしい。ではそのエーテルとは何かという事に関しては、今回用語辞典に書いた通りです。メルブラの考察やってた時に私が調べて知る事が出来た範囲ではありますが。
なんでも物質の基本形態であり、四元素のいずれにもなりうるとされているらしい。そして人間の肉体というのも地(肉体の個体部分)・水(血液等の液体部分)・火(体温)・風(呼気吸気)の四元素から成っているという話もある。
エーテルが四元素全てに成る事が出来るという設定であるならば、肉体などという複雑な物をも実体化させる事ができたとしても不思議はないのかもしれない。
要するにエーテルを目当ての物質に変換してやるノウハウと、それを実行する為に必要な環境さえ揃っていれば、実体化させようと思っている物を構成するパーツ毎に異なる材料を用意してやる必要がないという事になるんじゃないだろうか。だとしたら便利ですな。
エーテライトやら空の境界でアルバが橙子さんにけしかけていたスライムなんかもエーテルを材料に作られていたみたいですが、コチラは肉体に比べれば比較的簡単なのだろうか。
ていうか、橙子さんの人形もエーテルから作った物だったりするんでしょうかね。あれって本物の肉体と全く同じ物であるらしいから。まさか血だの肉だの骨だの用意してるとは……ちょっと考え難いし。
まあ彼女がどうやって人形を作っているのか、その行程は一切明かにされていないので断言は出来ませんが。
63:最後に色々まとめて
Fateが届く前に、備忘帳にメモしてあった事柄の内でちょっと手を加えれば出せる物は滑りこみで出しちゃいます。本当はもう少し検証してみたかったんですが、入手後だとあんまり意味がないので。
■最も大事な勝負時に大ポカをやらかすという凛
凛ルート以外での死亡フラグなんでしょうかね。あと、それが遺伝的な呪いだというのなら、彼女の父もあれで実はそうだったりしたら面白いかも(笑)
■言峰は全てのマスター達と面識があるのか
35に関してなんですが。サーヴァントの召還は聖杯が行う。ある程度の制限はあるけど聖杯へのアクセスは可能らしい。となると、サーヴァントが何人召還済みであるか位ならわかるという可能性は考えられるだろうか。微妙ですが……だとしたら必ずしも全員と面識があるとは限らないと思われますけれども。
言峰の役割って実質事後処理みたいなもんだから面識がなくても困らないかもしれませんし。
■凛の魔術は狙いが甘い
と、本人談。これはじゃあ逆に、士郎の方は正確無比だという事の伏線だという事もありうるだろうか。弓の腕前も相当なもんらしいし。
凛はオールラウンダーだとファンブックに書いてあったから、対する士郎は遠距離攻撃のスペシャリスト?
■騎乗
固有スキルでこれを持つクラスがあるんですが……これって何に騎乗するんだろう。ライダーから乗り物を奪う事も可能だという事だろうか。だとすると真っ先にライダーを倒したら後々戦闘が楽なったりするんでしょうかね。
■蒼崎の魔術刻印
いずれ青子先生の魔法に関するデータも記録される事になるんだろうか。もしそうだとしたら根源に辿りつけない人間が辿りついた人間から魔法を受け継ぐケースが実在している事になると思われますが……Fateでは特に蒼崎家に関して語られる事はないかなあ?
■イレギュラーな戦闘
今回のアーチャーVSランサーみたいにメンバーがそろう前にやむなく戦闘になるというケースが有りうるなら、もしその段階で勝敗がついて脱落者が出たら、その分の補充メンバーは用意されるのだろうか。6組しか居ない状態でそのまま聖杯戦争が始まってしまうのだろうか。
もしも前者なら、言峰が留守電にメッセージを吹き込んだ時間よりも後にマスターの誰かが戦線離脱してしまっている可能性も考えられるかも。
つまり例えば留守電にメッセージが記録された時点で確定していたのは5組だが、その後6組に増える。そしてあるペア同士がイレギュラーな戦闘に入り、結果一方がリタイア。ここで5組に戻り、その後凛、士郎が加わり7組に。
これだと凛が「マスターにはなっていなかった」と言っていた人物が知らない間にマスターになってる事もありえますが……。
■マスターの大半は冬木市の人間じゃない?
冬木市には魔術師の家系がふたつしかないんだから、前回も今回もそうだと考えた方が良いよなあ。でも協会から派遣されるマスターって2、3人程度って話なんだから数が合わないような。
ああ、でも日本には協会に属していない魔術師は多そうだし、国内だが冬木市ではない場所からやってくるという可能性も考えられるか。
■宝具には必殺の"意味"がある
意味ときた。前にノウブル・ファンタズムは触媒を持たない概念武装みたいなものかもしれないと予想しましたが、もしかしたら当たるかも? でももう一捻り何かありそうな気もする。
■呪刻
という単語って多分Fateが初出ですよね? メルブラや歌月から得られた情報から推測するに、「呪い」はシステムみたいなもんらしいから、"刻"印が結界を発動させる"システム"として機能しているが故に「呪刻」というネーミングだと考えたら良いんだろうかね。
■士郎が凛に魔術師だと悟られなかった理由
さてなんでだろう。無難に魔力が少なすぎるから一般人と区別がつかなかったという事で良いんだろうか。
※修正済み(詳細は雑記の「無題:2/12」参照)
■イリヤは士郎が魔術師だと見抜いた?
イリヤが見抜けるのは良い。けどマスターの中でもトップクラスと言われる凛が見抜けないというのは。
まあ、イリヤは魔術師として完成しているそうだし。対して凛はポテンシャルが高いが未完成って事なのかもしれませんが。
※修正済み(詳細は雑記の「無題:2/12」参照)
■士郎がセイバーを召還できた理由
まあ凛の宝石の魔力が残ってたというのが一番ありそうですが。他に考えられるとしたら触媒の有無とか。自分の家にはそれが残ってないとか召還前に凛が言っていたけど、あるとないとでは難易度が全然異なるとか。
あとは凛が溶解した宝石で代用した魔法陣を、士郎は本物の血液で描いたからとか? ランサーに刺されて出血してたから丁度……って魔法陣を描けるだけの量かどうかわかりませんな。
■冬木市は太極図になってたりして
なんとなくそんな妄想を。もしかしたら深山町と新都を隔てる川がカーブを描いてて、丁度陰陽の境界線のようなカタチになってたりしてー、なんて。裏付け無し。
■私立穂群原学園
穂群(ほむら)→炎? そういや前回の聖杯戦争の終局は大火事でしたが関連はあるだろうか。まあ、現段階では「穂群」の読み方は不明なわけですが。
■生き残るのはただひとくみ
ふたり揃ってないと駄目なんだろうか。最後まで勝ち残ってもどちらか一方がリタイアしていたらダメなのかも。前回の聖杯戦争に勝者が存在しないっぽいのはそうであったという事も可能性のひとつとしてはあるかもしれない。
■令呪を使えるのは実質2回まで?
令呪の力を使いきったらマスターとしての資格は失われるんだっけ? この辺記憶があいまいですが。みっつ使いきっちゃったらリタイア扱いなんだろうか。その辺が気になる。或いは最後の令呪の力が願いをかなえる為に利用されるって可能性も考えてみたり。
■ランサーのマスター
他のマスターが接近しても気付かれない自信があるんでしょうかね。別の所でも書きましたが護衛であるサーヴァントがマスターから遠く離れている隙に他のマスター・サーヴァントにに襲われたらおしまいだし。なんかその辺について自信があるんだろうかね。或いはそうせざるを得ない理由があるとか……。
あと、ランサーが士郎の家の場所を突き止めた経緯も気になるところ。もしかしてマスターが士郎と顔見知りだから、という可能性は考えられないだろうか。無難に士郎の血の跡を辿っただけかもしれませんが。
■士郎の治療
大量の魔力を必要とした理由。大抵の人は同じ考えだと思いますが、凛が治癒魔術を持っていないから膨大な魔力に任せて自己流で強引にやったため燃費が非常に悪かったのだって事なんでしょうね。多分。
仮にそうだとすると、遠坂にはそっちの魔術は存在しないと言う事だろうか。刻印に記録されてたら流石に凛もそこから情報を引き出して使っていた筈だし。ひょっとしたらこの辺も遠坂という家の特徴を知る為の手がかりになりそうな。
■遠坂は魔術協会に属しているか
なんか、体験版の段階だとどっちだかよくわかりませんな。ちなみに属していないなら、今回参加するマスターの中でも実力はトップクラスだと明言されている凛は、自分達よりも優れた環境にある協会から派遣されたマスターと同格以上だという事に。流石名門のエリートというだけはあるというべきだろうか。
■日本の魔術師事情
ここで考察した時には多分日本は陰陽道が最もメジャーで、遠坂や蒼崎みたいな西洋起源(?)の魔術を伝える家系はホトンド存在しないもんだと思ってましたが。
いや、たまたま主要キャラがそういう家の出身である事が続いただけで、あくまできのこさんの作品世界ではやはり彼等は例外的存在だという可能性も考えられますが……さて。
■願いが無いとサーヴァントは困る?
体験版の終盤の凛とアーチャーの会話。願いは何かってやつ。
サーヴァントにはサーヴァントの望みがあるという。そういえばマスターとサーヴァントはギブアンドテイクの関係だとインタビューできのこさんが答えていましたが。
で、凛に願いなんて無いよーと言われたアーチャーはかなり食い下がっていました。そこでひょっとして、サーヴァントってマスターに願いがないと困るんだろうか、などと妄想。マスターが願いをかなえる事がひいては彼等の願いがかなう事へと繋がるとか?
まあ、あそこで食い下がったのはあまりにも意外な回答に驚いただけって解釈するのが普通でしょうけど。
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