アルクェイドはシエル先輩の事を「8年前に(埋葬機関に)入った新参者」と言っていた。
対してシエル先輩の言動によると、
8年前にロアとして活動し、後にアルクェイドによって葬られる
↓
3年後に蘇生
↓
その後しばらく教会によって殺され続けたがやがて埋葬機関に移され、そこで利用価値があると判断されメンバーとして迎えられた
……との事。
だとすると、実際に埋葬機関に入ったのは5年前以降であるはずだ。
一体どちらが正しいのだろうか?
私は恐らくアルクェイドが単純に勘違いをしていただけだったのではないかと考えている。
彼女は普段眠りについており、ロアが現れた時に目覚めて活動する。
その際恐らくその時代に合わせた知識を身につける為に情報収集をしている筈である。
アルクェイドの情報収集法でも述べているが、彼女は環境から情報を汲み上げる事ができる。
が、どんな情報でも無制限に得られるわけではなく、自身の周囲の環境が記録しているモノに限定されると思われる。
かつて自分が倒したロアの転生体がその後蘇生して、現在は埋葬機関に属しているという事までは普通に知る事が出来るかもしれない。
だがそのシエル先輩が埋葬機関に入って以降、アルクェイドが教会の詳細な内部事情を得られるような環境の下へ赴いていなかったならば、蘇生した時期が5年前であるという細かい情報までは流石に得られなかったとしても不思議はないだろう。
基本的にアルクェイドは教会嫌いなのでそれは充分にありうると思う。
結論としてシエル先輩が埋葬機関に入ったのは5年前以降で正しいだろう。
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