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警告コント 02/9/28

 インフィニティシリーズに関して思った事をなんとなく書いていくコンテンツ。月姫研究室の方の〜〜トークとかと似たようなもんです。あっちは段々考察っぽくなっていきましたが……。

 さて、1回目はDC版の警告メッセージ、という名のコントについです。DC版持ってない人は読まない方が良いかもしれない。

 あれってゲーム本編をプレイする前は当然の如く優は優春だと思ってたわけですが、そうなると沙羅と一緒に居る事と矛盾してしまうんですよね。つまりあの優は実は優秋だった。
 となると沙羅が優のフルネームを言おうとして思い出せなかったのも……というわけですな。
 或いはあの優はやっぱり優春で、実は映像が無い事を利用してプレイヤーを騙してたんだという裏設定があったりとか、たぶん無い。



二人称 02/9/29

 前回はインフィニティシリーズに関して思った事をと書きましたが、じゃなくてもうちょっと幅ひろげます。インフィニティに関わる色んなネタを、って事で。とりあえず今回はそこまで幅ひろげないといかんような内容ではありませんが。

 というわけで、2回目はつぐみんの二人称について。ちょっと前にふと思ったんですが彼女、2034年での決して涼権の事を「武」とは呼んでませんでしたよね、確か。

 空はRSDだし優春がキュレイに感染した可能性がある事を考慮にいれれば目の前の優(秋)は前回の時と同一人物である可能性が無くはない。
 沙羅は恐らく無関係だろうし、ホクトは……少年という呼称なら特に抵抗を覚える事もないだろうし本当に記憶喪失である可能性も考えられる。

 そうなると明らかに武とは別人で、しかも自分を騙している涼権に対してだけ名前で呼ばないのは当然ですな。後になってなるほど、って感じです。こうやって読み返して新たな発見がある作品ってホント大好きです。
 しかし隅から隅まで読み返したわけではないので今回書いた事が間違いだったらどうしよ。



ホクトという名の由来を考えてみる 02/10/2

 仮に「北斗」だとしたら。これは月姫関係の調べものをしていた時に知った事なんですが、北斗七星の神格化たる存在に妙見菩薩っていう神様が居るんですよ。
 この神様、目が美しく、物事の真相を見極める事に優れているという。この点が第3視点のイメージと重なるかも……なんて考えてみたんですが。うーん、苦しいかな。
 他にはコレといって何も思いつかないですね。今のところ。案外アナグラムを作るにあたって余っちゃった文字をテケトーに組み合わせただけ、だったりしたらやだなあ(汗)



つぐみんスレ 02/10/3

 なんかもう毎日のように通ってます。名無しで何度も書きこんでたり。なりきりレベルが高いので毎回レスが楽しみなのですよ。
 というか花言葉の話になって「弟切草」という単語が出た時に、絶対誰かが「妹切草」って書くなと思ったら案の定。ていうか月姫を知らないと言っていたスレ主のつぐみんまでもがあの花言葉に聞き覚えがあるなんて(笑)



ブルーとオレンジ 02/10/4

 ティーフブラウ(Tief Blau)は和訳すると「深い青」となる。優秋シナリオの5月6日冒頭でホクトが「青」に侵食されるという悪夢を見てますが、これはティーフブラウに体を蝕まれるという事を暗示していたんでしょう。
 第3視点を介して2017年の出来事を知っていたが為にみたのだと思われます。或いは夢を見ていたのはブリックヴィンケル自身かな?

 そしてこのティーフブラウに対して、僅かながらも有効だったのがオレンジ色のアンプル。
 月姫研究室でも同じ事を書きましたが、ブルーとオレンジって補色の関係にある。対立している。つまり「青」のウイルスに対抗しうる「オレンジ」のアンプルと、そういう構図が成り立つのかも。シナリオ担当さんがその辺意図していたのかどうかはわかりませんけど。
 しかし症状を抑えるのが精一杯で、決定的な治療手段足り得なかったのはティーフブラウが「青」じゃなくて「深い青」だったから、青の補色であるオレンジでは対等足り得なかったという事だったりして、なんて思ったり。



若々しいつぐみん 02/10/10

 つぐみんの前スレ(現行スレはコチラ)にもあった話題なんですが、2034年のつぐみんは2017年の時とそう変わらず若々しいです。外見だけじゃなくて内面までもが。

 これは人間の内面ってやつが結構自身の外見に影響されるものだからだったりするかもしれないですな。人のココロの形はカラダの形を鋳型として形成される。や、それだけじゃないでしょうけどともかく人は自己を認識する為に自身のカラダの形に思いのほか依存している。
 ホクト(ブリックヴィンケル)が鏡を見た時に自分の思っていた姿と違っていてパニクったのも無理からぬ事。
 それにブリックヴィンケルは名前と言う概念を持たないとは言え、自己と他者の区別をしているのは本編の彼の言葉からもわかります。自己を認識する為の拠り所が崩壊する。そりゃあ恐ろしいでしょう。

 ちょっと話がそれましたが、そんなわけでキュレイによって不老化したつぐみはその若いままのカラダを見て、それを自己と認識した結果その内面までも若く保たれていた、というのは案外有り得ない事ではないのかもしれないなんて思った次第。
 むぅ、この辺は心理学とかに詳しい人ならもっと上手く説明できるんじゃないかと思うんですが。



油揚げみゅー吾 02/10/12

 10/11の更新で用語辞典のア行にも追加したんですが、武が名前を思い出せない涼権につけようとしたこの仮の名前。涼権の本当の名前と読みが似てるんですよね。リプレイ中にふと気がつきました。
 1回目のプレイ時にこの名を聞いた時はテケトーなネーミングだなーとしか思わなかったんですがまさかこんな……。侮り難し。



警告コント(2) 02/10/13

 今回もまたDC版持ってない人は読まないほうが良いかもしれない内容ですのでご注意

 9/28の更新分の雑記でDC版の警告コントに出演している優は春じゃなくて秋なんじゃないのか、って書いたんですが、先日聞きなおしてみたらココが「やさびきよしゅんこうさい」って無理矢理間違った読み方をしてみせてるんですよね。
 つまり、「やさ(優)び(美)きよ(清)しゅん(春)こう(香)さい(菜)」というわけで、秋じゃなくて春だった。……でも、沙羅と一緒にいるんだよなあ。
 むう、つまりあのコントの面子は発売前、あるいはプレイ前のプレイヤーにとっての現実をカタチにしたもの、と解釈したら良いのだろうか。

 或いはやはり前にも書いた通り、この警告コントでは映像が無いのを良い事に優春がブリックヴィンケル(プレイヤー)を騙そうとしていたとか。沙羅がなっきゅ先輩と呼んでるのは要するに演技で。
 外見は田中先生で中身は18歳当時の優春のまま。このギャップ、良いかも。だとすると惜しい。映像があればファン層が増加したのではあるまいか。



桑古木涼権という名前 02/10/15

 呼称表を作ってみて、意外とこの人はこの人をどう呼んでんのよ、と気になる組み合わせが結構ある事に気付く。例えば涼権なんかは武を演じてた時以外にはどう呼ばれてるんだろう。
 空はわかりやすいですな。「桑古木さん」でしょう。優秋は……男は姓の方で呼び捨てっぽいから「桑古木」かも。

 さて、つぐみと沙羅は名前で呼び捨ての傾向が高い事から「涼権」……じゃないかと思うんだけど。何故か彼が「涼権」と呼ばれるシーンをイマイチイメージできません。
 その理由は多分、武とホクトとブリックヴィンケルのせいだろう。君ら名前で呼ぶ傾向が高い筈なのに何故「桑古木」か。
 わざわざより変換しづらい方で呼んでそっちのイメージを定着させるなんて、ネット上のファンに対する彼等流の嫌がらせなんでしょうか。

 私が「涼権」と書くのは単に文字数が少ないので「桑古木」よりは幾分ラクだから、という理由でしかなかったりします。使用頻度はそんなに高くもなかろうと思ってたので辞書登録はしてません。
 しかし桑古木涼権、フルネームともなるとキーボードで打ちこむにはホント見事なまでに厄介な名前で、むしろ油揚げみゅー吾の方がラクだったりするんですが。こんなところでまで不幸キャラっぷりを発揮してくれなくても(笑)



武、優秋に遭遇 02/10/21

 無理からぬ事ですが、目がさめてみたら17年経っていた事を武はなかなか認めようとはしなかった。なら、彼にとって優秋の存在はドッキリ関連のネタばらし役の人かなんかに見えたかもしれない。
 だって自分の知る優(春)まんまな少女が目の前に現われたんだから。ああなんだ、やはり17年も経ってるなんて大嘘じゃねーか、てな具合に。その時は優春が自分のクローンを娘として生んでいたという話の事は完全にすっ飛んでるでしょう。人間自分にとって都合の良い情報の方を優先的に受け入れてしまうモンです。

 もしそうだとしたら憐れだな……。ショック受けてホッとして、後から優秋に関する説明を受けてやっぱり17年経ってたのかともっぺんショック受けて。
 無論この話は優春あたりからあらかじめ優秋の事を聞かされていなかったら、という条件付ですが。

 ていうか武の周囲は17年前から姿変わらない人多すぎ。きっとグランドエピローグよりも後に両親や昔の友人・知人に再会するまでは実感わかないだろう。

 とりあえず、武(好みのタイプの男)にいきなり親しげに話しかけられて困惑する優秋を誰か書いてくれたらいーなーって話でした。……そういう話だったのか。


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