Fate体験版雑記(4)

 TECH GIAN12月号に付いてたFate体験版のネタバレ雑記です。順番とかあんま考えない。

 31:魅了の魔眼が効いたわけ

 志貴が魔眼殺しの眼鏡をかけているのに魅了の魔眼の影響をうけてしまった理由に関して。これにはいくつか仮説がありまして、とりあえず私は魔眼殺しが使用者(装備者)に向けてのみ効果を発揮する代物であるからだとすれば一番矛盾が生じないと考えていました。
 で、もしも魔力殺しが15で書いた通りの物であり、魔眼殺しも同様であったならば、この仮説の裏付けになるかもしれないなと。


 32:魔力を隠す方法

 高位の術者は自身が魔術師であると他の魔術師に悟られないようその魔力を隠し通す事もできるという。そして少なくとも凛の場合はその為に魔力殺しが必要になるらしい。
 じゃあ魔力殺しを使わずに魔力を隠す方法は存在しないのかというと……「高位の術者は」という言い方をしていたあたりそうでもないんじゃないだろうか。もしも魔力殺しが志貴の眼鏡のような物だとすれば、身に付けていればそれだけで効果があるという事になる。だったら高位だろうがそうでなかろうが関係ないので。

 だとすると「学校に居る魔術師」の話の際に凛は、高位の魔術師が彼女から自身の正体を隠し通し続けている可能性に気付いていなかったという事になるのだろうか。もっとも、どんなに上手く擬態しようと一年も同じ場所に居たら流石にわかるという事なのかもしれないですが。


 33:金髪の男

 改めて何者なのか考えてみる。といっても現時点ではホトンドその正体はわかりませんが、可能な限りまとめてみようかと。
 アーチャーの言葉からサーヴァントではなさそう。ならば魔術師かもと以前は書きましたが、よくよく考えてみたらそうではない可能性もありうるかも。何故なら魔術師は魔術師を知覚できるし、マスターならば凛の令呪が反応する筈だから。
 もっとも凛も言っていた通り完全に魔術回路を閉じていればマスターだと、それどころか魔術師であるとすら見破るのは困難。よってそれらである可能性は否定しきれないかもしれない。

 人間でないのはその「目」からほぼ確定でしょう。凛は彼が人間かどうかをアーチャーに聞いてましたが、無意識に普通の人間ではないと感じ取っていたのかもしれない。
 仮に魔術師でもないのなら、今回の聖杯戦争にマスターでもサーヴァントでもない魔物が関わってくると言う事になるのだろうか。

 なお、凛は特に疑問に覚えていなかったようだけど彼は凛達がやってきた坂道を下っている。となると彼女の推測のように洋館がある辺りに住んでいる可能性は低いんじゃないだろうか。もっとも、洋館が建ち並ぶ区域の広さ次第ではわかりませんが。


 34:凛は魔物に詳しくない?

 金髪の男と遭遇した時にはなんらかの違和感くらいはあったかもしれないですが、即座に人間ではないと見破れないあたり、知識として知っている可能性はあったとしても、少なくとも実際に魔物と遭遇した経験はないのかもしれないですね。
 改めて考えてみれば、アーチャーと最初に顔を合わせた時も即座に人間でないと見抜いていたわけではないような。


 35:言峰が消されない理由

 残る席はふたつ、などと凛に言っていた事から彼は全てのマスターと面識がある可能性が高いと思われる。じゃあ、ランサーのマスターが巧妙に隠れていたりする事からもわかるように、いつマスターの内の誰かから情報漏洩を防ぐ目的で命を狙われてもおかしくはないんじゃないだろうか。
 ……とも思ったんですが、よくよく考えてみると聖杯戦争という儀式に余計なちょっかいを出した結果台無しにしてしまうような事は、彼にとってもあまりよろしくなさそうな気もする。それは場合によっては予備の魔術師を手配してまで儀式を円滑に進行させようと努力していたあたりからもわかる。故に彼が情報を漏らす事はないだろうと全員がわかっているという事なんだろうかね。
 ただ、積極的に狙われるような事はないが、マスター達にとって少しでも不利益になりそうな行動をとったらどうなるかわからない危うい立場でもある……かもしれない。


 36:魔術協会と日本の組織

 日本には独自の魔術系統が存在し、独自の組織が形成されている。教会にせよ協会にせよ日本で活動する為にはこの組織と交渉せねばならない。その為にはおよそ1週間程度の期間が必要である事が月姫や空の境界にて明らかにされている。
 では、言峰が予備の魔術師をすぐに用意できるあたり、既に聖杯戦争が開始されるかなり前から比較的自由に魔術師が出入りできるよう話はつけてあるのかも? 或いは冬木の街で過去に何度となく聖杯戦争が行われてきたらしい事から、もう日本側にとっても恒例行事として認識されてたりしていて、特例としてそうたいした手間をかけずに儀式の準備を進める事が出来るようになっていたりするんでしょうかね。
 それに、こんな大規模な儀式を毎度毎度承認してくれるあたり、日本側も聖杯戦争にはそれなりに興味を持ってたりするんだろうか……?


 37:外国からの移住者

 冬木市に外国からの移住者が多かったのはやっぱり聖杯がらみだったりするんだろうか。そうだったとすれば凛がその辺に関して言峰なら何か知ってるかもと予想してましたが、実際にはそれどころか相当詳しい事情を知り尽くしていたとしてもおかしくはないかも。

 そもそも、聖杯というキリスト教がらみの物が日本に存在するとされる時点でどこか不自然なんだから、やはりかつての外国からの移住者達になんらかの関連があると考えた方がどちらかというと自然な気がする。
 そして今となっては冬木市に住み着いている外国人はホトンド見かける事もなく、新都にあるという外国人墓地も移住してきた代の人々のものだけだという点も気になるところ。
 例えば彼等全員魔術師だったからだとか、或いは後に冬木市で聖杯戦争が行われるキッカケとなるなんらかの要因を持ち込んだからだとか、そういった理由で現地の人々と交流する事がホトンドなかったのでは、なんて。色々と妄想してしまいます。

 遠坂の祖先はこの移住者達の中に含まれるか、或いは聖杯を求めて彼等を追いかけてきたのか。凛の父が聖杯を手に入れるのが遠坂の義務とまで言っていたように、なんらかの因縁はありそうな気がする。

 イリヤ・バーサーカー組との戦場が外国人墓地なのもこの件に関連しての事だろうか。士郎がそこに立ち寄る理由は思い当たらない。武家屋敷が養父の物であったのなら彼は日本人である可能性が高いと思うし。そしてイリヤが意味もなく外国人墓地に彼を呼び寄せるとも思えない。
 別に呼び寄せたわけではなく偶々そこで遭遇したのかもしれませんが、それにしたってイリヤがそこにいる理由というのがありそうな気がするし。


 38:魔術師の家系である事の裏付け

 27に関連して間桐が魔術師の家系である事の裏付け、になるかどうかよくわかりませんがなんとなく気になったので。
 屋上での昼食シーンでのモノローグからもわかるように、基本的に凛は一般人とは一歩引いた付き合いをしている。よって他人のプライベートに深く関わるような事はないだろう。
 その凛が、基本的に交流はあまりないようだけどそれでも間桐兄妹の仲を気にかけている。プロローグを見た限り、明かに一般人でないとわかるキャラを除けば彼女がここまで深入りしているのは彼等(というより厳密には桜)に対してのみである。よって彼等は一般人ではなく、凛に近い世界の人間である可能性が高いんじゃないだろうか。


 39:亡霊

 08に関連する事なわけですが。
 体験版が出る以前の情報誌に「サーヴァントは基本的に人間形態をとる」、というような事が書いてあって、「基本的に」というからには裏を返せばそうでない場合もあるわけだから、もしかしたら彼等の正体は武器その物なのではないか、などと思ってました。
 それゆえアーチャー登場時の凛のモノローグでの、「人の身でありながら精霊の域に達した"亡霊"だ」という部分をはじめて読んだ時は予想と違っていてあららっと。つまり実際にはサーヴァントは元人間。
 どうやら「基本的に人間形態」って言い方をされていたのは、遠坂邸から外に出た時等のように霊体になる事もあるからだったっぽいですね。もしかしたら他にも違った形態になれるかもしれませんが。

 そういや歌月で人間霊という単語が出てきましたが、そちらを使わずにわざわざ亡霊などという単語を持ってくるあたり、奈須きのこワールドにおける亡霊ってのは元人間の霊体の中でも単なる人間霊よりも上のランクにあたる存在、と考えて良いのだろうか。
 まあ、普通に辞書的な意味で亡霊という単語を使っていた可能性もあるんですが、文中でわざわざこの単語を強調していたあたりがどうも。

 で、亡霊と精霊とではどちらが格上なんだろう。ほぼ同格の存在なんだろうか。或いはサーヴァント達がいわば亡霊のトップクラスであるが故に精霊クラスに匹敵するだけで、平均的な能力は精霊の方が上なんだろうか。
 なんで同格はあっても格上はなさそうだと思うのかというと、精霊に属する存在に真祖なんていう怪物が居たりするからなわけですが。

 亡霊が成長して更に力を付けたら神霊に……とも一瞬考えたりしたけどやっぱりなんか違うかなあ。コチラはどうもあまり人間味のない存在という印象が。もっともこれまでの作品には神霊自体登場してない(多分)ので断言なんて出来ないんですが。しかしメレムに関するエピソードを読むとそんな気がするんですよね。
 個人的には人間霊がそのまま成長したのが亡霊。けどさらにその延長線上に神霊がいるというわけではなくて、コチラの誕生にはもっと異なるなんらかの条件が必要、というような印象を抱いてます。無論裏付けはありませんが。


 40:騎士あがり

 アーチャーは遠く離れた場所に居るサーヴァントの位置を探るなど、騎士あがりである自分には出来ないと言っている。この部分に関してなんですが、自分のクラスが騎士だからという理由なら騎士"あがり"という言い方はしないだろう。ってーことは、実際にアーチャーを含めて生前に騎士であったサーヴァントとそうでないサーヴァントとが存在するというわけだろうか。
 以前、サーヴァント予備軍とでも言うべき集団が複数存在するのではないかと予想しましたが、これはその裏付けになるのかな? で、元騎士だったサーヴァントはその能力故にそういうクラスになると。

 それと騎士という点と聖杯戦争というキリスト教がらみの儀式に関わってくる点からふと思ったんですが、騎士あがりのサーヴァントって元教会の騎士団だったりして? 吸血鬼等の異端を処断する為の戦力である騎士団に属していたのなら、彼等の戦闘力の高さにも頷けますが。
 あ、けどアーチャーは金髪の男が魔物だと気付かなかったんだよなあ。騎士団といっても必ずしも退魔組織であるとは限らないのかもしれませんが。
 それに、サーヴァントとは剣術・魔術に長けた者を指すとアーチャーが説明していた。教会は一応魔術を禁忌としているから、サーヴァントが生前教会に属していたとは考え難いかも。埋葬機関のような特異な部署ならわかりますが。
 でもセイバーの剣にさりげなく十字架のような装飾が施されてたりするあたりがどうにも気になったり。考えすぎかもしれませんが。


戻る