Fate体験版雑記(2)

 TECH GIAN12月号に付いてたFate体験版のネタバレ雑記です。順番とかあんま考えない。

 11:言峰が守りきれないわけ

 08で書いたようにサーヴァントってのは精霊クラスの能力の持ち主っぽい。雑誌記事情報雑感でマスター+サーヴァント相手では多勢に無勢、しかも負傷したマスターをかばわねばならないという不利な条件が揃っているから、仮に言峰が埋葬機関のメンバーだったとしてもマスターを守りきれないのは彼、ひいては埋葬機関のメンバーが弱いという事にはならないだろうというような事を書きましたが、確かにその通りだけど多勢に無勢だから、というのはちょっと違うかも。
 マスターも一緒にいた方がより厄介なことには違いないんだけど、そもそも単純にサーヴァント単体の能力だけで言峰を上回っていそうに思える。

 これといって裏付けはないんですが、彼等の能力って純度の低い平均的な真祖と同ランクかもしれないなと個人的に思ってます。だったら教会ですら長い歴史の中でも真祖相手には数えるほどしか闘った記録がないとシエル先輩も言っていたし、実際その真祖同様精霊に近いといわれているサーヴァントとでは教会の人間にとっては相性が悪そう。しかも対魔力なんてものを持っているが故に魔術師の天敵みたいな物だから、言峰個人にとっても相性は最悪でしょうな。むしろ志貴みたいに体術+超能力という戦闘スタイルの方がまだ闘えそう。


 12:固有結界

 新たに明らかになった事ととしては、魔術師達にとっての到達点のひとつであり、禁忌であり、魔法に最も近い魔術であるという事らしい。みっつ目はなんとなく予想通りでしたが、最初ふたつはへー、そうだったのかあ、と。

 そして今回なるべくストーリーがテンポよく進むよう意識してシナリオを書かれた筈だから、深い意味もなく固有結界の薀蓄があの場に挿入されたのではなくて、これまたなんらかの伏線になっているんじゃないかと個人的に思いました。
 例えば、マスターやサーヴァントの中に固有結界を持つ者がいるとか、聖杯の力自体が固有結界によるものだったりとか?

 もしかしたら宝具も固有結界に似た物なのだろうか。サーヴァントにとって唯一無二の物であるようだし。昔どこかでNotes.における魔剣の特徴は固有結界にちと似てるので、これの亜種だったりしてとか書いた気がしますが、宝具もまたそうなんだったりして。
 といっても「マーブル」が付かない(ノウブル・ファンタズム)のだから確率干渉ではない可能性が高いですが。つまり自己の唯一の内面を確率干渉によって実体化させるのが固有結界、それ以外の手段で実体化させているのが宝具や魔剣ではないかと。まあもっとも「唯一無二の物である」という共通点だけで拡大解釈しちゃってるんであんまりアテにはならない推測ですが。


 13:養父が士郎に魔術を教えたがらなかったわけ

 03での書き忘れ。養父が士郎を引き取った後、彼に魔術を教える事を渋ったのはそもそも戦いに巻き込んだ事への罪悪感からだろうか?
 そして士郎が聖杯戦争に参加できたのは、相当に未熟とは言え養父の弟子だから、彼に教わって身につけた事が参加条件と合致していたとか。だとすると、養父が魔術を教えたがらなかった理由のもうひとつがそれだという事も考えられるかも。聖杯戦争を身をもって経験していたのだからなるべくそちらへ関わらせたくないと考えるのも道理だと思う。


 14:魂を確立させた魔術師

 ひとりしか居ないという。可能性としては転生無限者ロアか、死を蒐集し、魂の起源を読む荒耶か。
 どちらかといえばロアなんじゃないだろうか。荒耶がやっていたことはあくまで一般の魔術師がやっていた「内容を調べる」「器に移し替える」といった事の延長であるような気がする。起源を読むのが前者。後者は小川マンションの住人? でもこちらは脳髄だけ生きている状態だったので違うかも。転生めいた事もやってるみたいだけど、それは彼が己の「静止」という起源を覚醒させたが故かもしれないですし。
 要するにシエル先輩も言っていた通り、魂を「加工」して転生するなんて事が可能だったロアに比べると、荒耶は「確立」というには不充分なんじゃないかと。あくまでそこにある記録を読みとって起源を探り当て、ひいては根源に至ろうとしていたわけで、彼にとって魂の確立は必ずしも必要な事ではなかったんじゃないかと思う。

 他に考えられる理由としては、Fateの舞台である世界が直接の接点はないが月姫と同じであるらしい事から、荒耶宗蓮という人物自体存在しないという事もあり得るかも知れない。らっきょ世界は月姫とは世界設定がほぼ同じとはいえ別世界らしいので。しかし月姫世界にも橙子さんは居るようだし、断言は出来ませんが。


 15:魔力殺し・魔眼殺し

 魔力殺しは凛の言動から察するに、自分が魔術師である事を他の魔術師に悟られないよう回路を閉じて擬態する為の物であるらしい。なら、魔眼殺しも本来はそういう目的で使用されるもので、志貴のように能力制御、というか脳への負荷をなくす為に使用される物ではなかったんだったりして。
 志貴の目が持ち主にとっても危険なのは、目よりもむしろ脳への負荷が大きいから。そしてそれは先天的に特別な回線を持っているが故。魔術師は基本的に超能力者とは違うから(魔術師であると同時に超能力者でもあるという人物も存在するかもしれないけど)、魔眼を持っていても脳への負荷というのは特にないんじゃないかと思う。


 16:第二要素・第三要素

 学校に張られた結界に関する凛とアーチャーの会話に登場した第二要素・第三要素という単語。第二要素が魂。第三要素が精神。じゃあ第一要素は何なのかというと、肉体だろうか?
 この会話のすぐ後にアーチャーが、人間が「肉」をエネルギー源とする事を彼らのような精霊よりの存在と対比させていたし。更に言うと空の境界の最後の方でコクトー君が、人間は肉体・魂・精神のみっつからなる、というような事を言っていましたしね。


 17:シュバインオーグ

 シュバインオーグさんですか。大師父=大師なら遠坂という家系はこの人の血を引いているか、教えを受け継いでいるという事でしょうか。
 ちなみに遠坂の家は高貴な出だったのかもしれないらしく、洋館に住み、呪文はドイツ語(凛だけかもしれませんが)で、凛の父は彫りの深い顔立ち。祖先はドイツ貴族だったりしたのかなあ? 冬木市は西洋からの移住者も多かったみたいだし、有り得ない事ではないかも。
 ならシュバインオーグさんってもしかしてドイツ人だったのですか。そう考えてみるとなんとなくドイツ人ぽい名前のように思えなくもないかも。こうなってくるとドイツ貴族っぽい(?)イリヤとの関連も気になってくるわけですが。色々な意味で。
 このあたりに関してはもっと書きたい事があるんですが、とりあえず別の機会にまわします。


 18:一人称時

 前回の更新で書き忘れてた。日記できのこさんが言っていた事について。体験版と違って製品版では一人称時に主人公の立ち絵が出ないとの事ですが、裏を返せば主人公以外の視点で物語が展開する事もあるという事なのかな。マルチサイト気味?
 だとすると、主人公の立ち絵はわざわざ体験版用に描き下ろしたんじゃないのかも、ですな。


 19:キャラ雑感(2)

 ■間桐桜
 彼女も雑誌記事等から得た印象まんま。弓道部だったのは知りませんでしたが。腕前はいかほどか。そもそもその弓道部に入ったのも士郎の影響だったりする可能性が高いかな?
 凛ともゲーム開始時点でそれなりに顔見知りだったようだ。なんとなく彼女からは妹のように思われている気がする。

 ■言峰綺礼
 留守電のメッセージや電話での会話から察するに、結構凛の事を気にかけている。というか、本音は凛が聖杯戦争に参加する事をよしとしていないようだ。もっと中立的な立場だと思ってましたが。
 凛が口うるさいとか言っている辺り、彼女を実の娘のように思っているような印象を受けた。凛は凛でなんだかんだ言いながら彼の事は嫌ってなさそう。
 彼女の両親とも顔見知りらしい。いや、それどころか凛あての大事な品を託される辺り、かなり深い交流があったと思われる。凛への接し方もそれ故だろうか。
 ちなみに言峰がもし埋葬機関のメンバーなら基本的には欧州で活動している筈で、ドイツ系の血が入っているっぽい遠坂と接点があってもおかしくはないかも。無論埋葬機関の〜という前提が覆されたら意味のない考察ですが。
 ところで留守電に堂々と魔術師という単語、聖杯戦争に関する情報を吹きこんじゃって良いのかね。でもよくよく考えてみれば一般人があれを盗聴なりしてたとしても理解不能だろうし、魔術師だったとしても内容からしてそう致命的な情報漏洩にはならないか。


 20:クラス・カテゴリ

 「セイバー」とか「アーチャー」といった名称が「クラス」。クラスという言い方から「階級」のような能力の高さを推し量る為の目安だと誤解されそうではあるがそうではなく、「役割」とも称される事から能力のタイプを示している物。クラスという単語には「種類」とかいった意味もあるのでそちらで用いられているととるべきだろうか。
 08の後半で推察した通りであれば同じクラスの者が複数存在していると思われるわけだが、単語の意味を考えると矛盾する事はない。
 ちなみに「セイバー……って感じじゃねえな。何者だ、テメエ」というランサーの言葉の意味するところはつまり、騎士タイプだという事はわかるがセイバーではない、しかし弓を持っていないのでアーチャーっぽくもない、かといって他のクラスに当てはまりそうな特徴もない。サーヴァントならいずれかのクラスに当てはまる筈なのにこれはおかしい、といった事だろうか。

 「カテゴリ」。「類別」とも。こちらはどうやら凛の言動から強さを知る為の目安にはなるようだけど……といってもどんな能力があるのかその詳細を知る事ができるというという事であって、カテゴリその物がサーヴァントの能力の高さを示しているわけではなさそうな気もする。
 要するに複数あると思われるサーヴァント予備軍のひとつひとつがカテゴリにあたるという事なんじゃないだろうか。つまり、あるクラスのサーヴァントは複数いるが、属するカテゴリが異なる。同じクラスでもカテゴリまでわかればある程度どういう能力者なのかもわかってくると。

 何かのスポーツにおける特定のポジションがクラス、チームがカテゴリ、と考えるとわかりやすいかも。同じポジションの選手でもチームが異なれば能力も異なってきますよね。自分はそんな風に考えてます。


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