Fateファンブック雑記(1)

 Fateプレミアムファンブックのネタバレ雑記です。順番とかあんま考えない。

 01:サーヴァントの戦闘能力

 およそ戦闘機一機分。個人で対抗するには強大すぎる。まあこの時点で既に凄いわけですが、しかし近代兵器で武装した人類の軍隊ならば攻撃力では優るようである。が、彼等は霊体故に通常攻撃が効かないので実際に戦うとしたら勝つのは困難らしい。
 つまり、人類がもし精霊クラスと全面戦争になったら近代兵器ではかなり分が悪いという事になる? まあ、霊体への有効な攻撃手段を退魔組織の類は保有していそうな感じなんで、実際そうなっても成す術もなく人類側の敗北……という風にはならないかもしれませんが。

 ちなみにアルクェイドと比べたら4分の1くらいの強さらしい。よってサーヴァントふたりがかりくらいならアルクェイド相手でも勝機はあるかもしれないらしい。
 ここでいうアルクェイドが完全に限定解除した状態(朱い月クラス)なのか、ちょっとリミッター外れちゃってるワルクェイドなのか、吸血衝動を抑えている通常モードなのかが気になるんですが……まあ通常モード、或いはワルクモードととった方が自然なのかな? ってアルクって戦闘機の4倍のスペックですか。

 そんじゃここで具体的にスピード比べなどしてみようかと。
 アルクに関しては人名辞典の方でも書きましたが、公園〜学校間の6kmの道のりを1分足らずで移動している。よって時速にして300〜400kmくらいだと思う。あくまで概算ですが。まっすぐに学校まで飛んできたか道なりに走ってきたかで微妙に数値は変動するんですが、まあそれを考慮に入れても前述の数字から極端に外れる事はないと思います。
 対してサーヴァント。わかりやすいのはランサーの移動速度ですが……まず凛の移動速度を参考に考える。で、ここで以前Fate体験版雑記の04で書いた事の訂正になるんですが、彼女は魔術を行使した状態で100mを7秒、ではなくて厳密には100m"以上"の距離を7秒"かかってない"らしいです。
 てーことは……実際にはあの時の100mのタイムは4秒代後半〜6秒くらいだったと考えたら良いんだろうか。となると時速にして70〜80kmくらい? そしてその凛を軽々追い越したランサーは下手したら100kmは出せそう。
 で、ランサーは特に敏捷性に突出したタイプで、アルクは万能型だという事を考慮に入れると……おお、4分の1というきのこさんの言葉にピッタリあてはまりそうな感じ。ただ、比較対象であるアルクが通常時ではなくてワルクモードではありますけれども。


 02:セイバーの戦闘能力

 なんでも歴代セイバーの中でも突出していて、瞬間攻撃力は全サーヴァント中最強だとか。なんとなく、志貴みたいなタイプをイメージした。といっても彼よりもバランスの良いタイプの戦士なんだろうけど。魔力以外のあらゆる能力が優れているけど、特に瞬発力が抜群だという事なんだろうかね。

 ただし残念ながらマスターである士郎が未熟であるが故にその実力を発揮できないらしい。きのこさんが弾数制限のある核ミサイルをいかに上手く使うかがポイント、というような言い方をしていたあたりからして、魔力の供給が少ない為に能力が全体的にダウンしてはいるが、ここぞという時に短時間であれば全力を出せる事は出せる、といった感じだろうか。だとしたら彼女が「瞬間攻撃力」が特に優れたタイプだというのは士郎にとって幸運だったのかも。

 凛がセイバーを使いこなせるのは自分だけ、みたいな事を言ってたと思いますが、実際彼女くらい魔力があればセイバーも暴れ放題だったんだろうなと。もっとも、それではストーリーに緊張感が無くなってしまいますが。要するにRPGなどを裏技使っていきなり最高レベルでスタートするような感じで。

 あ、そういやセイバーは士郎を鍛えようとするらしいですが……それは彼女から見て士郎の性格面に問題があるからというよりもむしろ、聖杯戦争における生死に直結する問題故に、彼の魔術師としての能力を少しでも向上させようという理由からだという可能性も考えられるかもしれないですね。


 03:遠坂の魔術師

 凛は地水火風空全てを扱えるオールラウンダーらしい。でも空ってなんだろ。エーテルの事で良いんだろうか?
 そういやエーテルに関して調べていた時に、世界は四大元素によって構成されているが、その外側の「真空」にあたる部分はエーテルという架空の要素で満たされているのだと考えられていたとか、なんとかいう話を目にした事があったような。
 この話からすればエーテルが「空」にあたる物だとしても納得がいくような、ような。あんまり自信無いんですが。でも五大要素というからにはやっぱ五番目はエーテルだと考えた方が自然な気がしなくもなく。

 さて、遠坂の魔術師ってのは何属性にあたるんでしょ。まず、エーテルは他の四大要素に変換可能な代物である事。そして彼等が変換・流動を得意としているという話から、基本的には「空」属性で、且つエーテルを変換させるのに長けているから結果的に五大要素全てを扱えるオールラウンダーになるのでは……などと考えてみたり。
 ……まあ、自信はないです。かなり無理してます。


 04:アサシンぽいねーさん

 といっても未だクラス不明なわけですが……なんでも山海堂の店主さんによると、彼女が使用している武器は忍者が使っていたという物に非常によく似ているらしい。もしもその推測通りで実際に忍者の武器を参考にデザインされていたのだとしたら、やっぱり彼女はアサシンである可能性が高そうな気がします。忍者って、暗殺者でもありますし。
 ただ、アサシンのスキルからして真向勝負をするタイプとは考え難いにも関わらず、セイバーと戦闘しているイベント絵などが存在したりする。が、現時点ではそこに至るまでの経緯は不明なわけですし。あれは「見えない敵」を苦労の末ようやく目の前に引きずり出した後の戦闘シーンだという可能性も考えられるかも。


 05:士郎の家

 やっぱり魔術師ではなくて普通の家だったようです。更に、火事の原因も前回の聖杯戦争の最終決戦による物だったという事が明言されていました。とりあえず予想がふたつ的中。
 士郎が魔術師としてはあまりにも未熟だというのも無理からぬ事だったわけですな。その辺に関しては空の境界で鮮花が説明しているように、魔術師になるには魔術師の家系に生まれていない時点でかなり不利なわけで。彼女の場合は一部才能が突出していたからそれなりに魔術を行使できましたが、本当なら士郎のように何年も修行してようやくひとつだけ術を身につけられるくらいが割りと普通なのかも?


 06:過去の聖杯戦争

 冬木市で聖杯戦争が行われたのは、わかる限りで過去に2度であるらしい。てっきりここで何百年も続いているのかと思ってましたが、よくよく考えてみるとそれは色々と不自然か。まずそんな昔からあの辺りに人が住んでいたのかどうかという問題が出てくるし。無人の荒野に定期的に海外から魔術師が集結してたというのもなんだか。

 で、過去2回のうち前回は10年前である事が確定。じゃあ冬木市での最初の聖杯戦争はいつだったのかというと……正確な数字はわかりませんが数十年前という言い方が当てはまる範囲で、遡る期間は100年には達してないんじゃないだろうか。たぶん。
 理由としてはまあ前回が10年前だというから、普通に考えれば10年単位の周期だとする方が自然だろうと言う事。
 あとは冬木市への外国からの移民に関する伏線が張られている事。まだ確定ではありませんが、どうもこの移民達、凛の説明によると冬木へと解けこんだわけでもないようで、いわくありげ。故に聖杯戦争に何らかの関係がありそうな気がするんですよね。遠坂自体聖杯を追って冬木までやってきた一族であるような気もしなくもない。
 そして外国人墓地にある墓は移住した代の人達の物。となると冬木での最初の聖杯戦争は20〜50年くらい前、という事になるんだろうか?

 また、誰かが聖杯を得た時点でその地での聖杯戦争は終了し、別の場所へと移る事になるという。多分、元々は聖杯戦争らしく(?)数百年前より欧州あたりで幾度となく場所を変えつつ行われてたんだろうけど、最後に聖杯を得た者が現れた後である数十年前、舞台は冬木へと移されたという事なんでしょうな。
 そして過去2回、いずれも冬木で聖杯を得た者は居なかった。という事は前回の聖杯戦争の最終決戦に勝利者は居なかったという事になるようです。両者相討ちだったんだろうか。
 もしかしたら士郎の養父はその勝利者だったんじゃないかと思ってたんですが、その予想は全然外れで彼は全く関係ない人だったのかも。或いは最終決戦まで残ったけど最後の最後で手が届かずだった、というのも面白いかもしれませんが。


 07:ジャンヌ・ダルク

 06に関して。てっきりここで何百年も続いているのかと思ってましたが、などと書いたわりには久々に引っ張り出した備忘帳には冬木市で何百年も聖杯戦争が行われていたのかどうかに関する考察があった。……完全に忘れていた(汗)
 まあそんなわけでサーヴァントが外人ばっかなのも、多分元々は外国で行われていた儀式だったからだという事なんでしょう。や、ほぼ確実に外人だといえるのはセイバーだけなのかもしれませんが。

 ちなみにそのセイバーは身長およそ150cm。丁度身長も同じくらい(らしい)なので彼女はジャンヌ・ダルクなんじゃないかという説がありますが、そういえばそのジャンヌ・ダルク、空の境界によれば霊長の抑止力によって動かされた人間っぽい。
 断言は出来ないけど書き手であるきのこさんの視点を想像して言うなら、霊長の抑止力とは無関係であったと仮定するとあの場面でジャンヌ・ダルクの話を出したからにはそれがなんらかの伏線になってないとおかしいと思うし。伏線にもなっていない。霊長の抑止力でもない。ならば書き手は一体何の為に……という事に。

 それに凛の召還呪文に「抑止の輪」というキーワードがある点も気になったり。つまり、もしかしたらサーヴァント自体が抑止力に何らかの関係がある存在だという可能性も有り得るのかも知れない。

 抑止力に突き動かされたジャンヌ・ダルク。抑止力と深い関連があるかもしれないサーヴァント。ならばセイバーがジャンヌ・ダルクその人だという事もあながち的外れな予想ではないのかもしれない。でも考え過ぎかもしれない。どっちだ。


 08:藤村先生のフルネーム

 実は特に重大な理由があって隠されているわけでもなくあっさりと明かされるとかなんとか。その彼女の名前はどんなんか、予想でもしてみようかと思うわけですが……といっても私の予想はインタビューを読む限り外れてそうな……なんだかもっとシンプルなネタのような気もするんですよね。まあともかく。

 「藤村」ってむしろ名前の方なんじゃないだろうか。似たような予想をしている人は多そうですけれども。
 とりあえず私がそうじゃないかと考えた理由はまず、士郎が「藤ねえ」と呼ぶこと。普通、〇〇ねえという愛称の〇〇にあたる部分に苗字を入れるだろうか? と疑問に思ったわけです。まあ、別にそうしたって決定的におかしいという事はないんだろうけど、両者が家族同然の付き合いをしている事も考慮に入れると個人的にひっかかった。

 あと、凛との会話の内容がずっと気になってたんですよ。以下に抜粋しますが

 一年生はちゃんと挨拶してくれるんだけどね、
 上級生になってくるとわたしの名前で挨拶しないんだから。
 遠坂さんはああいう輩の真似しちゃダメだからね


 上級生になると名前で呼んでくれなくなると嘆いている。これを通常は上級生が馴れ馴れしく適当な愛称で呼ぶようになる事と解釈すると思われますが、この会話の後に出てくるのが「冬木の虎」に関するエピソード。
 つまり上級生は実際には逆で、長く近くで見てきたことで彼女の恐ろしさもわかってきて、畏怖するが故に名前ではなく苗字の方でかしこまって呼ぶようになる。で、「藤村先生という愛称」で呼んで欲しい彼女にしてみればそれは面白くないと。そういう解釈も可能といえば可能なのではないかと。
 そしてセリフの中に出て来た「名前」という単語。これが「苗字」に対する「名前」であると解釈すると、会話の流れで一般的な「上級生」を凛と対比させているわけだから、藤ねえの基準でいうところの「ちゃんとした挨拶」をしている凛は名前で呼んでいる事になり……そして凛の藤ねえへの呼称は「藤村」先生だという事は、と。
 士郎の「藤ねえ」という愛称は、この会話において上級生達がそう呼んでいると読み手に誤解させる為のワナでもあったり?

 まあ名前で呼んでくれないからといって「ああいう輩」とまで言うだろうかという問題もありますので無理はあるかもしれません。でも彼女のキャラクターなら名前で呼んでくれない事に拗ねてそこまでぶーぶー言ってしまうのだと解釈してもあんまり違和感がないような気も(笑)
 いずれにしても、「藤村」が苗字だった場合でも件の会話におかしな点が出てくるような事もないので私の解釈はかなり異端であるような気はしますが。

 ちなみにこの解釈が仮に正しかったとすると、今度は名前ではなく苗字がなんなのかという事の方が気になってくるような。衛宮? ……違うか。
 まあともかく苗字は不明ですが彼女は地主さんの娘さんらしい。衛宮家の屋敷ってかなりでかいから、彼女の実家と金持ち繋がりで付き合いがあったというのはあり得るかも。


 09:存在限界時間

 通常、マスターを失ったサーヴァントの存在限界時間は1時間程度。ただ、アサシンだけ40時間はあるらしい。私はこの時間の長さは魔力に比例するのでキャスターが一番なのでは、と予想してましたが外れでしたね。そしてどうやらサーヴァント自身の能力に関係なく聖杯側が設定した物であると考えた方が良さそうな感じです。

 では、なんでアサシンだけ40時間という設定になっている(他にも1時間以上、或いは以下に設定されているサーヴァントも居るかもしれませんが)のか。裏付けはないのですが、それでも予想してみるとしたら聖杯戦争という儀式の参加者同士のパワーバランスを調整する為、でしょうかね。
 騎士タイプのサーヴァント3人は普通に強いし(本来アーチャーは接近戦はやらないっぽいけど射撃能力は脅威であると思われる)、ライダーは宝具だか乗り物だかが特に強力らしい。ここまでの4人はしかも対魔力まで持っている。バーサーカーに関してはそれを持っていない点を補ってあまりある戦闘力を誇る。
 彼等に比べるとアサシン・キャスターはなんとも心許ない気がする。アサシンの残存時間40時間というのは、戦闘能力が低い事への救済措置として新たに別のマスターと契約しなおして再参戦するチャンスを多めに与えられているという事なのだとか……。
 それに、アサシンて気配遮断で敵へと密かに忍び寄って暗殺するというスタイルみたいだから、必然的にマスターから離れる機会が多くなりそうだと思う。マスターがすぐ側に同行していたらみすみすアサシンが近付いてますヨーと知らせてるようなものだし。まあ、魔術回路を閉じられるマスターなら良いかもしれませんが、必ずしも全員がそうだとは限らない。
 そうなると任務遂行の為マスターの下を離れていた隙に肝心のマスターが他のマスター・サーヴァントに発見されてしまい……という事が起きる危険性もありえたりして。その辺も考慮に入れての救済措置だったりとか考えてみたり。

 まあ理由がなんであるにしても、物語中アサシンが敗者復活を成し遂げる可能性は間違いなくありそう。士郎達の前に2度現れる事もあるか。或いはセイバールート以外でもしもセイバーを失ってしまう展開もあったとしたら、士郎がアサシンと組むという展開も有り得るかも?


 10:アーチャーの短剣

 山海堂の店主さんの解説によれば、あれをふたつくっつけて弓のような形状になりそうだ、との事。もしその通りだとしたら結構面白いと思うのですよ。
 用語辞典にも書きましたがアーチャーの短剣って陰陽二刀ある。そこからそれぞれ効果の異なる両者を合わせて太極をを模した強力な魔術的アイテムになりそうだとか妄想してたりしたわけですが。
 空の境界を読んだ事があると、やっぱりそういう構造のアイテムって「何かある」と思ってしまいます。


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