Fate/stay night雑記(9)

 Fate/stay nightネタバレな順番とかあんま考えないいつものアレです。

 81:ベディヴィエールの足の速さ

 アーサー王物語にはいくつかの種類がありますが、その中にはベディヴィエールは俊足の騎士だとされている物もあるという。
 TYPE-MOON世界ではどうだろう。そういえばセイバールートのラストで、馬にセイバーを乗せて自分は自らの足でその横を併走していた。つまり、馬に匹敵する速さで走っていた?
 そういう事が出来るのなら、確かに少しでも速く移動する為には自身は馬に乗らないのが正解かも。自分も一緒に馬に乗ったらそのぶん馬への負担が大きくなって遅くなる。
 というか馬の方がベディヴィエールの後を懸命に付いていったというような描写からして、傷付いていた馬ではあったがそれよりも速かった事になるんだろうか。


 82:小次郎が佐々木小次郎ではなかった理由

 本来アサシンのクラスとして召喚されるのはハサン・サッバーハのみ。そして彼らはその名を持った亡霊達。ハサンという役割を与えられた名無し達であると言えるのだろう。
 本来のシステムにおいて召喚されるアサシンという存在がそうであるが故に、ルール違反とは言え召喚されたアサシンもシステムの影響によって「佐々木小次郎という役割を課せられた名無しの亡霊だった」という事はあり得るだろうか、などと考えたりしたのだがどうだろう。
 まあ、そんな裏設定は実際にはなかったとしても、小次郎と本来のアサシン達に意外と似た部分があったという構図は面白いなと思った。


 83:アーチャーはどうやってバーサーカーを六度殺したのか

 多分、固有結界は使っていないと思われる。理由としては、結局イリヤはアーチャーの能力がどういう物であるかをセイバールートではよくわかっていなかったから。

 となるとブロークンファンタズムをこれでもかと言うほどに使ったのだろうか?
 けれどバーサーカーは自分の理性が奪われていなければ心行くまで剣技を競い合えたものを、と嘆いていたようだ。てことは、アーチャーは剣技主体で闘った可能性が考えられる。それにバーサーカーの傷はバラエティに富んでいたし。宝具爆破ばっかりだったとは考え難いかも。実際遠距離攻撃が効果的な戦闘ステージではなかったし。
 ナインライブズブレイドワークスを使ったかどうかは微妙。アレは三秒の猶予があったからこそだと思う。あの場面では既に近接戦闘の間合いに入っていたから厳しいだろう。

 うーん……結論としては、ゴッドハンドの守りを突破できる宝具を次から次へと投影して、剣技主体で戦ったという事になるのだろうか。


 84:イリヤがセイバールートではエミヤの正体がわからない理由

 桜ルート終盤のイリヤの以下の言葉。

 >前に見せた魔術(とおみ)の応用だけど、今度のはすごいんだよ。
 >なんていったって、みんなが見たがってた魔法なんだから。


 転移による遠見の魔術の応用だと言っている。その応用とは魂の物質化たる第三魔法。という事は転移の魔術は魂に触れるものである可能性が考えられないだろうか。

 これを踏まえて。

 桜ルートでは士郎の意識を森や城に飛ばしている。その時に士郎の魂に触れたから、後から取り込んだアーチャーの魂が士郎と同じ物であると気付いた。しかしセイバールートではそれをやってはいなかったから気付けなかった、というのはどうだろうか。
 言峰はアーチャーの腕を繋げる手術をする際に双子でもここまでうりふたつはあるまいと驚いたらしい。つまり、両方に霊的な干渉(?)をして初めてその事実に気付いた。これと似たような理屈なのでは。

 実際、イリヤは体内に取り込んだ魂の情報をある程度引き出せるように思える。
 例えば桜ルートでの、アヴェンジャーに関して説明している場面。

 >ええ。桜から必要な情報を取り出して、何が起きているのかは理解できた。

 「聞き出して」じゃなくて「取り出して」と言っている。これもイリヤが魂からある程度情報を引き出せる事を裏付けてるんじゃないだろうか。

 ただ、魂から全ての情報を引き出せたかどうかはわからないと思う。
 例えば地図。暗闇の中で懐中電灯で照らし、ごく一部分だけが見える状態。これではその地図が何の地図であるかを判断するのは難しいだろう。
 しかし事前に全く同じ地図を知っていたのであれば、そのような状況でも同一の地図であると察しは付く筈。
 そんな感じで、アーチャーの魂の情報しか得られなかったセイバールートでは比較対照となる士郎の魂の情報が無い為、元は彼の魂と同じであると悟るのは困難だったのではないかと。
 付け加えるならマスターとサーヴァントは夢でお互いの過去を見る場合があり、凛はアーチャーの過去をある程度見ていた。けれど結局アーチャーが士郎だとまではすぐには確信できなかったように思える。それに、凛がそれを確信したのは夢の情報のみからではないですし。夢に出てくる過去のアーチャーと士郎があまりにも似ているという点が大きかったように思える。


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