戻る ガンダムSEEDを観た 03/8/2 ようやく全話観終える事が出来ました。いや、本当は2〜3話前あたりにに観終わってたんですがいきなりその次の放送分を見逃してしまってごたごたと。 で、面白かったです。楽画喜堂さんで毎週アップされている感想を何とはなしに眺めている内に興味を持ったものの、悪評も耳にしていたのでちと不安だったり、実際色々とツッコミ所もあったり序盤は展開が遅く感じたりしはしましたけれども個人的には非常に面白かった。今日の放送分が今から楽しみです。 折角だからちょっと気になった事柄をメモ。といってもSEEDを取り扱っているサイトさん等ではとうに通過済みかもしれないとだけあらかじめ。 キラとカガリ。予想通り兄妹(姉弟?)である事が明かされましたが、性別の違う双子は必然的に二卵性なんで遺伝子レベルでは通常の兄弟くらいの違いはある。よってコーディネーターとナチュラルの違いもそれ故だろうか。 で、兄妹なのか姉弟なのか。楽画喜堂さんでは姉弟とされてたんですが、こちらの方が一般的な見解なんでしょうかね。例の写真の裏側にはキラ、カガリの順で書かれていたので兄妹だと思ってたんですが。でもカガリの振舞いからすると確かに姉弟の方がしっくりくる。写真に写っていた母親らしき人物の消息も気になるところ。 〇〇〇・『〇ラ』・アスハ。『キラ』という名前はここから? まあこれは偶然かもしれませんけど。 フラガとクルーゼも似たような関係だろうか。OPの二重螺旋なんか意味ありげ。ただ、クルーゼは例の薬で強化しているだけでコーディネーターではない可能性もあるかもしれないなんて思ったり。フレイの父に声が似ているというのも何かの伏線かな。 SEEDを持つ者。確定しているのは盲目の人から直接そうだと言われたキラ、ラクス。アスランもほぼ確定か。キラのスイッチが入った時に使用される種らしきものがこぼれおちて砕け散る演出がこのSEEDに由来するのであればその可能性が高そう。ところでガンダムSEEDのSEEDって遺伝子という意味で使われてるのかと思ってましたがまんま種なのか。 コーディネーターというのはそもそもナチュラルの上の段階となる種(しゅ)との調停者(この辺うろ覚え)として誕生したとの事ですが、その種とやらがSEEDを持つ者、なんだろうか? あと関係ないですが先週放送分で演説していた女の人はジュールさんだそうで。イザークの母親ですかね。てことはクルーゼ隊って主にコーディネーターさん方の幹部の子供達で形成されてたんだろか。 うわー長い。 先週のガンダムSEED 03/8/7 抱きつき魔のカガリが逆に抱きつかれました。キラがされてきた事をその親友がやりかえす。真っ赤になってバタバタと慌てふためくカガリに萌え。あーもう!(笑) バルトフェルドが再登場した時に右からのアングルで映っていたのは片目、片腕を失っていたからであるようですが、この姿で戦艦の指揮とってるとまるで宇宙海賊のキャプテンのようだなあと思ったり。 モビルスーツ乗りとしては戦えそうにないけど元々優れた指揮官でもあるし、頼りになりそうです。というか早々に退場してしまったのが残念だったキャラなだけにこの再登場は嬉しかった。一流の戦士でありながらどこか茶目っ気があって好きです。ハロを軽くあしらってるシーンなんか微笑ましくて良。 ちなみに彼はクルーゼの事が嫌いらしいけど、そのクルーゼの方も彼のことを良く思ってない事が明らかに。このふたりが顔合わせたらどんなやりとりをするんだか興味あるな(笑) ところでアイシャはオフィシャルサイトで「恋人」ではなく「愛人」とされていたのは婚姻統制がしかれていた事に関連があるのかね。 敵ガンダムのパイロットはパイロットではなく生体CPUという扱いで過去は抹消。うわあ、予想通りの事やってますよ。 彼等は強化インプラントと呼ばれ、活字中毒者がステージ2、ゲーム中毒者が3、音楽中毒者が4と。初陣では仲良くクスリが切れた所て大笑いさせていただいたもんだからてっきり全員同程度だと思ってましたが、なるほど。確かにステージが進んじゃってるやつほど精神面はよりやばくなってます。〇〇中毒なのは無意識に精神の安定を測っているのか、或いは上からそうするよう指示されているのかも。 3人とも強化の進行度が異なるのはテストケースだからだろうか? ステージ1は個人の過去を抹消して薬漬けにするという行為に伴うリスクに見合った能力が得られず、5以上だと精神面の崩壊具合からとても使い物にならないのでテストには参加していないとか。 戦艦の艦長としての能力。マリューさんよりもナタルの方がやはり上だった。無論これは単純に戦闘において結果を出すという点にのみ着目した場合の話ではありますが。 さて、次回ですがどうやら「螺旋の邂逅」というタイトルからもわかるようにフラガとクルーゼの関係が明らかにされそうな予感。螺旋はやっぱDNAの二重螺旋構造に由来するんでしょうな。 もうひとつの見所はスイッチが入ったキラ・アスラン。キラはひとりで強敵達を翻弄し、キラとアスランの戦闘は苛烈過ぎてあっというまにモビルスーツがズタボロになる。このとんでもない状態になったふたりがコンビネーションを見せてくれると思うと楽しみでならないです。 先週のガンダムSEED 03/8/12 ……さあこれから謎が明かされるぞって所でやっぱり区切られた。 やたらDNAの二重螺旋をイメージしたオブジェが目に付く研究施設はコーディネーターの為のもの、というわけではなさそう。フラガにも関連があるようだし。キラもコーディネーターといってもかなり特殊な存在であるようだし。 ところでクルーゼはキラの存在も感じ取れてましたね。そしてフラガへの子は親に勝てない発言。具体的にどういう事かはわからんけどDNAレベルではキラやフラガの親とも言える存在だという事か。 研究施設のプレートに刻まれていた文字。 BL4+ HUMANGENE MA NIPULATION LAB 1行目前半はよくわからない。後半は言うまでもなく人類の遺伝子。 2行目。MA NIPULATION? MANIPULATIONじゃなくて? 後者なら「操作」って意味がありますが。LABは研究所。総合すると人類の遺伝子操作に関する研究所。となると1行目前半のBLってのはBIOLOGYの略称かなあ? 4+ってのは重要度かなんかかな? Prof. Ulen. Hibiki. M.D.Ph.,D 1行目はある教授の名前らしい。ヒビキ教授? Ulenの読み方はわかりません。 2行目前半はわかりませんが、後半はどうやら「博士号」を意味するっぽい。まあようするにヒビキさんとかいう研究者がこの物語の謎に深く関わってますよって事ですね。そしてこのあたりは次回以降をお楽しみにと。 スイッチ入ったキラ・アスランのコンビネーションはどうも不完全燃焼だったような。相手が強かったと考えた方が良いんだろうか。その相手の装甲はトランスフェイズ装甲? フェイズシフトよりも更に高性能なんだろうか。 パイロットはナチュラルじゃないと思うキラ。これは単に強化インプラントを知らないからそう考えたのか、或いは敵パイロット3人にはまだ明かされていない設定がある事の伏線か。 で、彼等について前回の感想で精神崩壊、と書きましたが厳密には幼児退行と表現した方がよさそうですね。一番強化が進んでるシャニが小学校低学年、クロトが中学年、オルガが高学年で3人の中では兄貴分って感じ。あと撤退時のやりとりをみるに、案外仲良さそうな気もした。 マリューさんとナタルの勝負はナタルに軍配。過去にマリューさんに対する「だから貴方は甘いというのだ」というようなセリフがありましたが、そこを克服できればマリューさんも指揮官として成長できるのだろうか。しかし残りの放送回数を考えるとその機会が用意されているかどうか微妙。 対峙したバスターを見てディアッカのモビルスーツを奪ったのだと思い激怒したイザーク。元クルーゼ隊の面々ってわりといがみ合ってるようにも見えたけど実際には結構強い絆で結ばれてたんですね。ニコルが死んだ時も泣いてたし。 ディアッカ。ただ機械的にナチュラルを殺すのに疑問を覚えたようですが思い起こすのはミリアリアミリアリアミリアリア。いや、まあ、実際本人の言葉通りその辺考えるようになったんだろうけど演出からだと色ボケしたようにしか見えないな(笑) しかし折角彼の心理の変化を描いた場面であるのに、同時進行している研究施設関連が気になって霞んじゃってなんか勿体無いなあ。言い方がアレだがどうも片手間のように感じられてしまう。時間があればもっとこの辺キッチリ描けたのだろうか。そういえばキラとディアッカのやりとりが描かれたのも今回が最初だろうか? なのにこちらも何時の間にかお友達になってました、といった感じで。 フラガ対クルーゼ。やっぱり経験の差かMS戦ではフラガがやや不利。でもむしろここはナチュラルでありながらクルーゼとまともにやりあえている事を誉めるべきなんだろうか。MSも新型らしいし。でもふたりともイマイチその実力が伝わってこないような。原因は後から乱入してアッサリクルーゼを倒したキラとフリーダムだろうか。 これでもアチコチ削った……つもりなんだよう。 ガンダムSEED45話「開く扉」感想その1 03/8/19 半開きで終わりましたがな。扉。でも書いてたら今まで以上に長くなったんで切ります。続きは次回更新時に。 コーディネーターって実は完全に意図した通りの遺伝情報を持って生まれてくるわけではなく、不安定な環境である母体内において幾分劣化してしまっていたらしい。その問題を解決しようとしたのがヒビキ博士だった。 キラ・カガリは最高のコーディネーターを生み出そうとした彼の手によって(自身と、例の写真にも写っていた彼の奥さんらしき人の遺伝情報をベースに?)多くの犠牲の後に誕生した双子でした。 そういった経緯を経てしかし、カガリだけがナチュラルである事には何か理由があるんだろうか。戦闘シミュレーターでいきなり好成績を収めてたりしたあたり案外彼女もコーディネーターって可能性もなきにしもアラズかも……とも思いましたがしかしこれはたまたま才能があっただけって事かもしれないし、ウズミさんもナチュラルだって言ってたしなあ。 ところでヒビキって日本人ぽい名前ですね。オーブにはそういう名前の人達が多かったわけですが、てことはキラとカガリはそっち繋がりでブルーコスモスから逃れ、秘密裏に保護されたという事なんだろうか。 ちなみにオーブで名前といえば、カガリもウズミもホムラも「火」に関連する言葉ですね。じゃあキラは「火の輝き」のキラキラですか? そういや姓もヤマトだなあ。日本繋がり。 クルーゼはフラガの父のクローンでした。子は親に勝てない発言の意図はそれか。前回この言葉から遺伝子レベルではフラガだけでなくキラにとっても親のような物と予想してましたが、実際にはフラガに対してのみ当てはまるというわけですか。 クルーゼが本当はクスリで自己の能力を強化してコーディネーターに成りすましているナチュラルだという予想は「半分」当たりなのかな? フラガはナチュラルなんだからその父もナチュラルでしょう。 ちなみに遺伝子操作をするしないに関係なくコーディネーター同士の子はやっぱコーディネーターとされるのかな? キラも第1世代とか言われてたし、そういう言い方をするからには第2世代がありえるわけで。 話を戻しまして、何故「半分」当たりだと思ったのかというと、その誕生の仕方が自然ではないから。意図的に遺伝子を操作されていないだけで、人工的に誕生した存在である事には変わりない。 ナチュラルでもコーディネーターでもないクルーゼが、全てのナチュラルとコーディネーターを憎悪し、共倒れを狙うという構図が浮かび上がる……のか? しかしここに来て腑に落ちないのが「クローン」という要素が絡んできた事。最高のコーディネーターを生み出す計画とどう繋がるのかよく見えないというか。繋がらないなら物語の構成という面から見るとなんかこれだけ宙ぶらりんの状態になるし。 ガンダムSEED45話「開く扉」感想その2 03/8/20 ビームサーベルでビームを弾くってどうなのよ。 クルーゼの仮面が取れた時にキラとフラガが驚いた理由について。フラガの父にソックリであるという事なら驚くのはフラガだけでしょう。ふたりとも驚いていたし、そもそも誰かに似ている似ていないの問題ではないのかも。ならば仮面の下はかなり酷い状態になっていたという可能性が考えられるかも。 彼のクスリの副作用だろうか。或いはクスリは能力を高めるだけでなく先天的に不安定な肉体を延命する効果も持つのだという可能性など考えてみたり。彼の体は既にボロボロで、特に仮面で隠している部分の状態は酷いとか。 クローンがオリジナルから受け継ぐ体細胞のDNAは、細胞分裂回数の上限を決定付けるテロメアが減少した状態にある。つまり既に寿命の何割かを消費している。そんなこっちゃ誕生してきたクローンが生命として不安定だったとしても無理からぬ事ではないかと。まあ素人考えではありますが。 そして気になるのはクルーゼの引き出しの中に並んだ仮面仮面仮面仮面。あれはスタッフの方々にしてみればウケ狙いだったのか素だったのかが。爆天堂さん(8/16)の絵に大笑い。 それと、前回に続いて改めてカガリがナチュラルかどうかという話について考えてみます。 クルーゼの言葉から察するに双子の内でも"特に"キラが生きていた事が驚くべき事であるようなので、やっぱりナチュラルである可能性が高いかも。かといってカガリの身も危険である事には変わりないのはブルーコスモスから狙われていたヒビキ博士の血を引いているが故だろうか。 更に言うなら唯一の成功例と言われていた事から「人工子宮から誕生した」最高のコーディネーターはキラだけ。ならばカガリは普通に「母親から誕生した」ナチュラル、という事で双子とはいえ誕生の仕方は違うようですね。 ……で。気になるのが物語を構築する上で彼等が双子である事の必要性。今回の話を見る限りだとカガリ自身は「最高のコーディネーターを誕生させる研究」と深い関わりがない。ここまでの話の流れだけを見ればカガリがキラと血縁である必要性ってないんじゃないかと思うんですよね。ならば今後物語が収束していくにあたって彼女の存在がなんらかのキーとなる可能性が考えられるのかもしれない、などと思ったり。 あと最高のコーディネーターと例の「SEEDを持つ者」とは直接の関連はないんですかね? キラだけが唯一の成功例らしいし。アスランやラクスはキラとはまた違った経緯を経てSEEDを持つ者として誕生したのだろうか。 ナタルにビジネス界で勝ちあがる為の心得を教授するアズラエル。このあたりのやりとりからもわかるようにナタルはやはり確実に勝算のある手段しかとらないタイプなんでしょう。故に結果を出せるわけでしょうけれども、この決して冒険しようとしないという点が彼女との戦闘における突破口になるのかもしれない。 ディアッカとイザークの方はこれといって大きな進展もないまま別れましたね。強いて挙げるならキラとアスランの関係についてイザークが知ったという事だろうか。ああ、そういえば彼だけまだ知らなかったんだな。 ……フレイ、死亡フラグ立ちまくりだなあ。 ……で、フレイの父と声が似てるって伏線は結局どうなのよ。 ガンダムSEED46話「たましいの場所」感想 03/9/2 前回書いた推測のテロメアに関する部分がビンゴだったか。ちなみにテロメアって何、という人の為に改めて簡単に説明しますと、DNAの端っこの領域にある細胞分裂回数券としての役割を果たしているモノの事です。分裂1回毎に1組ずつ減っていき、全て無くなるとそれ以上分裂できなくなり、細胞の"寿命"が尽きるわけです。 この辺りの知識はEver17の考察をするにあたって得た物なんで、infinity研究室の用語辞典の「テロメア」「テロメラーゼ」、あと逆転写酵素に関しては「レトロウイルス」の項にまとめてありますからネタバレOKな人はよろしければ。或いはそれっぽいキーワードで検索してみると詳しく解説されてるサイトさんが結構ヒットしますので。 ……で、前回のクルーゼとの会話にはテロメアなんて単語は1度も出てこなかったと思うんだけど、なんでフラガさんはこの事を知ってますか。……ひょっとして俺、どっか見落としたか聞き落とした?(汗) ちなみに「出来損ない」のクローンたる所以は寿命が短いが故という事になるのだろうか。 フラガによると彼には「自分」という物がないとの事ですがそれは多分自分を他人の都合で作られた複製品としか認識できないからなのだろう。けどクローンといってもオリジナルとは違う歴史を独自に積み重ねる事はできる。DNAが「自分」の拠り所たりえないなら自分の意思で積み重ねた歴史を拠り所に……とも思うんだけど彼の場合そちらも救いがないような(汗) あ、関係ないけど同い年とはいえフラガの方がクルーゼよりも先に生まれてるんですよね。「親は子に勝てない」発言などからそのイメージが完全にすっ飛んでた。 話は変わってフレイ。無事に保護されたようで良かった。けど今までの死亡フラグはなんだったんだろ。前回放送分の次回予告映像なんてもう。特に「たましいの場所」なんてタイトルは決定的では、などと思ってましたが。どうやらこちらは最後にわわわっと出てきたカップル達にちなんだ物でしたか。 ていうかキラはフレイの声聞いてめっちゃ取り乱して助けに行こうと必死になってたのにサイとミリアリアのリアクションの微妙さは何(笑) 特にサイ。君にとっては既に過去の人なのか。 そして今回のちょっと良いシーン。泣きつくフレイと抱きとめて優しい笑顔を見せたナタルさん。じんわりきました。 一方アズラエルはというと早速ニュートロンジャマーキャンセラーのデータをゲットしてきゃっほう。まるで子供のようにはしゃいでます。やっぱりこれで核兵器解禁ですかな……。MS等に核エンジンも採用されるのだろうかね。 今回のちょっと良いシーンそのに。キラをひっつかまえて撤退するアスランとディアッカとのアイコンタクト。なかなかかっこよかったです。MSに乗っている状態でアイコンタクトなんて通じるのかどうかは別として。 さらに引き続きそのさん。沈むヴェサリウスに乗るかつての上官(だよね?)であったアデスに敬礼するアスランとディアッカ。アデスも気付いていたのかふたりにむけて敬礼。彼からすれば裏切り者とも取れる相手な筈なのにも関わらず。こちらもじんわり来てしまいました。MS乗っている状態で敬礼(以下省略) イザークはその長くともに闘ってきた同胞の艦が落とされたという状況にも関わらず平然としているクルーゼへの不信感が高まってきている様子。果たして今後彼はどう動くのだろうか。 ガンダムSEED47話「悪夢は再び」感想 03/9/8 ※アップ後に1度ジェネシス関連を修正しました 母上ことママジュールに萌えた。どうしよう。ニコルの母といい若すぎませんか。コーディネーターだから若作りになる遺伝子も持ってるとか……。 で、息子のイザークは何時の間にか隊長になってました。しかし出世後の初陣の結果は芳しくないですな。3人組に勝てない。 この強化3人組、今まで比較対象が最強のMSを駆るキラ・アスランだったからわかりにくかったんですが、能力的にはコーディネーターの平均レベルをかなり上回っているみたいですね。 純粋にパイロットとしての力量だけ比べた場合イザーククラスとどっちが上なのかはわかりませんが。だってジャスティスよりはあの3機のガンダムの方が性能上ですよね? たぶん。 さて、予想通り核ミサイル撃ちまくりやがりました。やたら戦争におけるリアルな死に様を描いた事で話題になったSEEDだけに核を描くならどれほどに……と思ったら普通にドラゴンボールでした。こう、ベジータがエネルギー波で敵を消滅させた時みたいな。 ちなみに血のバレンタインの時に核が使用された事の元凶はアズラエルだったと発覚。なるほどな。戦争を人の生き死にではなく数字の増減としか見てなさそうなあやつなら真っ先に核を使いたがるでしょう。事実今回もそうだし。 ともかくこれによってコーディネーター側も報復としてジェネシスとやらを持ち出す。ナチュラル・コーディネーターの共倒れを目論むクルーゼの思惑通り。パトリックもアズラエルもクルーゼの指に名前書きこんだり小便ひっかけたりしてるだけなわけです。 このジェネシス、ニュートロンジャマーキャンセラー(+核)、フェイズシフト、ミラージュコロイドとこれまで登場してきた様々な技術を注ぎ込んであるまさに最終兵器である模様。制御しているCPUは16ビットで北米では大活躍です。最後のは嘘。 冗談はさておいて、これらの技術の用いられ方。ひとつ目は核エネルギーを使用した兵器なのだから当然。核兵器が発する強烈な「光」を収束するか、或いは核によって得た膨大なエネルギーにより強力なレーザーを作り出す兵器っぽいですね。 ふたつ目は発射時に発生する大きすぎる反動(?)に通常の技術では対応できないという欠点を解決、といった所だろうか。 みっつ目。発射前にミラージュコロイドを解除してる。よって敵に気付かれずに射程範囲内におさめられるよう本体を移動させる為にステルス機能を用いた、という事ですな。結果連合がその存在に気付いたのは致命的なまでに接近を許した後であった。馬鹿みたいに威力のある移動型砲台にステルス機能を付けたような物だから、同じ機能を付けるにしてもブリッツガンダムに比べて遥かに厄介かもしれないですね。 それと発射直前にジャスティスのみならずフリーダムにも逃げろと叫んだイザーク。彼の中でのキラに対する印象も変わってきているわけだ。クルーゼへの不信感もあるし、彼も主人公チームに付くのかな? てか、エマージェンシーコールはメールですか? 着信日時(単にアレは作中での現在時刻を示しているだけだったのかもしれませんが)は11/2の18:20。 /// URGENT WARNING // 緊急警告 //// PRIORITY 1 //// 優先度1 EVACUATE ALL UNITS FROM ZONE OF EMISSION 全部隊、射線上より退避せよ (EMISSIONは多分「放射」とかその辺。放射される領域、つまり射線上という事でしょう) /// CAUTION /// 注意 G.E.N.E.S.I.S. : ACTIVATED ジェネシス:活動中 まあ、ホトンドはイザークが訳してたんだけどなんか情報が隠されてるかもと思って一応。……結果たいした事は書かれてませんでしたが。強いて言うならジェネシスを「G.E.N.E.S.I.S.」と書く辺りこれもなんかの略称かもしれない、といった事くらいだろうか。Nが「核」なんだな、多分。 それにしてもキラ・アスランが登場するタイミングはお約束だったなあ(笑) 皆で協力して核ミサイルを撃ち落すシーンも王道ですが、しかしこういうの結構好きです。 で、カガリが乗るというピンクのガンダムは前回に続き今回も顔だしのみ。良いのか? 残り話数も少ないのに。 ガンダムSEED48話「怒りの日」感想 03/9/17 すみません、ぶったおれてたのでアップするのがかなり遅くなってしまいました。しかもまだ本調子じゃないから結局16日にも間に合わなかったし。……はぁ。待ってくださってた方々、本当に申し訳ないです。 今週もあちこちでカップル大乱舞。キラ・ラクス、アスラン・カガリ、フラガ・マリュー、ディアッカ・ミリアリア、イザーク・イザークママ(?!) 最後のふたりは見ていて八神くんの家庭の事情を思い出した。イザーク、ママさんがいるからそう簡単にザフトを見限るわけにはいかんようだ。ディアッカはミリアリアのリアクションがだいぶ変わってきて良かったですな。 キラ・ラクスとアスラン・カガリはもう好きなだけいちゃついちゃってくださいよもう(笑) というか兄妹か姉弟かはいまだにハッキリしないのか。 フラガ・マリューはなんか……フラガさん死亡フラグ確定に見えて。ネタバレはなるべく見たくないので詳しい事は知りませんが、実際そういう情報も流れてるみたいだし。 さてジェネシスですが、ガンマ線を利用した兵器であるとの事。しかもコヒーレント云々言ってたあたりからガンマ線レーザー(グレーザー)か。 よって具体的には核爆発時に発生するガンマ線を何らかの手法でレーザー化しているという事になるんだろう。前回核兵器が発する強烈な「光」を収束するか、或いは核によって得た膨大なエネルギーにより強力なレーザーを作り出す兵器、と予想しましたが、後者の方が比較的近いといえる模様。 ちなみにガンマ線てのは電磁波の一種で、波長が短く大きなエネルギーを持つそうな。しかも、鏡に対しても反射される事なく貫通してしまうらしい。これだけで専門的な知識がない私にも、兵器として利用する事が可能であればそりゃあ凄まじい威力を誇りそうだなと思えてきます。 ……で。電磁波というのは波長の長い物から順に電波・光・X線・ガンマ線とあり、視認できるのは光、その中でも赤外線・紫外線を除いた所謂可視光のみなんですが。ならあのくっきりはっきり見えた極太レーザーは一体なんだったんだ。 演出といった所なのかもしれませんが、どうせなら放たれた不可視の一撃によって成す術もなく次々と破壊されていく連合の戦艦、何かとてつもない出来事が目の前で起きているが、しかしそれがどういう現象なのか全くわからない、といった感じの演出の方が面白かったと思うんだけどなあ。 ……で。電磁波故にその速度は光速なわけで、発射されたと認識してからじゃ回避しようと思う事すら時間的に不可能なわけですが。なんか揚げ足とりばっかりになっちゃうな。 G:gamma-ray(?) E:emission(??) N:nuclear(?) E:energy(??) S:(???) I:(???) S:system(??) 文法無視して取り敢えずそれっぽい単語をあてがってみた。クエスチョンマークが多いほど自信がありませんよという事で。てか、ぶっちゃけGとN以外ホトンドアテになりません。 ところでミラージュコロイドを利用したステルス機能って必要なのかな。地球まで届くんなら射程距離は長そうだし……あ、そうか、元々ジェネシスが配置されてた個所から戦闘宙域を狙った場合、どうしても射線上に地球が入ってしまうから移動させる必要があったって可能性も考えられるかも。 いきなり地球を巻き込んだら当然反発してくる人達も出てくるだろうし、コーディネーターの意思の統一を図りたいパトリックはそれをよしとしないだろう。 ちなみに核エネルギーを爆弾ではなくああいったレーザー兵器に利用したのは、宇宙から地上を攻撃するならばこちらの方がより有効だからだろうか。 そして最後の最後で登場したプロビデンス。ジャスティス・フリーダム以外にも作ってたのか。 新兵器にジェネシス(創世記)なんてネーミングがされてたあたりプロビデンスも「摂理」よりは「神意」と訳した方がよさげですな。で、クルーゼが旧マシン時代のフラガを引き合いに出してるあたり、サイコミュらしきものを装備していそうな気配。 てか唐突に現れて、複数回に渡って前振りしてきたストライクルージュよりも先に出陣したもんだから素でびっくりした。(→49話の感想で訂正) 最後にジェネシス再び発射して終了。うあー、月の基地はこれでほぼ壊滅確定か。 いつも余裕綽々だったアズラエルも1発目を食らった後に焦りまくりだったわけですが、その時彼が言った通り月に退くよりはジェネシスを叩きに行く方が選択としては正しかったのだろう。事実2発目には間に合わなかったし。結果論かもしれませんが。 しかしそもそもザフトがジェネシス持ち出すキッカケ作ったあんたが大声上げてエラソーにそんな事叫べる立場じゃないんですがな。因果応報自業自得。 果たして主人公チームは3発目を撃たせる前にジェネシスを破壊する事ができるのだろうか。クルーゼはそれを阻止する為に立ちはだかりそうな感じですな。 ガンダムSEED49話「終末の光」感想(1) 03/9/24 ええと、何から書いたら良いんですか今回のは。あ、その前にまずは前回の訂正から。プロビデンスがストライクルージュよりも先に出陣した、と書きましたが違いましたね。前者の方が後者よりも演出上目立ってた為に感想を書いてる最中に頭の中で記憶が入れ替わっちゃってたらしい。混乱させてしまって申し訳ないです。 ついでにもうひとつ。ジェネシスが核爆発時に発生するガンマ線を利用したのでは、と書きましたが核爆発というよりは核分裂と書いたほうが良かったかも。爆発させてるのかどうかは発射時の演出を見る限り私ではわかりませんでした。 さて、ある程度予想はしてましたが今回名前のあるキャラが皆慌ただしく死に過ぎ。オーブの3人娘はもう一気にまとめてって感じ。時間なさすぎ。おかげで彼女達が死んだという実感が未だにわきません。 死に至るまでの瞬間を比較的きっちり描いてもらえたキャラはフラガ、ナタル、ついでにアズラエルくらいだろうか。アズラエルで思い出したけどブルーコスモスな連合のお偉いさんもイザークに撃ち殺されてたっけ。こちらは素で忘れかけてた。 フラガはドミニオン内部のゴタゴタで一瞬助かるかと思ったら、アズラエルの野郎……やりやがった。なんか持ち上げられてまた突き落とされた気分ですよ。最後の瞬間まで軽口叩いてるあたりは彼らしかったかもしれない。 ところで、クルーゼとの因縁はどうするんだろう。彼は確かに死亡フラグ立ってましたが、それはやはりクルーゼがらみだろうと思ってたんですけどね。 一方ドミニオン側はナタルがアズラエルを道連れにしようと身を呈して奮闘。マリューさんとは意見の衝突が何度となくあったけど、結局自分の合理的な考えを否定し、マリューさん同様考え方が人命第一へと変わった彼女が印象的でした。 アズラエルはわざわざ足を撃ったりとホント性格ねじくれまくりやがってますね。ちなみに死の直前あたりの彼の言動から察するに、彼はたまたま敗北を知らずにトントン拍子に勝ちあがってきただけの人間だったと思われる。なんとなくそうじゃないかと思ってましたが。 以前ナタルに向かって勝ちあがる為には敗北を恐れてはいけないといった風に教授していたと思いますが、確かに彼は敗北を恐れていなかったけれど、それは本当の敗北の恐ろしさというものを知らないからであり、克服したわけではなかった。そしていい気になって突き進んでいったら最後の最後で取り返しのつかない敗北を喫してしまったわけだ。 強化3人組はシャニ・オルガが死亡。シャニはイザークにリベンジかまされました。イザーク、やっと見せ場が貰えましたね。 クロトは生体CPU側の声を代表する役として生き残って次週もアスランか、或いは主人公チームの誰かとなんらかのやりとりがあるのかも? ちなみにアズラエルが死んだから命令に従う必要ないんだよな。殺されるから殺す、という彼の言葉には戦場での常識以外にも命令に逆らったり結果を出せなかったりしたら廃棄処分にされるという意味も含まれていそうな気がする。 ではその彼を殺す存在であるアズラエルがいなくなった結果、どんな選択を取るのか。「それしかできない人間に作りかえられてしまったから」などと言ってやはり戦いを続けたりするんだろうか。 長くなったんで続きは夜に。ほぼ出来あがってるんで今回は遅れないと思います。 ガンダムSEED49話「終末の光」感想(2) 03/9/24 強化3人組の生き残りであるクロトについてですが、よくよく考えてみりゃアズラエルがいようがいまいがクスリ無しでこれからやってけるかどうか微妙ですね。 フラガ対クルーゼ。だから時間なさすぎ。この因縁の対決、本当はもっとじっくり描くべきなんだろうに。 やっぱりプロビデンスはサイコミュらしきモノを装備していました。それにしてもフラガの神業のような回避行動はなんだろう。いくらOSが優れてるからって出来すぎな気も。確かにキラってそっちの方が本職っぽいし、しかも彼は最も優れたコーディネーターだしで、その彼がナチュラル向けに調整したOSの出来はかなり良さそうではありますが。 うーん……ここはとりあえず、自分に近しい者であるクルーゼが、かつて自分が使いこなしていた物と似た兵器を持ち出したもんだから比較的攻撃パターンが読みやすかったのだ解釈する事にします。要するに前回のクルーゼのセリフの逆で。 そう考えてみると、クルーゼの存在を感じ取った時のぴろり〜んっていう演出がサイコミュらしきものの使用時、フラガ側に二度ほど見られたのもクルーゼに同調して攻撃パターンを読み取っていたからだと解釈できなくも。 ところでフラガといえば仲間を、特に恋人をかばって死んだのにはじわりときたんですが、どちらかといえばドミニオンからじゃなくてこのクルーゼからかばって死ぬんじゃないかと思ってました。 オーブ3人娘の死がキッカケとなったのか、カガリの種が砕ける。カガリはコーディネーターかもしれないと過去に書いた事がありますが、今では考えが変わっているのでやはりコーディネーターだったのか、ではなくてナチュラルである彼女が、という意味で驚いた。となると、「SEEDを持つ者」とはコーディネーターである必要はないのかもしれない。 以前カガリの存在が物語におけるなんらかのキーとなっているのかもしれないと書きましたが、それが今回のこれだったのかも。つまりこれまでの演出を見ていると「SEEDを持つ者」はコーディネーターからしか現れないと思うのが自然なんだろうけど、実際にはナチュラルからも出現する可能性はあるという事を示す為。 しかし今回のこの演出に違和感を覚えるのは何故だろうと考えてみる。……これもやっぱ残り少ない時間で一気に必要なイベントを済ませようとしているからか。 本当はカガリ覚醒に至るまでは丸々1話くらい使ってじっくり描く予定だったんじゃないだろうか。3人娘も戦闘が始まる前のカガリとの会話の中で、例えば「戦争が終わったら何をやりたいか語る」などといった確かな死亡フラグを立ててから戦死する予定だったのかも。それが出来なかったからあんなにバタバタ慌ただしくて、なんか薄っぺらになってしまってるというか、御都合主義感が強まってしまっている気がする。 ところで「SEEDを持つ者」といえばラクスも種が砕けた時のような目をしてました。思索にふけっているだけでこれといって目立つ行動はありませんでしたが。 イザークを助けるディアッカ。カガリを助けるイザーク。属する勢力が異なる事から来る壁が取り払われつつある……のかな? 最後にディアッカとイザークが対峙してましたが、さてふたりはどんな行動をとるだろうか。 そして残された伏線。ヒビキ博士関連は? 神父さんは何者? くじら石って? なぜフレイパパとクルーゼの声が似てるんだ? すぐに思いつくだけでもこんなにある。そしてどれも放置されそうな可能性が多分にあるような気がする(汗) せめて「SEEDを持つ者」についてはハッキリさせて欲しいところですが。あ、ついでにクルーゼがキラの存在を感じ取れた理由もよくわかりません。確かに生みの親は同じではありますが。 最後にマリュー → ナタル → フレイのリレーにありがとうを。何のリレーかは敢えて書きません(でもバレバレ) ガンダムSEED50話「終わらない明日へ」感想 03/10/1 予想通り暴走するクロトにディアッカ大ピンチ。バスターが壊れた状況で流石にやばいかと思ったが、イザークがバスターの銃でクロト撃破。 MS本体のエネルギーを利用している為なのか、撃った後にフェイズシフトダウンしてるのがカッコイイ。一発限りのチャンスを見事モノにしたわけでありますな。 その後アークエンジェルからストライクの装備を借り受けていたデュエル。属する集団の違いという壁を取り払った事を象徴した絵と言えるだろうか。……ところでジュール隊の他のメンバーってどうなったんだろう。 フレイがとうとう死亡。でも今回キラにも責任があるんじゃ。ていうかフレイ死ぬ必要あったのか。しかもサイとミリアリアのリアクションは相変わらず……(汗) そして登場する裸フレイ。流石前回リレーでアンカーを任されただけあって……じゃなくてだ。この時の彼女のセリフ、本心からの物だったんだろうけど演出のせいかウソっぽく感じてしまうのは私の心が汚れきっているからだろうか。 以前書いたクローンという要素を敢えて絡めてくる必要性の話ですが、結局クローン技術が作品の謎に関わってくるという事じゃなく、ナチュラルでもコーディネーターでもないクルーゼがその両方を憎むという構図を作る為に登場した要素だった、という事で良いんだろうか。 まあ、だからといって彼の言い分はひねくれたガキのそれとしか思えませんが。結局彼を言い負かす事ができず力で排除する事しか出来なかったキラがちと物足りなく思えましたが、時間も残されておらず諦めと絶望しかなかったであろうクルーゼは何を言おうがもう聞き入れる事などありえなかったかも。 それにしてもプロビデンスのサイコミュ(仮)は強い。フリーダムを駆るキラがあそこまで苦戦するなんてとてつもない事だと思う。ところであれって収納時は雷様みたいだなあと思った。「神意」の「神」ってまさか(んなわけない) 一方反対の声を力でねじ伏せるパトリック。私怨で地上を焼こうとした主導者は、ねじ伏せられて反発した配下の人間に粛清された。最後にアスランとの対話があると思ってたのですが、やはり放送時間が足らなかったんでしょうかね。断言は出来ませんが。そして息子に最期を看取られながらも結局父親に戻る事もなく復讐者のまま事切れる。アスランが不憫だ。 ……ところでアスラン・カガリに何時の間にか同行していたもうひとりは誰ですか。 ジュールママの前に現れた金髪のおねーさんはディアッカママだろうか。やはりコーディネーターは若作りなのか。和解した子供達と対立する親達という構図が出来あがるのかな? というか、武装した兵士達が押し寄せた瞬間そのまま全員射殺されるんじゃないかと本気で心配した。これまでの事を振りかえると充分ありえそうで。 アスランはどうやって助かったんだろ。ジャスティス自爆設定後ルージュの中へ退避、フェイズシフト装甲の恩恵にあずかって生存、かな? 核爆発にも耐えるなんて凄い装甲ですな。流石に一撃でフェイズシフトダウンしたみたいですが。 トリィ。普通に宇宙空間を飛んでたりとか、その、色々。まあガンマ線を視認・回避できる世界だからという事で。ともかくキラも無事だったようで何よりでありました。 で、とりあえず戦争だけは終わったけど結局多くの伏線が放置。せめて「SEEDを持つ者」に関してくらいはハッキリさせて欲しかったんだけど。とりあえず第一世代の最高のコーディネーター(キラ)、第二世代のコーディネーター(アスラン・ラクス)、ナチュラル(カガリ)と、分け隔てなく誕生しているという点がポイントだろうか。 個人的にイザークの脱出艇撃墜の件も気になる。復讐の連鎖を断つ為にキラが自分の胸の内で留める事で一応の決着はついたかもしれないけど、しかしあの時彼は民間人を逃亡兵と勘違いしていた事を考慮に入れても充分ヒドイ行為で、今のイザークが同じ局面で同じ行動を取るとは個人的に思えない。彼は過去の自分の行動をどう捉えているのだろう。 今後残された伏線に関して何らかのカタチで語られて、それに触れる機会があった場合にまた何か書くかもしれませんが、ひとまずこれにてSEED感想は終わりになると思います。毎度毎度長ったらしい文章を読んでくださった皆さん、ありがとうございました。 戻る |