以下、ステータス画面より抜粋。
A:
A以下の魔術は全てキャンセル。
事実上、現代の魔術師ではセイバーに傷をつけられない。
B:
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術・儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
C:
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。
D:
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
E:
魔術に対する守り。無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
以上。
■「節」とは何か
気になるのが二節、三節という個所。これがサイドマテリアルの用語辞典、詠唱の項に掲載されていた「小節」と同義とするとちょっとバランスが悪くなります。何故なら大魔術の類は十小節以上からなる瞬間契約(テンカウント)を要する為。
となると三小節までしか無効化できないBランクで「大魔術・儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい」とされるのは不自然。なので節と小節は文字通り別物。では具体的にどういう意味かというと……やはり"小"節とされるからにはこれは節よりも小さい単位だと解釈した方が妥当だろうか。
とすると一節=三小節なのではないかと思われます。これなら丁度大魔術・儀礼呪法等のランクだとB相手に傷付けるのが困難で、Cだと効果を期待できるくらいの計算になりますので。
■対魔力のランクの違いは何故生じるのか
ランサーとライダーは魔力のランクと同じなのでそちらと同等の対魔力が付加されるのかと思いきや、アーチャーは赤金ともに本人の魔力よりもかなり低かったりする。
これはクラス毎にランクが設定されていてたまたまランサーとライダーは本人達の魔力のランクと同じだったか、或いは英霊個人の魔力以外の要素、もしくは魔力を含めたいくつかの要素から総合的に判断して対魔力のランクが決定されるのか。詳細は今のところハッキリしない。
ちなみにサーヴァント能力表を見ていただいてもわかるように、セイバーはマスターが凛になって魔力のランクが上がっても対魔力は変わりませんでした。
その彼女が黒化した際にはワンランク下がってます。同様に魔力Bでクラスがアーチャーなギルガメッシュが同じく魔力Bでアーチャーなエミヤよりも対魔力はワンランク下のEなわけですが、これも聖杯の中身を浴びた影響だという解釈もできるかもしれない。
■ギルガメッシュに何故魔術が効かなかったのか
対魔力Eの筈なのに凛ルートのアインツベルン城で凛の魔術を完全にキャンセルしています。この点について疑問に思われるかもしれませんが、セイバールートではイリヤの魔力を盾で防いでます。
天の鎖なんて物も持っているのだし、彼の所有物は剣に限らない。恐らく凛の魔術をキャンセルした場面でも何らかの対魔術宝具を使用したか、或いは装備していた可能性が考えられるかもしれない。
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