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オリジナルと違うクローン 02/10/24
優春や涼権はつぐみのように全身の細胞が入れ替わった完全なキュレイ種ではない。となると、まだこのふたりは人間のDNAをその身に残してるって事になるんでしょうかね。つまり、彼等は遺伝子レベルでのハーフ、ではなく二種類の遺伝子を混在させてるって事になる。
てことは、例えば遺伝子レベルでのハーフであるホクトや沙羅のクローンはオリジナルと同じくサピエンスキュレイ種として誕生するであろう事に対し、キュレイ感染後の優春や涼権のクローンはオリジナルとは違って完全な人間、或いは完全なキュレイ種のどちらかとして誕生するという事になるんでしょうか。
本来クローンはDNAだけ見ればオリジナルと全く同じ筈である事を考えるとなんだか不思議な話です。
キュレイの治療 02/10/26
前回書いた通り、優春や涼権は人間だった頃の細胞も残していると思われる。これがキュレイ治療の為の糸口になったりせんもんだろうか。
例えば、キュレイウイルスがかつて行ったDNAの書き換えとおんなじ事をやってやるとか。今度は彼等に残った人間としてのDNA情報を、キュレイ遺伝子に更に上書きする。
けど私はあんまり詳しくないんで現実にそういう事が出来るかどうかなんてわからないんですが、まあそこはフィクションの世界ですからどうにか(笑)
ただこのような手段での治療が仮に可能だったとしても、全身が書き換わってしまったつぐみの場合は困りますな。
そういやライプリヒの研究所に監禁されてた頃は採血なんかもされてましたっけ。その時の血液が今でもその研究所で保存されていれば或いは……ライプリヒにしてみれば重要なサンプルでしょうから、ありえない事も無いかもしれない。
無くなってた場合はブリックヴィンケルどうにかしてもらいましょう。現在まで血液なりが保存されてる事になるよう歴史に干渉してもらって(笑)
救いの手はモリノ博士? 02/10/27
前回の続き。どういう手段にせよ、キュレイ治療に関してはモリノ博士が頼みの綱かなあ。なんかこの人ならどうにか出来てしまいそうな気がするのはどうしてだろう。実際すごい人ではあるんですけどね。
そんなに出番があるわけでもないんですが、この人を敢えてこの作品のストーリーに絡ませたのはキュレイ関連の救いの手として希望を持たせる為だったりするんじゃないか、などと考えてしまったりする。
なにも完全な人間に戻れなくたって構わないんですよね。ホクトや沙羅だって赤外線視力の事を無闇に明かさないようにさえしておけば普通に暮らしていける筈。
最低でも肉体の不老化を無くす事ができれば良い。八百比丘尼の話同様、キュレイ感染者がつらい思いをする羽目になる一番の理由はこれでしょうから。
遺伝子工学の世界的権威である彼ならば、たとえ時間はかかっても治療法を生み出してくれる可能性が無くはないと思いたい。
ていうか、優春を娘のように思っていた彼の事だから、彼女がキュレイに感染した事を知って既に何年も前から研究に取りかかっているという可能性も……あったら良いなあ。
沙羅はキュレイを知っていた? 02/10/28
沙羅はつぐみが自分の母なのではないかと薄々感付いていた様子。
しかしよくよく考えてみると、私達プレイヤーならば当然ゲーム内のキャラ達に比べて多くの情報を知ってるから良いんですが、普通は自分と同世代の少女を生き別れの母親ではないか、などと疑う事などありえません。
ココシナリオでつぐみが母だという事が自分の目の前で明らかにされたシーンにしても、まずつぐみが若いままである事を驚くか、或いはそれ故に信じないのが普通でしょう。
よって沙羅もライプリヒの研究員からある程度キュレイウイルスに関する知識を得ていたんでしょうね。
Ever17ドラマCD化 02/11/2
というわけで月姫研究室の方ではあんまり書けないのでこっちで。
後日談の類は作って欲しいなとずっと思ってたので、念願かなったといったところ。それはもう嬉しいです。
けれど嬉しいばかりではなく。リンク先なんですが……2034年だとか2017年に戻るとか、書いちゃって良いのかなあ(汗) ゲーム未プレイの人がこれ読んだらまずいと思うですよ。ていうかタイトルが2035。
それに声優さんの名前を絵師さんの名前と取り違えてる。……こういうの見るとなんか不安なんだな。
でも買うんだろうけど。
赤外線照射装置の入手経路 02/11/4
つぐみんが持ってる赤外線照射装置。どのようなタイプなのか本編中では言及されてなかったと思いますが、いずれにせよ少なくとも検索して調べてみた限りではどれもこれも高いです。普通に5桁いっちゃってます。
回想シーンでの貧しい逃亡生活を見るに、彼女にこれを買えるだけの金銭的余裕があったとはちょっとなあ。
アメリカの研究施設から逃亡する際にかっぱらったとも考えられるかも。監禁当時色々と検査やら実験やらをやっていたようだし。赤外線視力の研究用に使われていたとしても不思議はないかもしれない。
いやでも、金銭的余裕がないと言ったって無一文ってわけじゃない。闇医者だってタダで診察してくれてたわけじゃない筈だし。ようは少ない収入からどこまで赤外線照射装置に割く事が出来るか、という問題なわけだ。
となると普通の視力しか持たない私達には照射装置単体(大抵は赤外線カメラ等とセットか、或いはそれらに内蔵された状態で売ってるみたい)ではホトンド使い道のないシロモノなんですが、赤外線視力を持ち、かつ闇にまぎれて逃亡する機会が多かったであろう彼女にしてみたら非常にありがたいアイテムなわけで、数万単位の価格くらいなら払う価値はあったという可能性も考えられる。
……それでも貧乏生活のイメージが頭にこびりついちゃってるからやっぱり彼女がお金出して買ってる所をイマイチ想像できません。結局研究所からかっぱらった説の方がしっくりくる(笑)
追記:つぐみんが持っているのはペンのような形をしたタイプだと本編で言われてたんですが、これ書いてた時はど忘れしてました。どっちにしろ高い事には変わりないんですが。
サピエンスキュレイ種は他にもいる? 02/11/7
闇医者はキュレイの遺伝子が次世代以降どのように伝わっていくかかなり詳しく知ってましたね。その理由はまあ、マウスなどの動物実験の結果からヒトキュレイの場合も同様に遺伝していくのだろうと推測していた、という可能性が一番高そうではあります。
けど、ホクト・沙羅以前にもサピエンスキュレイ種誕生の前例があった、という可能性もありえないではないかもしれない。ていうか、お話としてはその方が面白いかも。
もしそうだとしたら、シリーズの今後の作品に絡んできてくれると嬉しい。色々と未知の能力を持ってそうな雰囲気ではありましたし。
純キュレイ種として誕生した子供 02/11/8
前回サピエンスキュレイ種がホクト・沙羅以外にも居るかもと書きましたが、それだったら遺伝早見表を見てもわかるように、純キュレイ種である子供が誕生している可能性も考えられるわけですよね。
しかもこの場合、キュレイウイルスによってDNAを書きかえられる事によらず、生まれながらに純キュレイ種であるという事になる。
で、ふと思ったんですが、キュレイ種はサピエンス種よりも新陳代謝効率が著しく向上している。となると、彼等はかなりの速度で成長していくという可能性が考えられるんじゃないだろうか?
テロメアの回復による不老化という特徴もありますが、テロメアっていうのは細胞分裂回数を制限する為の物の筈だから、回復する事によって老化が抑制されることはあっても成長が阻害されるという事は多分ないでしょう。ひょっとしたら専門家からは突っ込まれるかもしれませんが。
だとすると、あるサピエンスキュレイ種の夫婦からキュレイ種の子供が生まれたとしたら、その子供はあっという間に成長していき、大きな子供とそれだけの子が居るにしては若すぎる両親という、倉成一家にかなり近い状況になるという事に。無論武・つぐみに比べれば歳をとっている事にはなりますが。
純キュレイ種として誕生した子供(2) 02/11/9
前回の続き。成長期を終える前に感染したつぐみや涼権は、感染・成長後はかなり背が高いですよね。
涼権の方は男性の中では突出した高さという程でもないかもしれないけど、少年時代はかなり小柄だった事を考えると相当な伸びっぷりではないかと。
無論、このふたりの例はキュレイウイルスとは全然関係ない可能性もありますけど。
つまり何が言いたいのかというと、成長速度のみならず、その限界までもが底上げされる可能性も考えられるかもしれないな、という事です。
ひょっとしたら生まれながらのキュレイ種は、男だったら中学生くらいの時点で既にNBAの選手並に大柄になってたりして……。
純キュレイ種として誕生した子供(3) 02/11/12
生まれながらのキュレイ種はキュレイウイルスを保有しているんだろうか、などとふと疑問に思った。なにせウイルスに感染する事無くはじめからキュレイ種として誕生してるわけだから、その体内にはウイルスは存在していないかもしれない。
けれど、色々と調べてみたんですが……なんでもレトロウイルスのRNA情報が組み込まれた細胞、つまり感染した細胞はプロウイルスと呼ばれ、こいつがレトロウイルスの工場と化すという。用語辞典にもそんなような事を書いたと思いましたが。
つまり、全身の細胞がプロウイルス化したのがキュレイ種であるわけだから、もし仮に体内にキュレイウイルスが全く存在していない状態で誕生したとしても、その肉体を構成する細胞がキュレイウイルスをどんどん生産していくと……どうもそういう事になりそうです。
無論、素人が素人なりに調べた結果そう思ったというだけの話ではありますが。
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