キュレイウイルスの感染経路
空気感染・経口感染・接触感染の可能性はLeMUでの共同生活やつぐみの幼少時のライプリヒ施設内の回想を考慮に入れれば可能性は低いと思う。
そもそも前述の経路で感染するようならもっと多くのキュレイウイルス感染者が存在していてもおかしくない筈だろう。
では実際どのような経路で感染しうるのかだが……
1:ティーフブラウ抗体から優春・涼権のふたりが感染したという事
2:つぐみがチャミは自分の血を浴びて感染したと言っていた事
3:つぐみの回想でライプリヒの研究員が実験動物に噛まれないよう注意していた事
1から、感染者の血液を体内に取り込んだ場合に感染する可能性が高いと思われる。
そして2・3から皮膚、もしくは傷口、粘膜などに感染者の体液が触れる事によって感染するであろう事が伺える。
実際には違う種のキュレイウイルスが種を越えて感染することはないが、つぐみの回想当時の研究員達の言動から、少なくとも同じ種であれば2・3のようなカタチで感染する可能性がある事までは知っていたのではないかと思われる。もしかしたら当時はまだ研究が現在ほど進んでおらず、違う種であれば感染しないという事までは知られてはいなかったのかもしれない。
となるとキュレイウイルスの感染経路は一度可能性が低いとした接触感染という事になると思われるが、前述のLeMUでの共同生活を考えるに、皮膚が接触したくらいでは感染しない比較的感染力の弱いウイルスという事になるだろうか。
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